検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • お年玉キャンペーン 投票ページ
  • はまれぽイチオシ 忘年会・新年会 2018年-2019年 平成最後も横浜呑み!
  • はまれぽイチオシで新年「学びはじめ」
  • はまれぽ.com無料掲載について

ココがキニナル!

金沢文庫ユニー内に1972年から鎮座していた地元才能発掘書店「岩下書店」。アピタの建て替えに伴い遂に閉店してしまいました。閉店後、ついにホームページも消滅。リバイバルの可能性は無い?(うなぎさん)

はまれぽ調査結果!

実店舗はないが「有限会社岩下書店」として書店機能の一部は健在。現在は、横浜市中区を拠点に自費出版書の制作や、浮世絵の販売を行っている

  • LINE
  • はてな

2016年09月20日

ライター:紀あさ

金沢文庫の岩下書店

総合スーパー「金沢文庫ユニーに1972年から鎮座していた」という「岩下書店」。まずはその歴史を刻んできた金沢文庫に降り立った。
 


京急線金沢文庫駅
 

「金沢文庫ユニー」は駅のそばにあり、1972(昭和47)年に開店、2009(平成21)年店名を「アピタ金沢文庫店」に変更。2014(平成26)年5月に建て替えのため閉店となった大型スーパーだ。

折しもこのアピタ金沢文庫店、2016年9月16日にリニューアルオープンした。現地の人が「岩下書店」の今を知っているかを尋ねてみよう。
 


アピタ金沢文庫店のご近所在住、かなちゃんとまなちゃんとお母さんたち
 

岩下書店を覚えているかを伺うと、子どもたちはきょとんとした顔。お母さんたちは「地元にまつわる本を多く置いていましたよね」と記憶にあるようだ。しかし閉店後どこに移動したかは知らないという。



岩下書店のゆくえを調べる
 
続いて、インターネットで「金沢文庫 岩下書店」検索をしてみる。
 


検索結果。金沢観光協会のサイトには書店紹介が残っていた
 

しかし紹介文中の岩下書店のURLはリンク切れ。投稿のように「ついにホームページも消滅」しているのか。

諦めずに検索結果をもう少々下まで見てみると・・・
 


「前身である岩下書店」「バザール金沢文庫内に岩下書店」というキニナル記述が!
 

この「地本問屋 耕書堂(じほんどんや こうしょどう)」に連絡をすると、岩下書店四代目の岩下雅紀(いわした・まさき)さんとお電話が繋がった。現在店舗はないというが、後日喫茶店でインタビューをさせていただくことに。



3代目と4代目親子、金沢文庫店のはじまり

待ち合わせはよく晴れた土曜日の横浜。雅紀さんとともに、父であり3代目の岩下寛治(いわした・かんじ)さんも同席してくれた。
 


3代目・岩下寛治さん(78歳、左)と、4代目・雅紀さん(44歳)
 

「現在父は引退しているのですが、金沢文庫店の話だと、父を思い出す人が多いかと」という雅紀さん。それから寛治さんが口を開き、歴史を話してくれた。

創業は1928(昭和3)年、静岡。寛治さんが若いころ、岩下書店はまだ静岡にあった。「首都圏に店を出したい」と周囲に相談したところ、出版取次店から金沢文庫ユニーを紹介され、1972(昭和47)年、ユニーの開店とともに金沢文庫に出店。
 


「静岡から上京すると、赤い電車が走っていて、それが京急でした」
 

初めて降り立った金沢文庫は「品川から各駅停車に乗って、雨が降っている日で、ずいぶんさみしいところにきてしまったな、という印象でした」という。

「私はあんまり商売熱心じゃなくて」と言うが、景気は右肩上がりの時代だった。
 


学習参考書フェアをすると
 


なんと、1日に辞書が200冊も売れたそう
 

ちなみに雅紀さんは岩下書店が金沢文庫に開店した年に生まれた。
 


「3月に静岡で生まれて、9月には金沢文庫に来ていました」
 

そんな岩下書店、実は最初から投稿にあるような地元・金沢区の地域に特化した「地元才能発掘書店」だったわけではない。きっかけはある日、お客さんが「本を置いてほしい」と持ってきた自費出版の自著。
 


2003(平成15)年に発刊された楠山永雄(くすやま・ながお)さんの『ぶらり金沢散歩道』
 

金沢区に焦点をあてた本で、歴史検証がしっかりしていた。一目見て寛治さんは「これは売れる!」と快諾。書籍を特定するための管理番号(ISBN)が付いていない本だったが、そこは個人商店の即断力。

