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横浜にある「お得」で美味しいランチビュッフェが食べられるお店を教えて!

ココがキニナル!

関内にあるタイ料理店「ピー」名前もさることながらランチは800円で本格タイ料理が食べ放題。アットホームなお店で本場の雰囲気が味わえます。なぜこんなに安くランチを提供できるの?(コムギさん)

はまれぽ調査結果!

ホテルニューグランドの「イル・ジャルディーノ」の豪華期間限定ランチビュッフェと木・金・土曜日限定で家庭的で美味しい関内の「ピー」をご紹介!

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ライター:大和田 敏子

あの「ホテルニューグランド」でちょっと優雅に、イタリアンのランチビュッフェ!



ランチビュッフェは魅力的だ! お腹いっぱい食べられることはもちろん、彩りよく並べられた、たくさんの料理から自分で選べる楽しみも大きい。
今回は中区にある「ちょっと特別」なランチビュッフェを紹介すべく、はじめに向かったのは、ホテルニューグランド。
 


1927(昭和2)年開業のホテルニューグランド


横浜開港後、飛躍的に発展してきた横浜。1923(大正12)年に起こった関東大震災は、東京だけでなく、横浜をも焼け野原に変えた。

ホテルニューグランドは、その震災から横浜が復興に向かうシンボルとして建設され、マッカーサー元帥をはじめ多くの著名人が愛したことでも知られる歴史あるホテルだ。

ホテルニューグランド内にあるイタリアンレストラン「イル・ジャルディーノ」は、1991(平成3)年オープン。
 


雰囲気の良さそうなレストラン・・・。ちょっと緊張!


同店でのランチビュッフェは初の試み。マネージャーやコンシェルジュに、お客さまからの要望が多く寄せられたことから、2015(平成27)年2月2日からの1ヶ月限定で行うことにしたのだという。

どんな感じのランチビュッフェなのだろう・・・。キニナル。
 


イタリア気分が盛り上がるレストラン入口
 

優しく迎えてくれたのは、マネージャーの兼子幸雄(かねこ・ゆきお)さん
 

コリドー(廊下)を通ってレストランへ・・・
 

高級感漂う店内
 

美しい中庭を眺めると、清々しい気分になる


ランチビュッフェの料金は、大人(11歳以上)は、平日3500円(税込3780円)、土日・祝日は3800円(税込4104円)。3歳までは無料、4歳~10歳までは半額(要、別途サービス料10%)。

さっそく、「イル・ジャルディーノ」の料理長、冨澤寛(とみざわ・ひろし)さんに料理について教えていただきながら、ランチビュッフェで提供される料理をいただいた。
 


冨澤さんはニューグランド勤務歴26年


冨澤さんは、調理専門学校卒業後、1989(平成元)年にホテルニューグランドに入社。ホテル内のさまざまなセクションを経験したのち、イル・ジャルディーノ初代料理長伊藤久利(いとう・ひさとし)、2代目料理長伊藤洋光(いとう・ひろみつ)に師事し、2013(平成25)年「イル・ジャルディーノ」の3代目料理長に就任した。
 


「イル・ジャルディーノ」は正統派イタリアンをカジュアルにいただける店


「イル・ジャルディーノ」の料理は、素材の持ち味を生かした本格的なイタリア料理。旬の食材のおいしさを存分に味わえるのが魅力だ。ホテルという場所柄もあり「多くの方に喜んでいただける料理を」との思いから、イタリアのスタンダードな料理を提供しているという。
 


「シンプルですが、きちんと手を加えて、素材のおいしさを引き出した料理です!」


ランチビュッフェで供されるのは「ビュッフェ用」の料理ではなく、同レストランで通常でも提供しているものだそう。レストランの普段と同じ料理をビュッフェで味わえるのは、すごくお得・・・。楽しみだ!

