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横浜でしか食べられない!? 美味しい「鍋料理」が食べられるお店を教えて!

ココがキニナル!

お鍋の美味しい時季になりましたね。横浜で美味しいお鍋や変わったお鍋を食べられるお店の取材をおねがいします。(ほっけさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

味良し、そして横浜でここでしか味わえない鍋。野毛「友楽」の焼鍋(横浜鍋)と、山下町「おさ亭」オリジナルの鴨鍋「鴨鉄」を紹介。

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ライター:クドー・シュンサク

お鍋の美味しい季節です。昨今、数多の鍋が考案され流行していろいろありますが、横浜でここでしか味わえない希有な味、そんな鍋をご紹介します。
まずは野毛の「横浜鍋」と、うたう鍋から。



豚を焼いてしゃぶしゃぶして何度も美味しい「友楽」の焼鍋



野毛小路の小脇、秋のグルメで訪れた大黒屋の近くにある「友楽」さんへ。
 


お腹すいてます

 
おじゃまします。下調べによると、焼肉と鍋が合わさったような鍋。そのうえ、しゃぶしゃぶもできてしまうという複合技な鍋ということ。打ってよし、組んでよし、寝てよし、な総合格闘家のようです。
 


店内は個室もあり

 
開店は1999年(平成11)年。3年前にオーナーが変わり店内も改装。名物の焼鍋「横浜鍋」は創業から続く友楽の看板メニュー。特注の鍋は大阪のとある業者から仕入れているそうで、日本全国でも5店舗にしか卸していないそう。仕入れ先の方が言うには横浜ではここだけ、ということもあり「横浜鍋」とネーミング。

上質な豚肉を美味しく味わっていただくよう、さまざまな手法と調理を施す店、友楽。
 


さて、これはなんでしょう

 
オーナーにお店を任されている斉藤さんというスタッフの男性に焼鍋の説明をしていただく。

特注の鍋を使い、その中央の部分で肉を焼く。その中央を囲むようにまわりは大きな溝になっていて、そこにスープを注ぎたくさんの野菜をはじめとした具材を煮ていただく鍋とのこと。その、スープの入った鍋部分で肉をしゃぶしゃぶして食べたりもできるという。注文は2人前から。
 


さきほどのこれ、正解はイベリコベジョータのカルパッチョ

 
価格は1500円。イベリコ豚の高級位ベジョータの肩ロースを生で、カルパッチョでいただく。味付けは塩コショウとオリーブオイル。お好みでレモンとワサビをつけてみたり。斉藤さんいわくこのカルパッチョもここでしか味わえない一品だとか。
 


時が止まるような美味さと甘さ。贅沢な味わいです
 

焼鍋のセッティングが始まりました
 

鍋部分にスープが注がれて、いよいよです

 
斉藤さん、マッチョでナイスガイで気配りのあるいい男です。そんなふうに感心していると焼鍋の主役が登場。
 


でました

 
焼鍋はイベリコ豚で一人前2880円という価格(写真はイベリコ豚2人前)。国産黒豚は一人前2380円。それでは焼鍋、はじめましょう。
 


こういうかんじです
 

まずは焼きからいただきます

 
ゴマ油のきいた友楽特製ダレは、甘みとコクの強い濃厚味。やわらかく、脂の甘いイベリコ豚に濃い味のタレでガツンと美味いイベリコ豚焼肉。焼くことによってイベリコ豚の旨み脂が鍋に落ちてスープにコクが増していくという仕組み。
 


肉の旨みがとけこんだスープで煮た野菜をいただく

 
スープは「とんこつ」と「ピリ辛薬膳」の2種から選ぶ。今回いただくのはピリ辛薬膳のスープで、ほんのりと薬膳が香るピリ辛は体があたたまる。野菜がコクのあるスープを吸って美味い、美味い。葛きりはいいコシをしてコクのあるスープと相性良し。美味い美味い、これはとまらない。
 


焼きのあとは鍋でしゃぶしゃぶ
 

しっかり火を通した方が美味しいとのこと

 
焼きと違い肉の旨みと食べごたえがグッと広がるしゃぶしゃぶ。煮立ってコクの増したスープをまとった豚さん。これはいくらでもはいりそう。
食べ方はいろいろ、好きなように試しながらいただくのも焼鍋の醍醐味だという。

とても美味でした。ごちそうさまでした。

続いては、山下町で出会った会心の一鍋です。