店頭で販売を開始するといきなり一週間で200冊、その後も3000冊ほど売れた。これには著者の楠山さんも「そんなに売ってくれる本屋とは知りませんでした」と驚いたそう。

岩下書店は、これを機に「地元」に着目しはじめる。
 


「金沢って歴史があっておもしろいな、ってうちの息子さんが気付きまして」
 

そもそも金沢文庫は鎌倉時代の中ごろ、北条実時(ほうじょう・さねとき)が造った武家の文庫、金沢文庫(かねさわぶんこ)を由来とする。
 


1930(昭和5)年に復興された中世歴史博物館、神奈川県立金沢文庫は駅徒歩10分
 

ほかにも司馬遼太郎『街道をゆく』の中に数ページにわたり金沢文庫の記述があることなど、金沢文庫と本との関わりは多くある。それを見つけ、雅紀さんが毎週紹介しているうちに地元密着書店の特色が強くでてきた。


岩下書店の本屋以外の地元密着事業とは?・・・次のページへ
 

  • LINE
  • はてな

おすすめ記事

金沢文庫は、かつて「かなざわ」ではなく「かねさわ」だった?

糖尿病を始めさまざまな疾病に対して豊富な知識と経験から最適な治療を見出す「陽和クリニック」

  • PR

「鶴見川橋」は歌川広重の浮世絵のモデルになったって本当?

お客様優先主義が魅力。相鉄線沿線の和田町や鶴ヶ峰、横浜国立大学周辺で自分にあった物件探しなら!

  • PR

新山下の厳重に囲まれた建物は何に使われている?

最先端の機器を使った治療と丁寧な説明。 地域の“目のかかりつけ医”をめざす「戸塚ヒロ眼科」

  • PR

鉄道6社が乗り入れる横浜駅!最速で乗り換えできるルートは?

ペットを飼う前から相談できる!? 一生つきあっていきたい「三ツ池動物病院」

  • PR

新着記事

崎陽軒のシウマイ弁当は、発売当初どんなデザインだった?

    • 面白かった180
    • 面白くなかった4
    • コメント2
  • 2019年01月16日

新横浜プリンスホテル、「傾いてません」! 開業以前からささやかれる噂の真相とは

    • 面白かった36
    • 面白くなかった8
    • コメント0
  • 2019年01月17日
お年玉キャンペーン
はまれぽイチオシで新年「学びはじめ」
横浜・神奈川のお出かけ情報
はまれぽ.com無料掲載について

はまれぽ編集部のイチオシ

地域と共に発展を目指す! 確かな施工に定評がある「株式会社安藤建設」

  • PR

横浜屈指のパワースポットを目指して、眺望も楽しめる「LM総合法律事務所」

  • PR

過酷で繊細な作業で産業廃棄物を大幅削減してリサイクル。環境問題の解決へ力を尽くす「ホマレファースト」

  • PR

「Tシャツ1枚からプリントします」デザインから製作まで一貫して請け負う「オリジナルウエア ブラスト」

  • PR

看板犬も人気のお店!元町5丁目にあるヘアサロン「aimable aime(エマーブルエメ)」

  • PR

秘密はオーナーの程よい“ゆるさ”! 反町にある口コミで大人気の理容室「φ(ファイ)」

  • PR

「つながりからコトが生まれる」がキーワード! 自社事業を地域貢献につなげる「株式会社太陽住建」

  • PR

エアコンによる悩みを解消、一度使ったら必ず欲しくなる世界初・横浜発「ハイブリッドファン」を生んだ企業

  • PR

フリーな独立系だからこそできることがある。正しい情報発信に取り組むカーディーラー「株式会社エイト」

  • PR

増改築からメンテナンスまで、住まいのことならなんでもおまかせ「システムショップはぎわら 金沢文庫店」

  • PR

みんなのキニナル投稿募集中!!

はまれぽ編集部が
キニナルことを調査してお答えします!!

  • 片瀬江ノ島駅の竜宮城風の駅舎が1/19で閉鎖されるそうです。リニューアルするようですが、どんな感じに...

  • 鎌倉の小町通を歩いていたら、遺跡調査中という看板があり、そこは囲いに覆われていて、中には地面を掘って...

  • JR相模原駅北側の相模総合補給廠共同使用地にスポーツ・レクリエーション施設、一部返還地に商業施設の建...

あなたはどう思う?

節分の日は何をしますか?

最近のコメント

アクセスランキング