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鎌倉の海辺にオープンした複合施設「材木座テラス」って?

ココがキニナル!

2016年7月1日に鎌倉にオープンした「ビーチライフライフスタイル」がテーマの「材木座テラス」がキニナル!(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

すべてのテナントが日本初出店! 小規模ながらもこの立地を存分に活かした「材木座テラス」。インドア派の筆者も存分にビーチライフを体験した

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ライター:福原 麻実

鎌倉の地名である「材木座」の名を冠した「材木座テラス」という商業施設が、2016(平成28)年7月1日にオープンした。いったいどんな場所なのだろう? 早速調査へ!


JR「鎌倉駅」または、江ノ電「鎌倉駅」から徒歩約15分


「古都」から「海辺の街」へと、グラデーションのように雰囲気が次第に変わってくる道を歩き、到着。国道134号線沿い、材木座海水浴場の向かいに目的の施設がある。
 


こちら! ガラス張りの明るい建物が「材木座テラス」


今回は徒歩で行ったが、バスでも行ける。
鎌倉駅東口バスロータリー7番乗り場から、京浜バス鎌40系統(新逗子駅行き)か鎌41系統(小坪行き)に乗り、「臨海学園」下車徒歩4分もしくは「材木座」下車徒歩6分の場所。

株式会社バルビゾン(本社は東京都港区)がプロデュースする「材木座テラス」は1367.72平方メートルと延床面積1万3486.60平方メートルの「MARINE & WALK YOKOHAMA(マリン アンド ウォーク ヨコハマ)」と比べると決して規模は大きくないが、すべてのテナントが日本初出店ということもあり、注目度が高い。コンセプトは「年間を通してビーチライフを楽しむ」である。
 


正面には材木座海岸。海を臨む絶好のロケーション(1階店内から撮影)


地下1階~3階まで中央に階段が通り・・・


テナントは全部で6店舗

 
海とサーフィンがテーマの女性誌『HONEY』が手がける4店舗は次のとおり。
掲載商品が買えるリアルショップ「my HONEY(マイハニー)」飲食店「POST (ポスト)by HONEY」、会員制のサーフクラブ「HONEY SURF CLUB(ハニーサーフクラブ)」、そしてヨガやベリーダンスのスタジオ「gypsea(ジプシア) by HONEY」。

 

海を身近に感じる暮らしがテーマのおしゃれな雑誌


ほかには旅館やカフェなどを多数運営するイーストミーツウェストがフレンチカフェ「CAFE MERCI CAMP!(カフェ メルシーキャンプ)」を出店。

さらに、日本最大のビーチカルチャーフェスティバル「GREENROOM FESTIVAL」を運営するグリーンルームのウエディング施設「GREENROOM BEACH CLUB(グリーンルーム ビーチクラブ)」が7月16日にオープンを控えている。



インドア派の挑戦? ~実際にビーチライフを体験してみた~



まずは、地下1階にあるサーフクラブ「HONEY SURF CLUB」内の受付へ。サーフクラブと2階のスタジオ「gypsea by HONEY」共通の受付だ。ここに来た理由は、なぜか筆者がヨガのレッスンを体験することになったためである・・・。

前日まで、筆者の脳裏には「なぜはまれぽ編集部・広瀬(27歳)がやらない?」がたくさん浮かんでいたが、良き大人でいたいので黙っていた。
 


おしゃれで温かみのあるテイスト


店に入り左側にあるのが受付


ソファやテーブルがなぜあるのだろう? と思ったら、サーフクラブ利用者のためのラウンジとのこと。優しい色調で素敵だが・・・
 


若干浮いている気がして落ち着かない筆者


併設のシャワーブースやパウダールームはサーフクラブの会員用だが、ヨガやフラダンスの会員も1回500円で利用できるという。男性用と女性用でブースは分かれおり、今回は女性用のブースに案内してもらった。
 


アメニティはすべてjohn masters organics(ジョンマスターオーガニック)


シャワーブースは4つ


そのほか、24時間出し入れ可能なボードロッカーをはじめ、レベル別でサーフィン・サップ・ボディボードのレッスンを受けることもできる(有料・予約制)。各レッスンの料金は会員で7500円(税抜き)、体験ビジターで9000円(税抜き)となっている。

さて、この次にお邪魔したのは、こちら。
 


2Fにあるgypsea by HONEY


白と木目を基調にしたスタジオの中は・・・


海に面した側は一面ガラス張り


反対側は一面が鏡になっている


着替えのスペースはスタジオ内奥の壁際。カーテンで仕切りを作る


ついさっきまで良き大人でいようとしていた筆者。直前にこのレッスンがほかの時間帯のものよりハードだと知らされて逃げたくなった・・・が、この時点で逃げられるわけがない。
 


取材日は水曜日、午前中に行われるレッスンの2つ目「ヴィンヤサヨガ」を体験


レッスンはヨガ・フラダンス・ベリーダンスすべて初回体験が1500円!
5年間まともに運動していない、だらけきった34歳、7年振りのヨガ。見苦しいが見届けていただけると幸いである。

スーパー猫背、そして反り腰の筆者。開始後わずか1分、さっそく雲行きが怪しい。自然な呼吸をするシーンでも思いっきり不自然になる。
 


身体が歪んでいて、ヨガインストラクターの「身体の中心をまっすぐ」の指示に混乱している


良き大人であることはやめたが、記事にしないといけないという最低限の責任感はあるので(というより一人だけ動きを止める勇気もなくて)ちょっと頑張ってみる。
 


身体が左右に小刻みに震えていたが、頑張ってはいる(筆者写真中央)


目の前は、道路を挟んですぐにビーチ。優雅なヨギーニ(ヨガをする女性)を気取りたいところだが、姿勢を維持するのが辛くなってきて、ポーズをとりながら床の目の数を数えて気を紛らわせるような有り様であった。



股関節が硬いのか、足が前後に開かない


そんな、リラックスとは真逆の状態にあった筆者を見かねて・・・
 


ブロックを貸してくださった


ありがたいやら恥ずかしいやら・・・という気持ちになったが、ブロックを使ってようやく背中が伸びた。というよりも、このときに初めてそれまで伸びていなかったことに気づいた。
「これは『最近ちょっと硬くなってきた』とか『運動不足で』なんて次元ではない」と少し不安になってきた。

そんな筆者ですらレッスンの最後には「まっすぐか」などと悩まなくても・・・
 


まっすぐ座れるように(しかしやや放心)


レッスン終了後は特に指示があったわけでもないのに、ごく自然にみんなが円になって座って話をしていたのが印象的だった。


開放感のあるスタジオで自然と表情がやわらぐ


レッスン時間は1時間15分。己の身体に問いかけていたというよりも「なんでここまで動かなくなったんだ」と小一時間問いつめられていたのだが、肩まわりがじんわりと温かくなっていた。
 


頑張りましたよー(筆者にしては)


眼前には途中で晴れてきた空と海。潮の香りを含んだ風を上半身全部で吸い込むようにして過ごす時間。貴重な体験であった。