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TSUTAYAのサービスを横浜市が活用!? 「ヨコハマ寄付本」について教えて!

ココがキニナル!

「ヨコハマ寄付本」という取り組みが横浜市社会福祉協議会(市社協)とTSUTAYA横浜みなとみらい店の連携で開始されたとのこと。どんな仕組みでTSUTAYA側の思惑は?(brooksさん)

はまれぽ調査結果!

中古本買取・販売サービスを活用し、在庫を充実させたいTSUTAYAにもメリットが大きい寄付システムだった!

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ライター:楪 ゆう子

人間だれしも、たまには「イイコト」したいもの。
とはいえ、めんどくさいならノーサンキュー・・・。

そんな、善意のフットワークがついつい重くなりがちな人でも、超カンタンに利用できる「寄付システム」が横浜に存在した!

それも、ハマっ子が誇るハイセンスエリア・みなとみらいに!!
 


高層ビル群や整備された道路が近未来的なみなとみらいエリア


今回は、いらなくなった本やマンガを売ったお金を、そのまま寄付できてしまう「ヨコハマ寄付本」をキニナル調査。



TSUTAYAで「ヨコハマ寄付本」を体験!



ライター・ユズリハが訪れたのは、寄付本を受け付けるTSUTAYA横浜みなとみらい店である。
 


全面ガラス張り、スタイリッシュな外観のTSUTAYA 横浜みなとみらい店


みなとみらい線・みなとみらい駅「1番グランモール出口」を出てすぐ左に徒歩1分の場所にあるTSUTAYA横浜みなとみらい店は、2007(平成19)年7月にオープンした直営店だ。

高層マンション「みなとみらいミッドスクエア」の1階と2階にあり、1階には「スターバックスコーヒー」と書籍売り場が融合した、座ってコーヒーを飲みながら購入前の本を読むことができる「BOOK & CAFE」と、子どもたちが絵本を読みながら過ごせる「キッズカフェ」が併設。授乳やオムツ交換スペースも用意されているファミリーにやさしい大型店舗で、休日は行列もできるほどの人気ぶり。
 


「キッズカフェ」(左)と絵本・児童書コーナー(右)


さっそく「ヨコハマ寄付本」のシステムを体験すべく、TSUTAYA 2階のレンタルカウンターに併設された中古本買取・販売サービス「ecobooks」(エコブックス)へ。
 


エスカレーターで2階へGO


TSUTAYA横浜みなとみらい店の総売場面積は617坪。このうち、中古本・新刊本販売、コミックレンタル合計面積は319坪。「ecobooks」は、同店2階の94坪に展開している。

ジャンルごとに探しやすく並べられた書棚に、すれ違いも苦にならないゆとりのある通路がうれしいフロアだ。
 


中古本買取サービス「ecobooks」
 

ゆとりある空間


筆者の自宅にも、いるんだかいらないんだかハテナな本がいっぱいだが、テキトーにひっつかんできたこの2冊、果たしておいくら万円の寄付になるのか!?
 


美肌もがんばらない、生きかたもあきらめたらしい


はまれぽ編集部・宮城氏が持ち込んだ「内臓メンテナンス特集」のフィットネス系ムック本、こちらは寄付になるのかどうかすらアヤシイ!?
 


「大食い企画」に備えた一冊?


カウンターで「ヨコハマ寄付本でお願いします」と告げて本を差し出すと・・・
 


誰もが訪れたことがあるTSUTAYAのカウンターで
 

バーコードをピッ!
 

出ました! 30円!!


書籍のバーコードを読み込み、全国のTSUTAYAの新刊書籍販売やコミックレンタルで人気がある作品、ロングセラー作品のデータと連動した査定を自動で行う、独自の「POS買取査定システム」により、買い取り価格を一瞬で表示。もちろん状態も加味するが、基本的に発売から3ヶ月以内の作品は一律で定価の20%の価格、キレイなものならもっと高い値がつくという。ちなみに、「寄付」のためTポイントは付与されない。また、一部の本は地域の福祉活動拠点へ寄贈することもある。
 


全国共通のPOS買取査定システム


その価格を確認して納得すれば、あとは贈与承諾書にサインするだけで手続きは終了だ。
 


筆者の本たちは!? ドキドキ・・・
 

意外(?)にものび太が大健闘!


筆者の寄付本は、2冊合わせて100円になった。
ヤッター!

これをこのまま寄付とすることを快諾、贈与承諾書には、名前・住所・電話番号・メールアドレスの記入のほか、寄付先を選んでチェックする。
 


はたしてどんな寄付先があるのか?


選べる基金は、横浜市内で活用されるものばかり。

視覚障害者の誘導や手話ボランティア育成など障害者の当事者活動や支援活動に利用される「障害者年記念基金」、高齢者の送迎や子育て支援など地域で支えあうボランティア活動に使われる「よこはまあいあい基金」、横浜市社会福祉協議会が行う地域の福祉活動を活性化する事業に使われる「福祉基金」、市内のボランティア・市民活動団体が行う事業に使われる「善意銀行」の4つ。

聞きなれない名称もあるが、活動の内容を見て応援したいと思った基金をひとつ選ぶ。現在、多くの人が寄付先に選んでいるのは「あいあい基金」らしい。
 


筆者はあいあい基金、宮城氏は福祉基金をチョイス
 

贈与承諾書と受領書の受け渡しをもって寄付完了
 

後日、社会福祉協議会より郵送で寄付金の受領書が送られてくる


見ての通り「贈与承諾書」以外はフツーに中古本を売りに来た時とおんなじ。違うのは、ここで発生したお金がそのまま寄付になり、100%「イイコト」に使われるんだという満足感。
 


20冊以上から寄付本の出張買取もあり


とりあえず本を持ち込んで、査定金額を確認してから買取にするか寄付にするか決めてもいい。10円、20円ぐらいならこのまま寄付に回しちゃって・・・なんて、いつもと同じ行動の結果がそのまま社会貢献につながるなんて、さりげなくカッコいい!
 


店内には「今が旬」の作品もズラリ


もとからある「ecobooks」を活用した形で運営する「ヨコハマ寄付本」は、前述のように一冊からみなとみらい店カウンターで受け付けるほか、着払い郵送による無料回収サービスや、規定エリア内で20冊以上ならば車での無料回収サービスも適用できる。回収エリアは鶴見・神奈川・西・中・南・港南・保土ケ谷・磯子・港北の9区だ。
 


話題作を買いに来たついでに読み終えた中古本を寄付していく・・・なんて通っぽい


ちょうど1月には近隣区外に住まう個人の方から膨大な量の寄付本があり、回収に行って判明したその数およそ400冊! また、兵庫県の方からも問い合わせがあり、近々に郵送で本が届く予定だ。

寄付とはいえ、すべてセルフで動くのは大変なもの。車での回収サービスでは、段ボール持参の上箱詰め作業も含めて全部「ecobooks」がやってくれるため、年配の方や引っ越しなどで大量に本を処分したい方などにとっては嬉しいポイントだろう。
 


本やコミックだけでなくCDやDVD、ブルーレイも対象となる