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知られざるホストの世界を一挙公開! ライター・松宮が伊勢佐木町にあるホストクラブ「アニバーサリー」に突撃!

ココがキニナル!

ホストクラブって、ごく一部の人しか行けないっていうイメージがあるけど、いったいどんな所なの?横浜のホストクラブのキニナルを是非紹介して下さい。(アンさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

ホストクラブ「アニバーサリー」に突撃取材を敢行!予想に反し、幅広い年齢層の人が来ており、にぎやかに楽しむ飲み会のような接客スタイルだった!

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ライター:松宮 史佳

つい最近、取材帰りに関内でホストの方に声を掛けられたことがある松宮。“ホストクラブ”というと、テレビの影響からか「ホストにハマってしまい、身を滅ぼす多くの女性」が思い浮かぶ。そもそも超人見知りだし、「絶対に(ホストクラブへ)行くことはないだろう」と思っていたその時!!!

なんと! 「ホストクラブでいい男を見つけてきて(byギッシー=編集部・山岸)」という、無茶ぶりが! 「でも人見知りだし・・・」と言うと「いつも取材してるじゃん!」とギッシー。そこで「(ホントは超夜型だけど)夜遅いとツライし・・・」と反撃する松宮。すると、「朝も営業してるよ! 朝行って!」とスルドイひとこと。「くっ」と言葉が出ない。・・・負けた。


・・・横浜でホストクラブに行くというと、やはり関内駅の周辺!?
 

ホストといってもどこに行けばいいのか!? 悩んだ挙句、“横浜で長く営業しているところなら安心なのでは”との独自の見解に辿り着く。

・・・インターネットや聞き込みなどでひたすら調査していると・・・伊勢佐木町にある「アニバーサリー」というホストクラブのホームページがいい感じ!
  


ブログや料金システムなどがあり、しっかりとしたホームページ
 

ホームページによると料金は初回3000円。「何十万もするのでは?」と思っていたが、これなら大丈夫そう!
営業時間をチェックすると、午前7時半まで営業しているようだ。そこで、閉店1時間前の6時半に店へ行くことに!



ホストクラブ「アニバーサリー」に突撃!

・・・モーニングビュッフェを早朝から取材した、その翌日。「眠ったら寝坊しそう」と思ったので、結局2日連続で徹夜した松宮。いつも以上にボーっとしながらJR関内駅からイセザキ・モールを歩いていると、「飲みませんか?」とホストの方に声を掛けられる。「いえ、これから仕事なので・・・」と答える松宮。「まさか、これから仕事でホストクラブに行くとは思わないだろうなあ」と思わず笑ってしまう。

駅から徒歩10分ほどでホストクラブ「アニバーサリー」に到着!
 


「アニバーサリー」がある「日活会館」
 

「アニバーサリー」はこのM6階。会館の中にはほかにボウリング場やマンガ喫茶などのアミューズメント施設が入っている。

クラブやスナックなど、“夜の店はまとまって同じビルに入っている”という印象を持っていた。だが、「日活会館」には「アニバーサリー」以外は普通のアミューズメント施設が入っているのが意外!
 


「一体どんなところなんだろう?」ドキドキしながらM6階へ


すると、周囲には若い女性の歌声が鳴り響いている。どうやらカラオケで盛り上がっている様子。
 


ふと、ドアの前を見ると人気のキャストランキングが!


自分の売り上げが一目でわかるようになっているとは・・・シビアな世界なのだ。

・・・我に返り、勇気を出してドアを開けると、「いらっしゃいませ」とお兄さんが丁重にお出迎え。
 


「中は一体どうなってるの?」興味と不安が半々




ホストと初対面!

お兄さんに席へ案内され、着席。「お飲物は?」と聞かれたので、気分を上げるべく水割りを頼もうとする松宮。が、ここ数日徹夜orほぼ寝ていないため、胃腸が弱りアルコールを受け付けない体になっている! 悲しい気分で「ウーロン茶」を注文。

“シラフ”で“見知らぬ大勢の人々”と話さなくてはならないとは! 「ハードルが高すぎる」と思っていると・・・

「!!!!」

ホストのお兄さんが登場!
 


