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子どもと遊んでくれる自然を愛するイクメン「鎌倉太郎」に密着!

ココがキニナル!

鎌倉市の「鎌倉太郎」。子供を預かり、外で遊ばせてくれて、外遊びを通じて有意義な時間を過ごす。体験した子どもたちはイキイキと良い表情!是非、密着してほしいです(pandaさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

鎌倉太郎は「有料で子どもを預かり育児を支援する」コンセプトで活動中。参加した子どもは釣りや岩登りで遊び、生き生きしていた

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ライター:藤井 涼子

子どもたちが「思い切り外遊び」とはすばらしい! 先日の取材でも「神奈川県の子どもたちの体力低下は、外遊びの機会が減ってしまったからではないか?」という話を聞いたばかり。

「鎌倉太郎」のホームページ(HP)を見てみると、かなり元気の良さそうな男性が子どもたちと海で遊んでいる写真が載っている。キニナル投稿にあるように、子どもたちは皆良い表情で写っていて、楽しそうだ。
 


とっても楽しそう!(鎌倉太郎HPより)

 
早速取材の依頼をすると快諾してくれ、「1日密着って感じですか? 岩場を登って、プライベートビーチに行ったりしますけど、濡れても大丈夫ですか?」とのこと。いや、濡れたくないし大丈夫じゃないけど・・・と心の中でつぶやいていると、さらに「カメラも濡れるかもしれませんけど、防水のカメラあります?」との質問。

防水カメラなど持っていないし、自前のカメラが壊れたら本当に困るので、ここは編集部のカメラを酷使することにし、編集部・松山氏にカメラマンを頼むことにした。



鎌倉太郎って一体どんな人?



取材当日は、JR鎌倉駅前で待ち合わせ。
「目立ちますので、すぐ分かると思いますよ」との事前情報通り、駅前でかなりの存在感を発揮していた「鎌倉太郎」さん。
 


元気いっぱいの“お父さん”という感じ

 
「鎌倉太郎」こと、山田肇(はじめ)さん(41歳)。鎌倉市在住で、現在は4人の子どもがいるお父さんだそう。
はじめに、現在の鎌倉太郎の活動内容について伺った。

現在は「子どもを預かって、育児をサポートする」というコンセプトのもと、個人で活動中。

1日子どもを預かって思いっ切り外で遊ぶ。そして、その間に親は育児から離れて、リフレッシュの時間にしてもらう、ということを目的にしている。

子どもたちが参加するイベントは、鎌倉の海遊びを中心に、川へ釣りに行ったり、山へ行ったり。1泊2日のキャンプ企画もあるそう。

夏休みには、栃木県まで川遊びに行くイベントを実施。
 


今年の8月に行われた川遊びイベントの様子(鎌倉太郎HPより)
 

きっかけは、自身の子育て体験から始まったそう。

共働きで4人の子どもを育てているという山田さん。夫婦で忙しい毎日だが、休みの日には奥さんに少しでも休んでもらうために、自分が子どもたちを連れて遊びに出かける必要性を感じていた。そのため週末には、よく子どもたちと公園へ遊びに行ったりしていたそう。

山田さんが、自分の子どもと一緒に遊んでいると、いつの間にか公園に遊びに来ていた子どもたちも仲間に入り、気付いたら大勢で遊んでいた、ということが多くあった。

まわりにいるお父さんたちからは「子どもと遊ぶのは仕事より大変」という声を聞いたり、遊んでいる子どもをベンチからただ見ているだけのお父さんを見かけたりしていた。
 


子どもたちは体力の限界まで遊ぶ!(鎌倉太郎HPより)

 
当時は「なぜあのお父さんは一緒に遊ばないのだろうか?」と疑問に思ったりしたそうだ。しかし、そのうちにお父さんたちにとって、子どもと遊ぶということに「向き不向きがあるんだな」と感じ、「自分は得意分野なんだ」と気づいた。

そして、3~4年ほど前から自分の仕事が休みの日に「子どもたちと遊ぶ」という活動が始まる。

はじめは、「子どもたちと外で遊び、親御さんにはリフレッシュの時間を」というつもりだったそうだが、徐々に、「あまり外遊びの仕方を知らないお父さんやお母さんに遊び方を発信したい」と思い始めたそう。

「最近は、子育てを手伝うお父さんを『イクメン』と言ったりするけど、おむつを替えたり、ミルクをあげたりといった『育児』をお母さんと一緒にやることは当たり前のこと。育児の中でも、子どもを外に連れ出して、思いっきり遊ばせるのがお父さんも積極的にできる育児なんじゃないかな」と山田さんは話す。

鎌倉太郎の海での遊び方、川での遊び方、いろいろなやり方を大人にも見てもらい、知ってもらう。そして「遊ぶ時は遊ぶ、ガツンと怒るときは怒る」という様子も参考にしてもらえたら、とのことだった。
 


「近くの大自然で遊ぼうぜー!」(鎌倉太郎HPより)

 
「鎌倉太郎」の名前の由来は、「鎌倉のわんぱくな子ども」のイメージで活動名にしているそう。
鎌倉太郎は、実際にどんな遊びを行っているのか? イベント当日を取材させていただくことになった。