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真夏の権太坂を激走し、横浜マラソン2016を攻略? 福富町でタイムが縮む縁起のいい食べ物も発見!

ココがキニナル!

横浜マラソン2016に向け始動。昨年の反省を生かし、まずは坂道の攻略へ。タイムが縮みますように、と願いを込め決起会を開催するとどうなるのか(はまれぽ編集部 のキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜マラソンの鍵はやはり坂の攻略。坂道の練習と決起会でフルマラソンの真の完走を目指す。

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ライター:山口 愛愛

後半のアップダウンを攻略せよ



2015(平成27)年の3月に編集長・吉田とともに完走を果たしたが、フルマラソンの距離に186メートル足りなかったことが判明。
 


しっかり計測してくれぇ!


公益財団法人日本陸上競技連盟の非公認コース扱いとなり、物議をかもした横浜マラソン2015。とはいえ、沿道に62万人もの人が集まるにぎわいをみせた成果もあり、来年の大会に注目が集まる。

2015(平成27)年7月6日には横浜マラソン2016の開催概要が発表され、次回に向けての準備が始まった。
 


2016年は3月13日に開催予定


2014(平成26)年の長きに渡るレポートは横浜マラソンの完走とともに終わるはずだったが、正式には「フルマラソンを完走した」と言いきれなくなり、この企画はまさかの2年越しに。

2016年は、公認コースにはならないとの発表があったため非公認記録にはなるが、本コースで42.195kmを走り切り、堂々と「フルマラソンを完走した!」といいたいものだ。
 


完走の喜びはどこへ


ならば、記録更新も狙いたい。2015(平成27)年の記録は、吉田が5時間24分、山口が5時間57分。

初挑戦で6時間30分の制限時間内の完走を目標としたので合格としたが、次回、吉田は5時間内、山口は5時間30分内を目指したい。
1kmあたり1分を縮めれば、フルマラソンで約42分縮められるので、そこに迫る記録を目標に掲げる。

横浜マラソン2016のコースは前回とほぼ同様。足りなかった距離は、南部市場の折り返し地点のポイントを奥にずらして調整するとのこと。

コースをもう1度検証し、実際に走った感想も交え、来年に向けた攻略ポイントをあげていこう。
 


2016年のコースは前回とほぼ同じ
 

後半の高低差がきついのも同様


横浜マラソンのコースの特徴といえば、折り返し地点を過ぎた約21km地点の高速道路「杉田入口」から急な上り坂になり、アップダウンが続く高速道路上を走り、ヘアピンカーブを抜け一般道に急降下すること。

その特徴は実際に走ったランナーの感想にも表れていた。

昨年までは湘南国際マラソンに出場し、初めて横浜マラソンに参加したランナーも少なくない。「シーサイドの平坦な道を走る湘南国際マラソンと違い、後半のきつくなってくるときに急な上り坂があり、殺風景な高速道路のアップダウンが続くので苦しかった。練習をして臨んだけれど、個人的には昨年の湘南国際マラソンよりも10分程度タイムが遅かった」(40代男性)との声も。
 


高速道路が目玉でもあるが難所となる


関東の代表的なほかの市民マラソンと、コースの高低差を比べて見る。東京マラソンはスタートから下り坂が続くが上り坂は最大でも7メートル程度。かすみがうらマラソンは最大で17メートル程度の上りがあるが、後半はほぼ平坦のコース。
横浜マラソンは激しいアップダウンが中盤から後半に集中しているところが鬼門なのだ。
 


東京マラソンコースの高低差表
 

かすみがうらマラソンの高低差表


その辛さは吉田も筆者も痛感していた。自分たちの走りの反省点を挙げながら、振り返ってみる。

「一番の反省はトイレ。スタート前は混んでいたから、走り出してから行けばいいやと思ったのが失敗。1ヶ所目のトイレ(神奈川公園仮設トイレ:男女兼用10個室)が混んでいて15分くらいロスしてしまった。あんなに混んでるなんて! 焦ってペースを乱された」
と吉田。

ちなみに筆者は1時間半前に会場入りしたので、どこのトイレもほぼ待たずに入ることができた。「早く来れば解決する問題ですね。コースにまつわることをお願いします」と冷ややかに返す。
 


言い訳ばかりで間食も止まらない


「やっぱり高速道路の上りがきつくて、急な下りも足への負担が大きく後半はきつかった。
ぜい肉が多すぎて、膝が支えきれなかったな。ほぼぶっつけ本番だったから、体が重くて動かないし」

吉田は「肉が重すぎて」というが、ダイエット企画のなかでフルマラソン挑戦をしているのだから、まずダイエットできていないところに根本的な問題がある。スタート前にトイレに行く時間がなかったことも「ほぼぶつけ本番」なことも、自分のせいではないか。そう、吉田はギリギリの男なのである。
 


炭水化物最高!


かくいう筆者も出場が確定したのが1ヶ月前だったので、本格的な練習はその間しかやっていなかった。

本番では、最初の10kmを1km7分のペース、70分で走り、そのままペースを保つと5時間を切るのだが、やはり「杉田入口」の上り坂で足が上がらなくなり、大きく失速してしまった。予想以上にアップダウンのある高速道路で、先の上りの傾斜を見据え精神的なダメージも受けてしまった。
 


あきらかにペースダウンした後半10km


この反省点を踏まえると、必勝法が見えてきた。ポイントは坂道の攻略ではないか。それから前もって練習をする! というごく基本的なことも。
というわけで、決起会を兼ねて坂道で練習をすることに。

話を聞いていた編集部・山岸は「もっと辛いマラソンコースで練習すればいいんですよ!」と今回も人ごと発言。マラソンコースではないが、とっておきの練習コースがあるという。

それは以前にはまれぽ駅伝を行った、箱根駅伝の花の2区と9区にある権太坂だった。
「このときは、2人とも平坦なところを走って権太坂は上ってないですね」と鋭い指摘。
 


2区の高低差は横浜マラソンを上回る40メートル

 
最近、ハマザップなどで走り込んでいる吉田は、復路の9区を想定し、戸塚中継所から権太坂まで走り、へばった後半の状態に近づけ、権太坂で追い込みをかける。

筆者は「調査」も兼ね「チョイモビ」で戸塚中継所から権田坂へ。はまれぽ駅伝の際、権太坂周辺が渋滞し、車とランニングでデッドヒートをしたのだった。渋滞が起こりやすい国道1号線を走り、今回も比べてみよう。

戸塚中継所で待ち合わせをすることに。