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早期ヘッドライト点灯「おもいやりライト運動」で交通事故を減らせ! 参加者200人が会議で意見交換!

ココがキニナル!

早期点灯で薄暮時の交通事故を防ぐ「おもいやりライト運動」を広めるための「夕方安全創造会議」って何が行われているの?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

名曲の替え歌や横浜ベイブリッジ全体を使った社会運動を提案。約200人の参加者がそれぞれのアイデアを発表した

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ライター:はまれぽ編集部

専門家が解説



自動車のヘッドライトを早期点灯し、最も多いという薄暮時の交通事故を1件でも減らそうという「おもいやりライト運動」を呼び掛ける事務局(横浜市中区)が主催し、どうしたら交通事故を減らせるかを専門家や参加者の目から検討する「夕方安全創造会議」が9月19日(金)、日産グローバル本社で開かれた。
 


会議が開かれた日産グローバル本社

 
会議は初開催の2013(平成25)年11月に次いで2度目で、昨年の170人を上回る約200人が出席した。
 


多くの人が集まった夕方安全創造会議

 
会議では、事務局の「ヘッドライト早期点灯研究所」が警察庁や公益財団法人交通事故総合分析センターのデータから「交通事故が最も多い時間は日が暮れはじめる午後4時から午後6時の間で、晴れた日に比べて曇りの日の方が5倍も事故が多い」と、視認性の違いによる事故発生割合の違いを説明。

説明を受け、同センター調査部つくば交通事故調査事務所の沼尻到(ぬまじり・いたる)所長がこれを補足。
 


詳細を説明する沼尻所長

 
2012(平成24)年の統計で、横断歩道を渡っているときに車にはねられて死亡した1064人のうち、午後5時から6時の時間帯が全体の4分の1近い235人が犠牲になっているという統計を示した。
 


下校時間も重なるためか、夕方の方が事故は多くなる

 
また、北里大学医療衛生学部の川守田拓志(かわもりた・たくし)視覚機能療法学専攻講師が「薄暮時は通常の視力だけでなく、動体視力、色覚、立体的な視覚すべての機能が低下する」と専門家の視点から指摘した。
 


 

昼と夕方では見え方が全く違う
 

明るいところと暗いところでは視力も極端に下がる

 
さらに、道路工事などの路上作業者と車の事故ゼロを目指す一般社団法人・日本高視認性安全服研究所の服部勝治所長が、自然界に存在しない色を使った生地に反射材を巻きつけることで夜でも風景に溶け込まず、ドライバー側から夜間の視認性も増すという「高視認性安全服」を娘と孫に着用させて登場した。
 


大人から子供までサイズも豊富