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【はまれぽ4周年特別企画】4周年で気持ちもアゲアゲ! 編集部イチのヘタレ・松山がさらなる高みに向けてLet’sフライ!

ココがキニナル!

「さらなる飛躍」をテーマに掲げて展開している、はまれぽ4周年企画。飛躍→飛ぶ→フライ→揚げ物から連想し4kgの揚げ物完食なるか

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ライター:秋山 千花

「はまれぽ」4周年記念企画第2弾、赤い彗星ならぬ赤い変態(編集部・宮城氏)の衝撃からだろうか。筆者の担当編集者・松山氏が何やら突然おかしなことを言い出した。

曰く、「僕、4kg揚げ物に挑戦しようと思うんです!」
 


「赤い変態」の影響か・・・

 
かわいそうに、思考回路が完全にやられてしまったに違いない。

聞けば、「さらなる飛躍」をテーマに、飛躍→飛ぶ→フライ→揚げ物、さらに4周年だから4kgの揚げ物とわけのわからない連想ゲームを繰り広げたらしい。

「キニナラナイ」・・・
まったく「キニナラナイ」編集部・松山氏の4kg揚げ物チャレンジ。

誰が頼んだわけでもなく、誰も「キニナル」してないにもかかわらず、ただひたすら暴走する松山氏。まったくもって意味不明かつ無謀な試みを企て「松山、行きまーす!」と声も高らかに宣言する面倒くさい男・松山氏。

そして、今回それをレポートするのが「キニナル」調査員である筆者のお仕事。
なぜだ・・・!?



延々と続く茶色



なんだかよくわからないままに呼び出されたのは・・・
 


「はまれぽ」でもおなじみの「横浜橋商店街」

 
「午後4時集合でお願いします!」と、自分から時間を指定しておいて「いや~、会議が長引いちゃって・・・」と汗一滴流さず「超ダッシュしてきた!」らしい松山氏が現れたのは午後4時15分。

「いや〜、馬鹿な企画ですよねぇ。無理でしょう、4kg」と食べる前から、かまってオーラを振りまく面倒くさい男を無視して商店街のアーケードをくぐったのが午後4時18分。
 


ん? 予想以上のにぎわい。なんだ、なんだ?

 
ここ横浜橋商店街は、青果店や精肉店、総菜店、漬け物店などが並ぶ活気溢れる庶民的な商店街。とはいえ、このにぎわいはなかなかすごい!
 


そのわけは、これ「酉の市」

 
「酉の市」とは、ものすごく簡単にまとめると「例年11月の酉の日に行われる商売繁盛を願う祭り」のこと。関東三大酉の市を始め、「酉の市」で有名な神社はいくつかあるが、横浜橋商店街にほどちかい「金比羅大鷲(こんぴらおおとり)神社」も横浜では有名な「酉の市」のメッカだとか。

松山氏が決戦の日に選んだ11月10日は、偶然なのか、狙い通りなのかはわからないがちょうど本年度の「一の酉」ということもあり、それはもう大変な人・人・人。
 


商店街周辺の通りには、屋台がずらっとひしめいている

 
ああ、なんて楽しそうな酉の市。これはもう、松山氏にちゃっちゃと4kgの揚げ物を片付けてもらって酉の市を楽しむしかない。

では、さっそく魅せてもらおうじゃないの、松山君。
 


午後4時22分 栃木屋総菜店へ

 
まずは、4周年の記念企画ということでもあるので、せっかくなので以前にも「商店街探訪」で「はまれぽ」がお世話になった創業85年の老舗総菜店「栃木屋総菜店」さんを訪問。
 


美味しそうな揚げ物は、どれもとってもリーズナブル

 
「重さからいったら絶対肉だよ、肉! トンカツ10枚いっときなよ」と筆者が親切にアドバイスしているにもかかわらず、松山氏の口から出たのは「とりあえず上の段を1個ずつ」という超弱気な発言。
 


おいおい、どんだけスローペースでいく気だよ・・・

 
「いや、どのくらいの重さになるのか、まずは試してみないと・・・」としどろもどろの松山氏。なんだかんだと言い訳しながら最初に購入したのは、串カツ(100円)、海老フライ(150円)、ローストンカツ(350円)、アジフライ(100円)、イカフライ(100円)、一口トンカツ(120円)、コロッケ(60円)、メンチ(100円)、ハムフライ(60円)の全部で9品。
 


キニナルその重さは・・・?
 

680グラム? かな?

 
なぜ、こんな分かりにくいはかりを持参したのだろうか? ツメの甘さがいかにも松山氏といった感じだが、とりあえず9品買って680グラム。いやいや、なかなか4kgまでの道は長そうな予感・・・
 


午後4時31分 大好物の海老フライちゃんから挑戦スタート

 
一口食べてさっそく出た一言は「秋山さん、何食べます?」
いや、食べるのはあなただから・・・
 


続きまして串カツ入ります
 

これはぁ・・・イカフライでしょうか?
 

これは・・・何ですか?

 
そう、ここで筆者はあるひとつの事実に気がついた。
意外にも軽快なスピードで次々に揚げ物を食す松山氏だが、その絵面ときたら・・・
 


どれも一緒。変わりばえのしない「茶色い食べものを食べる人」

 
編集者として、この企画構成はいかがなものなのだろうかと思わなくもないが、当の本人は、「一口カツからトンカツへのカツtoカツですよ」と得意顔でラスト1枚のトンカツへと食らいつく。

と、その時だ・・・
 


ゲフっ・・・

 
午後4時42分。ここまで止まることなく食べ続けていた松山氏の身体が一瞬硬直したのを筆者は見逃さなかった。何か緊張の糸的なものがぶつりといってしまったのだろう。そこからは、もういつもの「へたれ松山」
 


「いや、無理ですよ」「いや、いやいや・・・」

 
「あっ、ヤバい・・・」「いや、ダメでしょ・・・」・・・。

ひたすら「無理」と「いや」と「ダメ」を繰り返すへたれ松山。お酢をかけ、カラシを付け、「攻略法を見つけた」と笑い出したと思えば、また「いや・・・」を繰り返す。トンカツ1枚を完食するまでに要した時間はおよそ10分。

そのめまぐるしい表情の変化の中に、筆者は人生の縮図のようなものを見てとったほどである。
 


午後4時51分 とりあえずなんとか完食!

 
「限界です!」と、やりきった表情の松山氏だが、目指すは4kgの揚げ物。そして、松山氏が食べきったのは680グラムの揚げ物。

よ~しっ、まだまだ行きますよ!