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横浜マラソンが非公認レースに!? 日本陸連の検定で186メートルの距離不足が判明!

ココがキニナル!

横浜マラソンが実は42.195kmに足りてなかった。フルマラソンと認定されないと不都合が?編集部も「フルマラソン完走!」じゃなかったわけですが。なぜこうなった(タロー先生さん、まこたんさん)

はまれぽ調査結果!

公認コースでないため、記録が競技会の参加基準に影響する可能性も。高速道路を実測できなかったことなどが要因で、不足分を追加して公認を目指す

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ライター:はまれぽ編集部

186メートル短かった



2015(平成27)年3月15日(日)、横浜市で初めての「市民参加型フルマラソン」として約2万5000人が参加した「横浜マラソン2015 」。
 


約2万5000人が春の横浜を駆け抜けた
 

はまれぽ編集部からもライター・山口と「編集ブー」こと編集長・吉田が奇跡の完走を果たした記念すべき第1回大会で、まさかの事態が発覚した。

横浜マラソン組織委員会は4月7日(火)、日本陸上競技連盟(日本陸連)の検定員が大会当日に距離の測定を行った結果、フルマラソン(42.195km)で186.2メートル、10kmコースで94.1メートル短かったと発表した。

これにより、横浜マラソンは日本陸連の「公認コース」としてだけでなく「フルマラソン」としても認められなくなった。
 


あんなに練習したのに・・・
 

日本陸連の「公認コース」として認められなければ、せっかく好記録を出しても各競技会に参加する基準を満たせないこともある。なぜこのようなことが起こったのか。組織委員会事務局の杉本光明(すぎもと・みつあき)次長に聞いた。
 


写真はNGとのこと
 

杉本次長によると、要因は2つ考えられるという。

1つ目は首都高速道路を事前に計測できなかったこと。
2014(平成26)年7月に日本陸連の検定員が事前測定した際、一般道とふ頭の道路は測定できた。しかし、横浜マラソンの目玉ともいえる高速湾岸線については実走できなかったため、図面での距離測定をしただけだった。
 


高速道路は図面で測定したのみ
 

もう一点は一般道を事前計測した際に、交通規制ができずに正確な測定ができなかったことを挙げる。
一般道の距離測定は自転車に乗って行う。折り返しや右折の際にランナーは最短距離を走るが、自転車では右車線走行ができず、ランナーのコース取りとは異なるコースを走った。通常はこの誤差を調整するが、杉本次長は「誤差の修正が甘かった」との認識を示した。

併せて組織委員会の山口宏(やまぐち・ひろし)会長は「事前に準備していたが、このような結果になり、参加されたランナーの皆さまには大変申し訳なく思う」とコメントを発表した。
 


責任を痛感しているという実行委員会
 

高速道路を封鎖することはできないので、どの部分が事前の計測より短かったかを検証することは不可能。測り直しなどは行わず、杉本次長は「最終的にはこのコースを選定した実行委員会の責任」と声を落とす。

その上で「次回大会に向けて一般道で距離を伸ばすなどの調整を行い、今度こそ公認を目指す」と話している。
 


次回は公認レースとなれるか
 



取材を終えて



実行委員会は大会当日に距離が不足していたことを認識しており、4日後の3月19日(木)にホームページ上で「公認コースとして認められなかった」という告知をしていたが、これまで正確な不足分が確定するまで詳細な説明はなかった。

これは「横浜初の市民参加型フルマラソン」に期待をしていた参加者の気持ちを大きく裏切ったのではないか。

本当の意味で「市民参加型」の「フルマラソン」になるため、実行委員の今後の対応に期待したい。


―終わり―
 

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  • 言わば「フル詐欺」。エントリー代金の返還請求には当然応じるんだろうな、横浜市。

  • もう、やらなくていいよ。迷惑だし。

  • 陸連の事前測定がありながらこれなのだから、少なくともマラソン事務局だけではなく、陸連側にも責任はあるのでは?

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