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みんなのキニナル

    ヒアリのその後はどうなったのか?日本の寒さにはヒアリは耐えられないから大丈夫という説は当てはまらず、空調の室外機など温かいところで寒さをしのぐ可能性があるらしいです。

    ナチュラルマンさん

    上大岡の京急百貨店4階テラスには、なにやらどこかの地図のようなオブジェがあります。港南区や南区とも違うようですが何処の地図?

    westband2さん

    川崎区のディープな所に焦点を当てている「ルポ 川崎」が5刷になるほど売れているようです。川崎駅周辺はラゾーナの開業以来、先週末の北口改札やアトレ川崎のリニューアルに至るまで、かなりの開発で華やかになり...

    ハムエッグさん

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横浜のココがキニナル!

チョイモビのサービスは現在1台だけ青いチョイモビが稼働し、レアなため見つけたり乗れたりしたらラッキーということで「ラッキーモビちゃん」と呼ばれているよう。狙って利用する術は?(ノダヒロさんのキニナル)

はまれぽ調査結果

「ラッキーモビちゃん」の予約は、車体のナンバーから可能。ただし、実験の目的であるカーシェアリングという文化を、いま一度考えてみよう

ライター:河野 哲弥 (2014年11月30日)

1周年を迎えたチョイモビ ヨコハマ

チョイモビとは、2013(平成25)年の10月から横浜市と日産が中心となって開始した、超小型電気自動車によるカーシェアリング実験のこと。

同社発表によれば、当初1年間の予定であった実証実験期間を改めて「第1期」と位置づけ、この11月から来年9月末まで「第2期」とする約11ヶ月のサービス延長が決定されたようである。
 


横浜市内のあちこちで見かけるようになったチョイモビ


さて、投稿の件について「チョイモビ ヨコハマ運営事務局」に問い合わせてみたところ、「日産の担当者をご紹介しますよ」とのうれしい回答。
1周年を迎えた今、これまでの振り返りや今後の展開なども伺ってみたいところ。秋特有の穏やかな日差しが照らすなか、日産本社を訪れてみた。



チョイモビの誕生秘話に迫る

「車以外のものを『創る』という意味では、日産として初めての試みだったんですよ」

そう話すのは、同社経営戦略本部プロジェクト企画部の押野直美(おしの・なおみ)さん。
チョイモビには、カーシェアリングをはじめとして、公道を走らせることに対する行政の理解、「みんなで一緒に利用する」というシェアシステムを受け入れてくれる地域活動など、今までにない要素が含まれる。まさに、「ゼロから創る」必要があったのだろう。
 


「ラッキーモビちゃん」と並ぶ押野さん
 

この画像を見ている段階で、すでにラッキー!?


それにしても、チョイモビそのもののきっかけは、どこにあったのか。
押野さんによれば、日本ではこの超小型モビリティに対する法的なカテゴリーが整っていないものの、パリやローマ、ベルリンなどのヨーロッパの大都市ではすでに販売され、公道を走っているという。

その背景にあるのは、「ヨーロッパ都市部の駐車場問題」と「地球に優しい乗り物への理解」。超小型モビリティなら、通常の駐車スペースに複数台を止める「スペースの有効活用」もできるし、地球温暖化の解消にも役立つ。そして、そうした息吹が、市民レベルで根付いていることに驚かされる。
一方の日本国内では、導入のための法整備が、これから本格化する予定。
 


日産の新たなチャレンジが始まった


そこで同社は2010(平成22)年、ルノーの既存製品をベースにした日産ニューモビリティコンセプトを、元町と横浜赤レンガ倉庫の2ヶ所で試験的に走らせた。そのねらいは、国とともに法整備を進めていく上での実績づくりと、国内の各自治体へ向けた導入のアピールにあった。

こうした動きに対し国交省は、2013(平成25)年より、「超小型モビリティの公道走行を可能とする認定制度」を創設。地方自治体や観光業などの事業者が主体となり、今まで国内18ヶ所で、日産ニューモビリティコンセプトが走り出したのだ。
 


一例として、神戸市の「六甲山ウリボーライド」(画像提供・六甲産業株式会社)


また、横浜市は2013(平成25)年、二酸化炭素の排出を抑える「低炭素交通プロモーション」を推進すべく、参加企業を募集。日産は、「電気自動車のカーシェアリング」を掲げて、この事業の共同主催者となった。これが、昨年から行われてきた実証実験というわけ。

したがってチョイモビは現在、この目的のためだけに利用することが可能。つまり、横浜市内に限定されるということだ。

こう書くと、いかにも淡々と事が進んでいるように思えるが、その裏には「国の仕組みを変えていく」並々ならぬ苦労があったに違いない。

「人の命に関わることですから、法整備にはどうしても時間がかかります」と、押野さんは今までの経緯を振り返る。では、具体的にどのような点が難しかったのか、引き続き話を伺うことにしよう。



車に乗ったら、同じ場所に戻るのが当たり前!?

チョイモビの運用台数は、第2期となる2014(平成26)年11月からは約50台。これに対し市内約60ヶ所(約110台分)の乗降スペース(ステーション)が利用できる。乗った場所と違ったスペースに返却できる「ワンウェイ方式」が、大きな特徴となっている。
 


四角で囲まれた部分が乗降スペース


しかし、この「ワンウェイ方式」そのものが、法整備の難しさを象徴するネックになったという。
「自動車の所有には車庫証明書が必要なように、『1台に1つの駐車場所』というのが既存の考え方でした。レンタカーのなかには『乗り捨て自由』というサービスもありますが、あれはレンタカー会社の方が戻しているから成り立っているのです」と、押野さん。

しかし、国側にも「何とかしたい」という想いがあったのだろう。同社の働きかけに応じるかのように、ついにこの夏、レンタカー業務の規制緩和が行われた。これにより、実験という枠組みによらず、「ワンウェイ方式」を提供することが可能になったのである。
 


当たり前と感じるサービスの裏には、知られざる苦労がある


「ほかにも、ドアに鍵がないとか窓やバックミラーがないとか、今までにはなかった壁を1つ1つ乗り越えていく必要がありました」とのこと。規制の中に収まる「製品」を造り続けてきた同社にとって、まさに逆を行くチャレンジが、このチョイモビだったわけだ。

では、利用者の反応はどうだったのか。
厳しい意見としては、「何で窓がないんだ、こんなの車とはいえない」など。逆にうれしかったのは、「チョイモビのために免許を取った」という声。これには、自動車メーカーの社員として感無量を覚えたという。ほか、「横浜は坂道が多いのでスポット巡りが大変。チョイモビがあれば、いつもよりプラス1ヶ所が可能」など、好意的な反応が大半を占めた。
 


日産には、次々と「現場からの声」が届いてきた


また、約60ヶ所もの乗降スペース(ステーション)の導入には、協力企業、団体の存在も欠かせない。
押野さんは、「1年間で会員数1万人」という目標がクリアできた理由について、以下の3点が大きいという。

・横浜市をはじめとした行政が積極的だったこと
・市内の各企業が関心と理解を示したこと
・屋外の駐車にもかかわらず、市民によるイタズラもなく、好意的に受け止めてくれたこと

まさに、産官民が三位一体になった成果といえるだろう。
 


市民も一役参加、横浜が誇らしく感じられる話だ


「まだヨチヨチ歩きのサービスですが、ここまでのご理解と成果をムダにはできないという思いから、1年延長することにしました。地元横浜の方なら『絶対この良さがわかってもらえる』と信じています」と、押野さんは続ける。
 
 
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