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横浜市が中学校に「配達弁当」導入へ! 「家庭弁当」「当日販売」の業者弁当と併せ三段構えの昼食!

ココがキニナル!

【横浜市立中は給食導入せず事前予約で弁当配達】400~500円らしいが、高くないか?調理・配達する民間業者はどんなところ?事前予約制は当日の朝とか?(とうさんさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

値段も業者も配達方法も未定だが、横浜市教育委員会は「早期導入を目指す」方針。「事前」は、週や月単位での予約を想定も、未定

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ライター:はまれぽ編集部

基本は家庭弁当



横浜市教育委員会(以下、市教委)は市内145校の市立中学校に民間業者が調理・配達する事前予約制の「配達弁当」の実施を明らかにした。11月10日(月)の横浜市会常任委員会で岡田優子教育長が答弁した。

料金や調理業者、配送方法、導入時期については、すべて「未定」としながらも、「できるだけ早期の実現を目指す」とした。
 


「配達弁当」導入の考えを示した市教委

 
市教育委員会事務局指導部健康教育課の梶原豊担当課長によると、「配達弁当(仮称)」は民間業者の調理施設で調理し、市内各中学校に配送する。この際、市が税金を使って新たな施設を作ることはせず、民間に任せることを想定している。
 


民間業者が調理する(フリー画像より)

 
横浜市は横浜の市立中学校では調理施設を新たに整備する財政負担などを理由に、「家庭弁当が基本」としている。
現在各学校が行っている業者による販売弁当も継続し、弁当・業者による販売弁当、「配達弁当」の三段構えで対応するとした。

弁当は市が栄養バランスを考慮する。カロリーについては、中学生の昼食に必要とされる1食800~850kcal程度にする。ご飯と4品以上のおかずが入ったものを2パターン準備し、弁当とは別に、汁物と牛乳も注文できるようにする。
汁物と牛乳は家庭弁当や業者販売弁当を利用する生徒も購入が可能。

市教委によると、1食当たりの価格や調理する業者については「現段階では未定」。業者弁当は、ばらつきはあるものの400円程度だが、生徒・保護者を対象にしたアンケートをもとに、全生徒の2割程度が「配達弁当」を注文することを想定している。
 


ちなみに崎陽軒のシウマイ弁当は800円で732kcal(同社ホームページより)

 
注文の受け付けは1週間や1ヶ月などまとまった単位での申し込みとし、事前に代金を支払う。代金の支払い後、指定した日に指定した数の弁当が各学校に配送される。

給食は学校給食法によって「調理から2時間以内に食べられるように」という規定があるが、弁当は該当しない。しかし、市教委は「規定を全く無視するわけにはいかない。今後の各業者に対するヒアリングによるが、調理・配送する業者もそれ(調理後2時間で食べられる)ができるところであればありがたい」としている。
 


温かいまま弁当を配送する(フリー素材より。写真はイメージ)

 
この仕組みについて、中学生の子どもを持つ40代の女性は「金額や(おかずなど弁当の)中身を見てから利用するかどうか考えたい」と話していた。

一方、別の女性は「事前に旅行や出張などの予定が決まっているならいいが、1週間や1ヶ月など先のことは分からないし、利用しにくいかも」と、運用面について厳しい意見だった。



取材を終えて



中学校の完全給食を望む声は根強いが、市が「基本は家庭弁当」という方針を示した以上、実現は厳しいだろう。
「弁当派」「給食派」の意見について保護者の声もまちまちだったことから、関心が高い中学校給食の話題については、今後もレポートしていく。


―終わり―
 

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  • 市内の中学校でしたので勿論お弁当。か、学校から少し離れた売店へ買いに行ってました。大学へ行ってから驚きました。県外の中学校は給食だったので少し羨ましかったのを覚えて居ます。確かに給食だと親は助かるかもしれません。母になった今、日々のお弁当作りはなんだかんだいっても中学校の頃に作ってもらっていた母(キャリアウーマンでした)のお弁当の影響が大きいですね。お弁当もなかなか良いものですよ。忘れませんもの。味も彩りも。

  • 私は横浜市内を走るバス会社に勤務しています。子供は横浜市内の公立学校です。横浜市の財政難の要因の一つに「横浜市敬老乗車証」があります。これは市内在住の70歳以上の老人が約3600円で「1年間」市営地下鉄とバスを乗り放題になるものです。この財政が年間100億円も使用されています。同じようないわゆる「敬老パス」は他の行政にもありますが東京都で最低1万円、川崎市でも12000円となり横浜市は突出して突出低価格です。数十年前なら問題ないが今は4人に1人以上が高齢者。かなりの予算圧迫です。これに対して横浜市は年代別にアンケートとりましたが、70歳以上の年代以外の方はすべて廃止しろとの結果。敬老パスを川崎市と横浜市をなぜか2枚持っていて両方見せてくる常識外れなお年寄りもいます。これなら給食センターつくれます。

  • 食の安全が個人裁量にかかっている昨今の事情を考えると、給食実施に至らないのは、個人的には歓迎です。加工品をなるべく使いたくない、なるべく食べさせたくない家庭、食物アレルギーの持ち主には、給食よりも家庭弁当の方が安心できます。温かいものは、汁物が入るジャーで対応かなぁ。一週間単位くらいで、一ヶ月前をめどに、ネットで注文できるのが理想かな。

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