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新横浜ラーメン博物館に、お父さんたちを熱狂させる「歌姫」が現れるって本当!?

ココがキニナル!

新横浜ラーメン博物館に訪れた人に昭和歌謡を届ける歌姫がいるって本当?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

ラーメン博物館のレトロな雰囲気にぴったりの昭和歌謡歌手「かとうれい子さん」は毎月1回館内でショーを開催し、訪れたファンを楽しませている

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ライター:コハル

1993(平成5)年の開館以来、横浜を代表するテーマパークとして根強い人気を誇る「新横浜ラーメン博物館」だが、最近はラーメン博物館の歌姫が登場して密かな話題になっているらしい。
 


ここに歌姫が現れるらしい

 
ラーメン博物館の歌姫ということは・・・ラーメンの歌を歌うのだろうか? ラーメン風の衣装を身に着けて登場するとか?

キニナル真相を突きとめるべく、以前、はまれぽにご協力いただいた新横浜ラーメン博物館サービス課の瀧上さんに早速問い合わせてみる。

「そういうことでしたら、ちょうど10月25日(土)に歌姫のイベントを開催しますのでぜひ見にいらしてください」と、取材を快諾していただいた。

ということで、ラーメン博物館限定の歌姫が登場するというイベントを取材することに!



休日でにぎわうラーメン博物館に到着



 


ラーメン博物館に到着! この日は行列ができていました

 
イベントは午後2時からスタートということで、1時間ほど早い午後1時に現地に到着した中原と編集部・松山氏。イベントが開催されるというフロアに足を運ぶと・・・

イベント開始までだいぶ時間があるというのに、すでに観客がスタンバイしているではないか。複数のラーメン屋さんがひしめくフロアに、20~30脚ほど設置されていた椅子がほとんど埋まっている。
 


ショーのためにライトアップされているフロア
 

本格的なスピーカーも用意されています

 
ラーメン博物館は20代のカップルや30~40代のファミリー層が多いのに対し、ここにいる観客たちは年齢層が高い。しかも、手作りのうちわまで持参しているではないか。

「ラーメン博物館に来たついでに歌姫を見に来た」のではなく、「歌姫を目的にやって来た」ことは明らかだ。

それでは歌姫のショーが始まるまでの間に、観客の方々にお話を聞いてみよう。

まずはこの日は羽田からやって来たという男性。
「歌姫の長年のファンです。野暮用があるときは来ないけど、野暮用がないときは必ず来るよ!」
つまりこのショーよりも野暮用の方が大切とのことだが、手作りのうちわからは並々ならぬ愛情を感じる。
 


元気にコメントしてくださいました

 
次は気合いの入った手作りうちわを持つ女性。
「彼女は若いのに頑張っているから好きなの。歌手として“伸びしろ”がある子だと思う」
伸びしろまでチェックしているとは、なかなか鋭い。

そんなこんなで時刻はショーの始まる時間に。

ステージ上に颯爽と蝶ネクタイの男性が登場。彼は味野三平(あじの・さんぺい)さんといって、このショーの司会を務めているそうだ。軽快なオープニングMCで会場を盛り上げる三平さんに、「さんぺいさーん!」と観客から声援があがる。
 


結構人気者の司会者・味野三平さん

 
「観客数は70名くらいですね」と、野鳥研究会ばりのカウント力を発揮する松山氏。



いよいよ、歌姫が登場!



そして、司会者からよりいっそう大きな声が上がる。
「それでは登場いただきましょう! 我らが歌姫、かとうれい子さんです!」
 


待ってました! 歌姫がついに登場!

 
現れたのは、可愛らしい洋服に身を包んだ女性。懐かしく心地よい昭和歌謡曲を歌いながら登場。澄んだ歌声と懐かしいメロディに、近くのラーメン店に並んでいたお客さんたちも目を向ける。

かとうさん登場と同時に、お父さんたちの撮影ラッシュが始まる。カメラを向ける姿は真剣で、「れいこー!」という声があちこちから湧き上がる。その熱気に、しばし圧倒される中原。
 


かとうさんの登場に会場はフィーバー!

 
熱い声援と温かな手拍子を受けながら1曲目を歌い上げると、司会者と軽快なMCを始めるかとうさん。季節の話や、かとうさんの近日の活動報告などを交え、お客さんを楽しませている。
 


MCで会場もほのぼのとした雰囲気に

 
MCが終わると2曲目の『白い色は恋人の色』を披露。中原の世代はリアルタイムで聞いてはいないにしても、CMなどで必ず聞いたことのある曲だ。
 


昭和の名曲を熱唱するかとうさん

 
続いてオリジナル曲『花いかだ』、由紀さおりさんの名曲『恋文』のカバー、手話を交えた『絵はがき』など、素敵な曲を次々に披露していく。うっとり聞き惚れる人、熱狂的に「れいこコール」をあげる人、手拍子をしながら楽しそうに口ずさむ人もいる。
 


立ち見が出るほど会場には大勢のファンが

 
ショーの間には観客が一緒に楽しめるクイズタイムも。

ちなみにこの日出題されたクイズは
「蟻が毛むくじゃらの虫を食べるとき、邪魔な毛をとるためにどんな手段を用いるでしょう?」
1:蟻酸(ぎさん)で溶かす
2:手でむしる
 


キニナルクイズの答えは・・・?

 
回答は「2」だそう。なんだかずいぶんとマニアックなクイズなのがキニナルが、観客は盛り上がっている。

そんなこんなでイベントは終盤に。ラスト曲『東京ラプソディ』、アンコール曲『純情』で締めくくられた。
 


最後までとても楽しそうに歌いきるかとうさん

 
終了後はファンの方との握手会。一人ひとりのファンに対して、丁寧に笑顔で対応するかとうさんからは、ファンを大切にする気持ちが伝わってくる。前回のイベントでファンと一緒に撮影した写真を配るというサービスもあった。
 


一人ひとりとしっかり握手!
 

もらった写真を食い入るように見つめるお父さんたち

 
ショーが終わった後に、再び観客の方に話を聞いてみる。

千葉県木更津市から来ているという男性は「自分たちの大好きな懐かしい曲を、こんな若い世代の子が歌ってくれるのは本当に嬉しいです。毎月楽しみにしているんです」と満足そうにコメントしてくれた。