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東海道線の大船と藤沢の間に「新駅」の計画がありますが、そこには「湘南貨物駅」という駅があったそうです。この駅の社員食堂が、駅弁で有名な大船軒だったという話はほんとなのでしょうか?(かまっこさん)

はまれぽ調査結果!

国鉄時代の1985(昭和60)年に廃止となった「湘南貨物駅」には、1982(昭和57)年まで大船軒が経営していた駅員食堂があった。

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2016年06月23日

ライター:橘 アリー

新駅計画がある地域とは?

今回の調査は、過去に取材した新駅計画がある場所にかつて存在した駅の話。そしてその駅の食堂は、あの大船軒が営業していたというが本当か? というもの。

その「新駅計画」とは、東海道線の大船駅と藤沢駅の間に「新駅(村岡新駅)」を設けて藤沢市の村岡地区と隣接する鎌倉市の深沢地区を総合的に開発するというもの。

 

新駅が計画されている位置(『村岡・深沢地区総合戦略』パンフレットより)
 

図の赤く塗りつぶされた四角が、新駅が計画されている場所。この場所には、かつて「湘南貨物駅」という駅があった。現在の様子を確認すると・・・

 

赤丸が大船駅方面から見た「湘南貨物駅」があった場所
 

「湘南貨物駅」があった現在の場所には、建物があり、隣には駐車場がある。駐車場となっている部分の片隅(黄丸)には、小型のコンテナが置かれていた。

 

何となく、貨物駅があった名残のようにも見える
 

前出の写真にある青矢印の方向には・・・

 

線路の下を通る通路があり、そこを通って行くと
 

田んぼや豊かな緑、のどかな風景が広がっている
 

田んぼには、カモがいた
 

新駅を整備するのに伴い周辺が開発され、この風景が無くなってしまうのは、個人的にはちょっと残念な気もする。ご近所で、新駅計画の進行状況を聞いてみたが、ご存じの方はいなかった。

 

線路越しに見ると、このような様子。中央の白い建物が、駅があった場所
 

駅が無いので、貨物列車は通り過ぎて行く
 

藤沢市と鎌倉市のホームページで確認したところ、この新駅設置の計画は、2007(平成19)年に神奈川県、藤沢市、鎌倉市が策定した「村岡・深沢地区全体整備構想(案)」を基に、地域特性を生かした新たなまちづくりを目的にした計画のよう。

新駅を作ることで、交通渋滞が緩和する。同時に、自然環境に配慮した広域的なまちづくりを行うことで、魅力と活気のある都市の整備をする「村岡・藤沢地区総合交通戦略」として現在進行中のようだ。ちなみに、この計画では、新駅は2017年度以降に着工予定で、完成は未定。

 

計画の進行状況の図(『村岡・深沢地区総合戦略』パンフレットより)
 

藤沢市村岡地域は、平安時代に村岡五郎良文(むらおかごろうよしふみ)が村岡城を築いたという場所。一方、鎌倉市の深沢地域は、鎌倉幕府の終焉を告げる新 田義貞(にった・よしさだ)と赤橋守時(あかばし・もりとき)の激しい攻防があった場所になり、共に古い歴史のある地域だ。

そのため、新駅設置に伴う開発は、歴史的環境の保全に配慮しながら、慎重に検討が行われているようだ。

「湘南貨物駅」は、このような古い歴史のある場所にあった駅となる。
では、「湘南貨物駅」とは、どのような駅だったのだろうか。



「湘南貨物駅」とは?

「湘南貨物駅」は、JRの前身である日本国有鉄道(国鉄)だった当時の駅。

国鉄は1987(昭和62)年に民営化でJRとなったが、「湘南貨物駅」は国鉄時代の駅なので、現在はJRでなく、以前にあった駅として、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(略称:鉄道運輸機構)の管轄の駅になる。

 

1987(昭和62)年の航空写真。写真中央に駅があった(提供:鉄道運輸機構)
 

そこで、駅があった当時の様子などを鉄道運輸機構に問い合わせたが、詳しい資料は残っておらず、様子については分からないとのこと。しかし、1969(昭和44)年に開業し、1985(昭和60)年に廃止となったと、担当者に教えていただいた。

そこで、どのような駅だったのかは、国鉄の社史で確認していくことに。

 

国鉄の社史の一つ『日本国有鉄道百年史』
 

戦後の高度経済成長期の中、貨物の取り扱い量が増え、荷物輸送の合理化・高速化が求められるようになった。大型コンテナの導入・荷物用パレットの開発・列車荷役の機械化などが行われた時代だ。

そのころは、輸送の基盤となる拠点駅の整備が必要となり、昭和30年代半ばごろから、大阪の梅田駅や東京の汐留駅などの大型の駅に、貨物専用のプラットホームや操車場が設けられるようになった。

 

梅田駅の貨物取扱ホームの様子(『日本国有鉄道百年史』より)
 

そして、昭和40年代になると、各所に貨物専用のターミナル(駅)が整備されるようになる。これまで貨物を取り扱っていたいくつかの駅から、貨物の取り扱 い業務の分離が行われ、1969(昭和44)年度から1971(昭和46)年度にかけて各所に13ヶ所のターミナルが整備された。

「湘南貨物駅」はその中の1つで、藤沢駅から貨物取扱業務を分離する形で造られた駅。
この駅での貨物の取り扱い量は、60万トンだったとのことだが、同時期に造られた宇都宮の貨物駅では465万トンを取り扱っており、それと比べると、比較的、規模の小さな駅だったと思われる。

国鉄が民営化されていく流れの中で、「湘南貨物駅」は残されることは無く、その役目を終え、民営化の2年前に、1985(昭和60)年に廃止となった。

 

1990(平成2)年の航空写真。赤丸が「湘南貨物駅」があった場所
 

続いては、投稿にあった「湘南貨物駅」の社員食堂は、大船軒が営業していたのかについて。



 

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