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横浜公園の「かわいいけど物憂げな」妖精のような像の正体は?

ココがキニナル!

横浜公園の中にある妖精のような象は何?気になります。(おにぎりさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

昭和62年、横浜水道100周年を記念に作られた像「水の精」。作者について、とある芸術家のお弟子さんに製作を依頼したとのことだがそこに問題が

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ライター:クドー・シュンサク

本当のところ、理由はわからないのであるが、像やオブジェ、横浜市内に多いのはわかるが、それにまつわる案件がよくまわってくる。

偉そうなおじさんの像や不気味な桃太郎、イカみたいと言われる彫刻から上半身裸のサックス持ったおじさんまで。前の担当の編集怪獣山岸が好んでまわしていたのかと思っていたら、もぐもぐメガネくんこと宮城も像ネタをまわしてきた。「なんで?」と聞いたら、もぐもぐメガネはメガネを直しながら「ねぇ?(笑顔)」と。

答えてよ。



横浜公園の妖精



関内駅からすぐ、晴天の横浜公園へ妖精探しに。
 


ハマスタ
 

公園全体図
 

CS(クライマックスシリーズ)行けそうかい

 
地図にある「水の広場」というところに妖精の像はあるとのこと。
 


ハマスタまわりを歩くと
 

ありました
 

水の広場

 
この広場にはいくつかの像というかオブジェのようなものがあった。その中心に、妖精の像、発見。
 


おーい
 

こんにちは

 
燻されたブロンズのような雰囲気の妖精像。どこか、というか表情と仕草に物憂げな風合いを感じる。それでいて、かわいい感じもする不思議な妖精。
 


かわいいけど物憂げ

 
広場の妖精のまわりには、4体の像がそれぞれ別の方向を向いて配されている。
 



 

獅子
 


 

イルカ

 
この4体の像はそれぞれ、馬→馬車道、獅子→市庁舎、龍→中華街、イルカ→港の方角を向いている。ここで、待ち合わせをしていた横浜市環境創造局公園緑地管理課の上村さん の方がやってきた。妖精の像について、諸々お伺いすることに。
 


上村さんに話を伺う

 
1887(明治20)年の10月に創設された横浜水道の100周年記念の年にあたる1987(昭和62)年、当時の公園整備の担当者が構想・デザインをし、横浜水道100周年の記念として水の広場を作った。

概要としては、この広場の地下には水道局の保有する地下給水タンクが埋まっており、このタンクをつくるタイミングで、水道局から記念になるものをつくりたいという話があり、広場が完成。
 


妖精の像の名前は?

 
像の名前は「水の精」。トチノキの下に妖精と水瓶を置いたのは、ここが水源だということを表し、妖精が水源を守っているということになっている。

そしてこの「水の精」の作者は、公園整備の担当者が岡本太郎の弟子という方に像のイメージだけを伝え、作ってもらったとのこと。作者である岡本太郎の弟子の名前は資料に残っておらず、不明らしい。
 


作者不明の不思議

 
馬、獅子、龍、イルカの像はセンサーで水が出るとのことを教えてくれた上村さんは公園を後にし、仕事へとお戻りに。
4体の像の水を検証して、「水の精」についても少し調べることに。
 


岡本太郎の弟子か・・・