葉介さん(左)と蘭さん


長髪にキラキラアクセサリー・・・なんか、ビジュアル系バンドのボーカルみたい。

お二人ともあいさつ後、着席。「飲み物いただいていいですか?」と一言。「こういう場合、なんて答えるんだろう?」と思いながらも、「どうぞ」と松宮。お礼を言い、手際よくドリンクをセッティング。
 


ドリンク&お通しを素早くセットする


「こういう時って女性が水割りを作るのか?」しばし自問自答。が、わからないので葉介さんに質問すると、「いいんですよ、お客さんなんだから」「(水割り作ると)キャバクラじゃないんだから(笑)」と答えてくれる。「そっか!」と笑う松宮。
 


と、いうことでホストのお兄さんの華麗なる手さばきをじっと見つめる


・・・慣れないので落ち着かない。

とりあえず乾杯し、隣に座っている葉介さんに出身地を質問。葉介さんは「横浜出身」と答えてくれる。続いて「ホストになったきっかけ」を尋ねる。ここでハッとする松宮。

どう見ても“お客さん”ではなく、“インタビュー”! 「こんなところにもライターという職業病が出ているのか!?」と唖然。

が、どうしてよいかわからないし、取材なので「ま、いっか」と開き直ることに。

ちなみに葉介さんがホストになったきっかけは「先輩がホストクラブを作った時に誘われたから」なんだとか! 日々思うのだが、特に横浜は“先輩と後輩”など、“人と人とのつながり”が強い気がする。飲食店を取材すると、「先輩に誘われた」という人がかなり多いのだ。
 


もともとは「板前だった」という葉介さん


と、ここで「はい!」と何かを松宮に渡す蘭さん。ふと見ると・・・

「!!!!」

いつの間にか箸置きでリボンを作ってる!!!
 


なかなか心ニクイ“箸置きでリボン作り”の技


これは・・・酒席でさりげなーく技を披露したら話題騒然だろう。
 


続いてダックスフンド? も披露


こういうのって家で練習しているのだろうか!? 「あのーすいません、これは自宅で自主トレしてるんですか?」とマジメに質問。すると、「いやあ、別に」「ここ(店)だけですよ」と苦笑する蘭さん。

「へええー! すごいー」と感心していると・・・

新たなメンズが登場!
 


(左から)沁(しん)さん・純希(じゅんき)さん・広(ひろ)さん


なにかの拍子に松宮がむせていると、「あ! エボラ出血熱!?」と純希さん。すると広さんが「最近流行ってるからなー!」「ってそんなわけあるかっ!!!」とすかさずツッコむ。まさに“あうんの呼吸”&“怒涛のノリツッコミ”。
 


と、ここで「茨城出身」という正宗さんが登場!


「好きな食べ物、聞いてみて!」と純希さん。そこで「好きな食べ物は・・・?」と聞くと「納豆!」との答え。するとすかさず「フツー」「そのまんまだろ!」と皆口々にツッコむ。

ホストの方は全員のグラスが空になっていないか目を配りながらも、「常に会話に集中」。会話に参加、またはスルドイツッコミを入れつつ、場を盛り上げる。言葉に対する反射神経が鍛えられており、まるで芸人さんのよう。
 


・・・とにかく皆動きが激しいため、“常に誰かしらブレている”


ホストの方は大体10分ほどで入れ替わる。とにかくめまぐるしい。新たなホストの方が登場すると、「それまでいた方は去る」または「少し残った後、立ち去る」ようになっているのだ。
 


ホストのお兄さんのキャラクターは王子様系やワイルド系、お笑い系? までさまざま!


・・・あっという間に1時間が経過し、閉店時間に! ここで(どう見てもアヤしさ満載だが)取材だと告げる。あらためて取材を申し込み、知られざる“ホストの実態”に迫りまくる!