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決死の42.195km! 初の市民フルマラソン「横浜マラソン2015」当日の様子を疾走(?)レポート!

ココがキニナル!

横浜マラソン2015が開催。初の横浜市民フルマラソン大会の様子を教えて!(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

2万5000人のランナーが、62万人もの沿道の人たちに見守られ、みなとみらいや首都高速道路を駆け抜けた。編集長・吉田、ライター山口も奇跡の完走!

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ライター:山口 愛愛

2万5000人のランナーが華やかにスタート!

いよいよ、時はきた。
記念すべき第1回となる「横浜マラソン2015」。

2014(平成26)年の春、横浜で初となる市民参加型の横浜フルマラソンの開催が発表され、はまれぽでも大会に向けての情報を4回にわたりお伝えしてきた。

 

真夏の真夜中に試走レポート
 

筆者も大会概要や予算の仕組み、コース情報をお伝えし、その後の真夏の試走では、約9時間をかけて編集長・吉田とともにコースをレポートした。

横浜マラソン2015の制限時間は6時間30分。これではとうてい完走できない。リベンジを誓い、地元優先枠として応募したものの、倍率10倍の人気で落選。しかし、1ヶ月前にメディアランナーとして走るチャンスをいただくことになり、ランニングの専門家に助言をもらい、短期間ながら練習を重ね、この日、3月15日(日)を迎えたのだった。

 

仕事との両立がきつかったが、週に3度10km以上のランニング
 

一方、吉田はマラソン当日から10日前に20km走ったものの、前々日も夜中に家系ラーメンを5杯味わうというマイペース調整で臨むことに。

「メタボでも走れるところを見せてやりたい!」と気持ちだけは前向きの吉田。「フルマラソンの完走」を今年の目標に掲げたが、膝の痛みがキニナル筆者は、期待と不安が半々。
それではランナー目線での横浜マラソンレポートをお届けしよう。

 

怪我しない程度にがんばります!
 

関門の閉鎖時間をメモ。時間との戦いが予想される
 

今回のコースをもう一度。12ヶ所ある関門を時間内に通過しなければならない
 

朝6時ごろからランナーがパシフィコ横浜内の更衣室、手荷物預け所に続々と集まってきた。ほかの市民大会と同様に前日までの事前受付を済まし、すでにゼッケンをもらっているので、午前6時半からの荷物の引き渡しはスムーズ。6000人ものボランティアの一部が手荷物の管理を担当しているが、明るく丁寧な対応で「がんばってきてください」と見送ってくれた。

ここからスタート整列地点へ。初めてフルマラソンの大会に参加するということもあり、徐々に緊張が高まってくる。

 

スタートまでアップをしてから整列
 

2万5000人が並ぶ圧巻の光景
 

スタートの位置は申込時に申請した予想タイムに順じ、タイムの早い人からA~Gと7ブロックに分けられてスタート。これはゼッケンに記されている。予想タイムを5時間半とした吉田と山口は4ブロック目のDからスタート。

 

Dの先頭付近。この混みよう
 

午前8時からは、スタート地点のみなとみらい大橋の横で開会式が行われた。FMヨコハマDJ・栗原治久(くりはら・はるひさ)さんの進行のもと、黒岩祐治(くろいわ・ゆうじ)神奈川県知事や林文子(はやし・ふみこ)市長のあいさつに始まり、大会アンバサダーの剛力彩芽(ごうりき・あやめ)さんと谷原章介(たにはら・しょうすけ)さんもランナーに激励の言葉を送る。Dブロックからは、開会式の様子は見えないが声だけははっきりと聞こえる。

 

普段からランニングをしているという黒岩県知事は「来年は参加したい!」
 

横浜出身のお2人も「景色を楽しんで」と挨拶
 

続いて、紹介されたゲストランナーも豪華な顔ぶれ。
同じ午前8時30分スタートの10kmの部に参加するランナーは谷原章介さん、間寛平(はざま・かんぺい)さん。

ほかフルマラソンではオリンピックメダリストのエリックワイナイナさんをはじめ、鶴見慎吾(つるみ・しんご)さん、はまれぽでも取材したキマグレンのISEKIさん、石原良純(いしはら・よしずみ)さん、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さん、FMヨコハマからは、ホズミンこと穂積豊さん、じゅんごさんが参加。ほかにも、以前はまれぽでも取材をしたtvkアナウンサー翁長舞さんなど、馴染みの深い方々も。

 

アースマラソンも成功させた間寛平さんに大きな拍手
 

鶴見さん、谷原さん、ISEKIさんらもスタンバイ
 

大会プロデューサーの坂本雄次(さかもと・ゆうじ)さんからは「後半の高速道路ではアップダウンがあるので、前半に無理しすぎず、上り坂は腕を意識して振るといいでしょう」のアドバイスもあった。

 

体操オリンピックメダリストの米田功(よねだ・いさお)さん(左)や坂本さんも激励
 

少し緊張しながら、マイクの声に耳を傾けていた。筆者は午前6時に会場入りし午前7時には整列していたが、午前7時30分過ぎに「いやぁ、まだパシフィコの中で着替えていて~」とのんきな電話をしてきた吉田。

同じDブロックなのだが、ブロックの先頭にいた筆者より50メートル以上後方からスタートとなる吉田とは会えずじまい。電話で互いの健闘を祈り、いざスタート迎える。

 

それぞれの思いでスタートの瞬間を待つ
 

整列してからスタートまで1時間以上もあった。前回取材したプレス工業の上岡先生に言われた通りにストレッチをして体をほぐして待っていたが、身震いするくらいの寒さがこたえた。

背中にカイロを貼っている人や、上半身に薄いビニール袋をかけ、スタート直前に係員に「捨ててください」と手渡している人もいた。マラソン経験者は寒さ対策もできているようだ。

午前8時25分に10kmを走る車いすがスタートし、いよいよカウントダウン。「3、2、1!」の掛け声の後に黒岩知事が放った号砲が鳴り響き、横浜マラソンが幕を開けた。