ビュッフェのメインテーブルには前菜、パン、デザートが並べられる。そして好きなものを好きなだけいただくことができる。
 


メインテーブルに並べられる料理


前菜は、フリッタータ(野菜の入ったイタリア風の卵焼き)、パタータ(じゃがいもと玉ネギとチーズのオーブン焼き)、カプレーゼ(トマト、モッツァレラチーズ、バジル)、サラダ、ハム類など合わせて5~6種類。パンは、フォカッチャ、バケット、グリッシーニ(プレーン・ゴマ)がある。
 


好みのものを皿に盛り合わせていただく
 

パンは好みのものを、好きなだけ選んでいただくことができる


パスタは魚貝を煮込んだもの(トマトベース)、ソーセージとブロッコリー(オイルベース)、ゴルゴンゾーラ(クリームベース)の3種類から選ぶことができ、オーダーして作ってもらうスタイル。

ランチビュッフェで「できたて」のものをいただけるレストランは、そう多くないと思う。アツアツのパスタは、すごく魅力的!
 


魚介が入ったトマトソースのパスタ
 

ブロッコリーが色鮮やかなオイルベースのパスタ
 

クリームソースのペンネ(ゴルゴンゾーラ)


メインもパスタ同様に、直接オーダー。肉料理(仔牛のシェリービネガー風味)、魚料理(カジキマグロのグリル)から選べる(ビュッフェ期間中、メニュー変更の可能性あり)。
 


盛りつけも美しい・・・
 

パセリソースの香りがさわやか


パスタもメイン料理も、味が濃すぎず、どちらかというとあっさりしているのに、物足りなさを感じない絶妙な味付け。素材の食感や味わいをしっかり感じられるのがうれしい!
 


パスタとメイン料理は盛り合わせて提供される


パスタとメイン料理の組み合わせは6種類。仲間や家族と来たら、別々のものを頼んで、シェアして食べて、いろいろな味を楽しむのもいいかも。
 


いろいろな味を一度に楽しめるのもビュッフェの魅力


デザートは、ケーキ3種類、ジェラート4種類ほどが提供され、好きなものをいくつでもいただくことができる。これはもう、女性にとっては最高にしあわせ!

・・・いや、男性でも甘味好きの方、多いですね。
バレンタインデーの2月14日(土)とホワイトデーの3月14日(土)には、チョコレート系のケーキも食べられる予定だという。
 


バレンタインやホワイトデーに、カップルでランチも素敵!


取材時に出していただいたのは、ズッパ・ディ・フルッタというケーキ。
ズッパはイタリア語でスープという意味で、アマレット(アーモンドの香りがするあんずのリキュール)にスポンジをたっぷり漬けこんでいることからこの名がついたとのこと。「フルッタ」はフルーツの意味だそう。
 


ズッパ・ディ・フリッタ


しっとりしたスポンジがほんのり甘く、クリームはあっさり、中に入っているフルーツとの相性も抜群! うれしい衝撃でした。
 


大きなケーキ(写真奥)から取り分けてくれる


ドリンクは、コーヒー、紅茶、オレンジジュース、ウーロン茶がお代わり自由。取材時、コーヒーをいただいたが、そのおいしさは格別! コーヒー大好きの筆者にとっては、このコーヒーをお代わりできるなんて、うれしすぎる・・・。

ほかのドリンクの注文は別料金になっているが、こんな素敵な雰囲気の中でのランチなら、ちょっとだけスプマンテやワインを楽しむのも、すごく優雅でいいかも。
 


優雅な時間を過ごせそう!
 

スタッフの方々のサービスもスマート。笑顔も素敵です!


ランチタイムは2部制で、午前11時15分~午後1時15分までと午後1時30分~午後3時30分まで。開始時間に入店しなければならないわけではないが、2時間たっぷりランチを楽しみたいなら、開始時間に来店するのがおすすめ!
 


どこをとっても絵になる・・・この空間も大きな魅力!


「このランチビュッフェを機に、ホテルニューグランドをたくさんの方に知っていただくことができれば・・・」と冨澤シェフは言う。

ランチのひとときを、ゆったりとニューグランドの雰囲気を感じながら過ごす・・・。いいな~、贅沢な時間!