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元住吉の「焼肉交差点」にあった焼肉店「北京」、火災後はどうなった?

ココがキニナル!

焼肉交差点こと木月4丁目交差点の「焼肉北京」。休業中ずっとお店の窓が開いたまま。もう再開しない?と思ってたら元住吉のブレーメン商店街で再開するって本当?(ぴろさん)

はまれぽ調査結果!

「焼肉交差点」は道路拡張などの理由で自然発生的に焼肉店が偶然集まったもの。「北京」は現在元住吉のブレーメン通り商店街で営業を再開。

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ライター:福原 麻実

「焼肉交差点」の「北京」という焼肉店。「焼肉交差点」の由来もキニナルが、焼肉店に「北京」というネーミングもちょっとキニナル。

そしてこのお店の現状は? 窓が開いたままというお店の建物は? 「焼肉交差点」の成り立ちも含め、お店の方にお話を伺うべく川崎市中原区の「北京」へ!

 
 

窓が開いたままの「北京」へ



まずは「焼肉交差点」の「北京」は現在どうなっているのか、見てみることに。
 


ここが焼肉交差点と呼ばれる木月4丁目交差点


最寄りとなる東急東横線元住吉駅からは徒歩10分ほど。
 


こちらが「北京」。投稿にある通り、窓が開いたままだ


中はテーブルらしきものしか見えないな、と2階を見上げてばかりいたが、1階を覆っている板にポスターを発見した。
 


ちょっと手の込んでいる印象のポスター


移転を知らせるポスターだった。2015(平成27)年11月8日。つい最近、営業再開したばかりのようだ。
新しいお店はどんなところだろう? 早速行ってみることに。
 


楕円で囲んでいるのが旧店舗、印が新店舗


焼肉交差点から新しい店舗までは、筆者の足で15分くらいだった。
 


新しい「北京」はマップの一番右にある十字路のあたり


大きな交差点に面しているビルから、商店街の地下へ。大きく環境が変わった「北京」だが・・・
 


看板を見る限り、あまりテイストは変わっていない印象


昭和テイストが残る、昔ながらの焼肉店なのかなと思いながら中にお邪魔して驚いた。
イメージしていた焼肉店と違って、なんだかおしゃれなダイニングのようなお店だった。
 


地下への入り口とドア


お話を聞かせてくださったのは、金義仲(きん・よしなか)さん、残念ながら写真はNG。2014(平成26)年に息子さんにお店を譲られるまではオーナーだったそうだ。
 


現オーナーの金淳一(きん・じゅんいち)さん(左)と店員の小林梨香(こばやし・りか)さん


「北京」はもともと、金さんのご両親が57年前、1958(昭和33)年ごろに中華そば店として開いたお店だったという。だから「北京」という名前なのか! と、筆者のキニナルがひとつ解決された。

当時のお店は今回の移転前にあった場所ではなく、交差点の反対側、現在「樹樹」という名前の焼肉店がある場所の横だったそうだ。それが約50年前に、現在「北京」のビルが残っている場所に移ったのだという。

「そのころは中華そば店ではなく、24時間営業で、中華そばと焼肉と今でいう洋食っていうのかな。いろんなものがありましたね」と語ってくださった金さん。50年前に24時間営業で、多彩なメニュー。面白いお店だったようだ。
 


今とは違う業態のお店だったんだなあ


その後、道路拡張があった際にあのビルに移ったのだという。そのころは中華そばと焼肉のお店になっていて、最終的に残ったのが焼肉だったようだ。