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黄金町から世界を目指す! ニッチなスポーツ「おはじきサッカー」が黄金町で行われているって本当?

ココがキニナル!

横浜に日本おはじきサッカー協会というものがあるそうです。日本では横浜が発祥みたいなのですが、おはじきサッカーとはどのようなものなのか是非調査していただきたいです。キニナル! (tokuさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

選手フィギュアが乗ったおはじきを指ではじいて楽しむスポーツ、おはじきサッカー。70年前にイギリスで生まれた老若男女、誰でも楽しめるスポーツだった。

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ライター:クドー・シュンサク

「キニナリませんかぁ~、おはじきサッカーって・・・クドーさぁん、道重さゆみちゃん卒業してどうなりますかねぇ・・・はぁ~っ・・・・・・おはじきでねぇ、サッカー・・・」。
どっちの話がしたいんだい、メガネくん(編集部・宮城)。

耳にしたことはないサッカー、おはじきサッカー。
いかなるものでしょうか。



ワールドカップ!? もあるぞ、おはじきサッカー



道重さゆみが卒業して、いまいち元気がないメガネくんが言うには「なんか、けっこう面白そうなスポーツぽいですよ~」らしい。素朴に「どのへんが?」と聞いたらメガネくんは「・・・うふふっ」。
 


上目づかいで笑うってなに

 
京浜急行線の黄金町駅と日ノ出町駅の間くらいに位置する日本おはじきサッカー協会。どちらの駅からも歩いて6~7分で到着。その待ち合わせ場所の前で、協会の代表である鴻井(こうい)さんが待っていてくれた。
 


よろしくお願いします

 
笑顔で、そして明るいムードで、そして快く迎え入れてくれる鴻井さん。そしておはじきサッカーの話がいきなりもう始まる。寒空の下、立ち話。独特なユーモアがある鴻井さんのお話。しばらく聞く。鴻井さんが「中で話しましょうかね」と言う。それがいいと思います。
 


鴻井さんオフサイド
 

おじゃまします

 
まず、いったいどんなスポーツなのか。そこから尋ねてみる。
卓上スポーツ・テーブルゲームのおはじきサッカー。起源は1929(昭和4)年、サッカー母国イングランドで生まれたスポーツで、世界的にはヨーロッパを中心に割と普及している有名なスポーツだという。
小さな選手フィギュアがのったおはじき11体を指ではじき、サッカーの要領で点数を競う。時間は前後半それぞれ15分の計30分で試合が行われる。
 


もう少し伺う

 
おはじきサッカー、発明された当時は「NEW FOOTY(ニューフッティ)」と名付けられていた。しかしヨーロッパを中心に「SUBBETEO(サブティオ)」の愛称で親しまれるように。現在は「SUBBETEO(サブティオ)」の名で認知されているようだが、日本では日本人により親しみやすい「おはじきサッカー」の名前でこのスポーツを広めていく。とのこと。

普段はハンドセラピストを生業にしている鴻井さん。当初は指のリハビリにと、このはじきサッカーを導入したそう。同協会の設立は2007(平成19)年。会員数は、大会への参加実績のある「国際トーナメント会員」が79人、メールマガジンを購読している「メール会員」が330人。小学生からサラリーマンまで、老若男女が会員登録しているそう。日本で唯一、世界連盟に認められている協会なんだとか。黄金町に本部を開いたのは「賃料などの諸条件を考えていろいろさがしていたところ、この場所を見つけた」からという。
 


あともう少し伺う
 

ファン・バステン(オランダの元サッカー選手)もそれがいいと笑う

 
指で「選手おはじき」をはじく→「選手おはじき」がボールを蹴る→それをつなぐ→シュートラインを越えたらシュートを放ちゴールを狙う、というのが簡単なおはじきサッカーの流れ。攻撃と守備に分かれて行うおはじきサッカーの攻守の簡単なルールを。
 


おはじきサッカー協会はこの本に紹介されているそうです

 
攻撃
・指ではじいた「選手おはじき」は必ずボールに当てること
・同じ選手は連続で3回までしかボールを蹴れない
・守備の動きを待たずにずっと攻め続けてよい
・シュートはボールがシュートラインを越えてから打つ
守備
・攻撃が「選手おはじき」を1回はじいたら守備も1回はじける
・守備はボールにふれてはいけない

攻守の交代は攻撃側の選手おはじきがボールにふれられないときと、攻撃側の選手おはじきがはじいたボールが守備側の選手おはじきにあたったとき。
 


ということは

 
守備側は「選手おはじきをはじく時、攻撃側の選手とボールの間にディフェンスに入るよう選手おはじきをはじくか、シュートコースやパスコースに選手おはじきをはじくといい」とのこと。
ちなみに選手おはじきは、フェルトのピッチでよく動くようにプラスチック製のものの底にワックスを塗り、滑らかにピッチを動き回れるようになっている。
 


シンプルながら奥が深いそうです

 
ではちょっと、やってみます。