検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 36年ぶりに完全復活「横浜銀蝿 40th」。オリジナルメンバーで再結成!
  • 神奈川県内の横浜家系ラーメン店がどこにあるか地図からすぐわかる!横浜の観光情報「よこはまっぷ」
  • イベント開催、店舗オープン、新商品発売などリリース情報を配信したい方へ
  • はまれぽ.comにあなたのお店・会社を無料で掲載しませんか?

「ハマで一番50種類以上」とうたうスパゲティ専門店「サージョーンズ」で未知なるメニューに遭遇!?

ココがキニナル!

山下公園付近にサージョーンズというパスタ屋さんがあります。入り口に「ハマで一番、50種類以上」と書いてあり気になります。本当に50種類以上あるのか調査して!(ピラフランチさん/黒くてもシロッコさん)

はまれぽ調査結果!

サージョーンズのスパゲティはグランドメニューだけで67種類。ランチやワンコイン、週変わりのメニューも加えるとトータルで100種類以上

  • LINE
  • はてな

ライター:万田 ケサトシ

みんな大好きスパゲティ!
筆者の万田も若かりしころは、パスタ店で3年半アルバイトしていたこともあったが、提供していたメニューの数はせいぜい10種類ほど。
老若男女に愛されるスパゲティが「50種類以上」もあるなんていったいどんなお店なのだろうか。

みなとみらい線元町・中華街駅の山下公園口から歩いて3分、スパゲティ専門店「サージョンズ カフェイタリアーノ ヨコハマ」に到着。
 


大通りから一本入った水町通り沿いにお店がある
 

イタリアの国旗が靡(なび)く


店名のネオン管が輝き、ノスタルジックなムードで一見するとBARの様な佇まい。
もしかして万田の手が届かないお店かな・・・なんて思いもよぎったが「50種類以上スパゲティ専門店」の看板に思わず目を惹かれてしまう。
はたしてどんなスパゲティと出会えるのか。心をアルデンテにして店内におじゃまします。
 


外観のイメージ通りで古き良きBARの様な店内
 

ウッディーでレトロ感たっぷり
 

テーブルは年代物の足踏みミシン


取材に対応してくれたのはマスターの庄子正信(しょうじ・まさのぶ)さんと奥様の潤子(じゅんこ)さん。お店はお二人とお嬢さんの3人で切り盛りしており、とてもアットホームな雰囲気だ。
 


庄子さんは18歳のころから料理一筋43年のレジェンド


「サージョンズ カフェイタリアーノ ヨコハマ」がこの場所にオープンしたのは5年前。庄子さんはかつて横浜マリンタワーの隣にあったポートスクエアという商業施設内のスパゲティ専門店「あるでん亭」に18年ほど勤務されていた。そのころに同施設内で営業していた「サージョーンズカフェ」のオーナーと親しくなったそう。

その後、ポートスクエアは閉館となり、庄子さんは「あるでん亭」の別店舗へ異動、サージョーンズカフェは現在店舗がある山下町にオープン。銀座のソニービルや新宿センタービルの「あるでん亭」で腕を振るっていた庄子さんだったが、ポートスクエアでのご縁があってサージョーンズカフェのオーナーから声がかかり、スパゲティ専門店として「サージョンズ カフェイタリアーノ ヨコハマ」のオープンに至った。
 


馬蹄や馬のオブジェはオーナーのコレクション




50種類以上のスパゲティはどんなラインアップなのか?


 


たれ幕には投稿にあった「ハマで一番、50種類」の文字が刻まれている


メニューを見るとグランドメニューだけでもスパゲティが67種類。ソースごとに分かれており、具材や風味が変化することでバリエーションが豊富だ。

さらにランチやワンコイン、週変わりのサービスメニューも加えるとトータルで100種類以上のスパゲティが存在する。
 


塩味&トマトソース
 

クリームソース&和風
 

スペシャル&今週のサービスメニュー&ワンコイン&リゾット


午前11時30分のオープンから午後3時まではサラダ・ドリンク付きで800円(以下価格は全て税込み)のランチメニューを提供。午後3時から午後9時までは67種類のスパゲティ(900円~1500円)と週替わりのサービスメニュー(900円)、ワンコインパスタ(500円)など価格もお手ごろ。

5年前のオープン当初から続くたくさんのメニュー。前述のポートスクエアの「あるでん亭」時代は庄子さんが自由にメニューを作ることができたので、当時からかなり多くのメニューがあったそう。お客さんのさまざまな要望に答えるため、その流れが現在のお店に引き継がれている。

続いてはスパゲティへのこだわりを聞いてみることに。



麺の太さ「1.8mm」へのこだわり


 


全メニューが庄子さんの頭にインプットされています


イタリア・ボローニャのお店で感銘を受けて再現したボロネーゼやトマトソース、クリームソースは全て庄子さんの手作り。そして、麺は太さ1.8mmのものを使用。

「新宿のあるでん亭時代に細い麺を使っていたこともあったのですが、毎日イタリア人のお客さんが来て『これじゃスパゲティじゃないよ』とかいろいろ教えてくれたんです。それからずっと1.8mmの麺を使い続けています。好みはありますけど太い方がモチモチして美味しいし、コレに慣れると細い麺が物足りなくなるんですよね」と麺へのこだわりを話してくださった。
  


太さ1.7~1.8mmの麺がスパゲティと呼ばれる


現在使用している麺は試行錯誤してたどり着いたイタリア産の「CHESCOS(チェスコス)」。表面がザラザラした「ブロンズダイス」でソースとよく絡むそう。

さらに、ベーコンにもこだわりが。
 


厚さ5mmのベーコン


あるでん亭時代からお願いしているというお肉屋さんが届けてくれるベーコン。デンマーク産の豚肉を、創業80年以上の老舗、東京都台東区の「浅草ハム」で加工したものを使っているという。

これだけたくさんのメニューでこだわりまで伺うと、どのスパゲティにしようか本気で迷ってしまうので、ここは庄子さんに聞いてみましょう!