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サインだらけの横浜中華街、一番多く飾ってあるお店はどこ?

ココがキニナル!

横浜で一番芸能人のサインが飾ってある飲食店はどこ?(enjunさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜市内で多そうな中華街に絞って調査し、なかでも有名人のサインが一番多く飾ってあったのは龍華棲(りゅうかろう)で72枚

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ライター:山崎 島

壮大なキニナルを投稿してくださってありがとうございます! その壮大さは案件を依頼された時に編集部・山岸に殺意を覚えたほどだが、まずは横浜市内で「サインが飾ってあるお店が多い」とよくいわれる中華街に場所を絞って調査を始めることに。

今回の取材では一軒一軒、中華街の飲食店を確認し、サインが飾ってあるお店にお邪魔して数えさせてもらった。途方の無さに途中で山岸と険悪な雰囲気になったりした!



サインを求めて



やってきた中華街。
 


来るたびに惹かれる唐辛子のストラップ


昨年の暮れもこんな感じの取材をやった気がするなあ。
 


まずは赤枠のエリアから
 

一番初めに伺ったのは東光飯店
 

わー

 
お店の入り口にびっしりとサインが飾ってある。準備中の店内を外から山岸と二人で眺めていたら、お店の方が中に入れてくださった。ありがとうございます。不審ですみません。
 


サインの裏にもサインが。贅沢な気分に

 
お店の外に20枚、店内には25枚、合計45枚ものサイン色紙が飾ってあった。中には1枚の色紙に複数のサインがしてあったりと、多くの有名人が来店している。
 


美女二人とまっすぐな眼差しの料理人さんの写真も飾ってある

 
数えている途中で「あ! あの人のサインだ!!」と盛り上がり、何回もやり直したため時間がかかってしまった・・・お店の方、ご迷惑おかけしました。今度じっくりご飯食べに来ます・・・。

お店を出て通り歩き・・・
 


中華街大飯店(2枚)、龍江飯店(りゅうこうはんてん、5枚)などを覗きながら
 

酔仙酒家(すいせんしゅか)へ

 
1985(昭和60)年ごろ創業した酔仙酒家。現在4枚ほどサイン色紙とサイン入りCDが飾ってあるが、今から10年前には壁一面に色紙を飾っていたそう。

「確かな枚数は分かりませんが多い時は50~100枚ぐらいはあったと思います。それも2回ぐらいサインを総張り替えしてました。リフォームを機に飾るのをやめましたが、今でも有名人の方が取材などでご来店されると、サインをもらっています。AKBの方やEXILEの方にもらいましたね」とお店の方はおっしゃっていた。
 


提灯風の照明が素敵な現在の店内

 
もらったサインは全て大切に保管してあるとのこと。なんだかすごい1枚がありそうで、とってもキニナります。ありがとうございました。

お店を出てまたひたひた歩く。
 


ずっと行きたかった天龍菜館(13枚)にもご協力いただいて
 

たどり着いたのは慶福楼(けいふくろう)
 

レジの後ろにはサイン色紙が飾ってある

 
1988(昭和63)年創業の慶福楼、3代目ご店主であられる高谷さん(イケメン)に、特別に枚数を数えていただいた。その数、なんと66枚。ひえー! どうしてこんなに集まったのか伺うと「ここは中華街でも長く営業している方だから、自然と集まったのではないか」とのこと。
 


でで、四五六菜館新館(7枚)と上海豫園(しゃんはいよえん)・小龍包館(3枚)
 

ここら辺に一帯を練り歩きまーす
 

京華楼(きょうかろう)には色紙がびっしり57枚
 

品珍閣(ひんちんかく、9枚)とお隣の老北京(ろうぺきん、7枚)

 
ここら一帯のほとんどのお店にはサイン色紙が飾ってある。取材やプライベートも含め、多くの有名人が訪れてる横浜中華街。日がな一日うろうろしていたら、だれかしらとすれ違うかもしれません。

と、ここでふと疑問に思う。「人は何故、サインを店に飾るのか」。なんか、こう、サインって飾るものだ、っていう認識があったから、この時まで全く疑問に思わなかったけど、なんでサイン飾るの? 今更ですが、その疑問を追求すべく、更に歩みを進めた。



飾る派のご意見


 


ひらひらの旗が何とも目を引く富筵(ふえん)
 

お店の一角にはサインを飾るスペースが

 
数えさせていただくと全部で52枚もあった。お店の方に少しお話を伺う。同店がオープンしたのは1997(平成9)年。以前から店内にサイン色紙を飾っていたが、数年前の改装でサインを飾るスペースを作った。

サインはほとんど有名人がプライベートで来店されたときにもらうのだとか。サインを飾る理由は「お店に初めて来る人が色紙を見ていらっしゃるので。社長の方針で外には張っていませんが、外からでも見える場所に飾っています」とのこと。
 


写真が暗くなってしまったけど永華楼(えいかろう)
 

ここは入口の壁に23枚色紙が飾ってある

 
サインを飾るのはズバリ「芸能人が来る=おいしい」から。なるほど、有名人がわざわざ来るというお店はそれほどの評判があるから、ということだろうか。サインは取材とプライベート時にもらったものが半々ぐらい。面白いご意見でした。
 


それから中華街の焼肉店・京城園
 

およそ40年の歴史を持つ味わい深い店内には61枚の色紙が飾ってある

 
お店の奥にいらしたお母さんにお話を伺う。色紙を飾る理由は「サインもらったら大切にしたいと思うでしょ。せっかくもらったのにそこら辺に置いておくなんて失礼だから」。

本当に大切にしてくれそうな人には色紙を譲ることもあるのだとか。サインのほとんどはプライベートでの来店時にもらったもの。最近はキリがないため、サインをしてもらわないそう。

この後もサインを飾っているお店に取材したが「お客さんの目を引くため」「サインをもらったら飾らないと悪い」という理由が多かった。中には「え、サインって飾る物でしょ?」という方もいらして、勝手にシンパシーを感じてました。