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2016年横浜DeNAベイスターズ新入団選手発表の様子をレポート!

ココがキニナル!

2017年から加わる、横浜DeNAベイスターズの新人選手たちの入団会見の様子はどんな感じ?(はまれぽ編集部のキニナル)

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ライター:田中 大輔

2014(平成26)年の三上朋也(みかみ・ともや)投手、2015(平成27)年の山﨑康晃(やまさき・やすあき)投手、そして2016(平成28)年の今永昇太(いまなが・しょうた)投手

今季、初めてのクライマックス・シリーズ(CS)出場を果たすまでに至った横浜DeNAベイスターズの躍進には、ルーキーたちの活躍が付いて回った。もちろん来シーズンも、今季の3位でのCS出場を上回る目標を達成するために、新人選手の活躍が大きなポイントになる。

そんなカギを握った10人のルーキープレイヤーたちが、2016年11月25日(金)、横浜市内のホテルで真新しいユニホームに袖を通し、入団会見に臨んだ。



1軍キャンプに5~6人!?



会見の冒頭、マイクを握ったアレックス・ラミレス監督は、「今年は今永が素晴らしい成績を残した」と話し、「彼らにもリーグを代表する選手になってもらいたい。全員の成功を祈っている」と期待を口にした。
 


会見に同席したラミレス監督

 
今永の名前を口にした理由は、「新人選手たちに自分たちもできるんだ、という気持ちを持ってもらうため」だそうで、春季キャンプでは5~6人の選手を1軍に帯同させることを考えているとコメント。

「それぞれのポジションで(先輩たちと)競い合って、自分のポジションを掴んでもらいたい」と発破をかけた。
 


新たなスターの誕生に期待している様子

 
今年のドラフト会議では、本指名9人、育成指名1人の計10人が指名され、全員が入団。そのうち投手が7人と最も多く、ドラフト1位と2位では即戦力候補の大卒ピッチャーを指名している。

今年も入団が決まった10選手、全員をご紹介しよう。



ドラフト1位! 濱口遥大



まずは、地元・神奈川大学からの入団となったドラフト1位の濱口遥大(はまぐち・はるひろ)投手だ。

自身のキャリアで初めてという青いユニホームを身にまとい、「いよいよチームの一員になった。ここからスタートだと思うので、キャンプまでにしっかりと体を作ってアピールしたい」と話した。

 

投手・左投左打・背番号26。神奈川大学から入団

 
毎年恒例の、豊富の二文字を書き込んだ色紙も披露。

色紙には“貢献”と書き込み、「1年目からチームの日本一という目標に貢献できるように、この文字を胸に刻んで頑張っていきたい」と決意を表明。

対戦したい相手に「阪神タイガース」を挙げ、「大きな声では言えないんですけど、阪神ファンだったので」と苦笑い。しかし、表情を引き締め直し、「そこに投げ勝って、アピールしたい」と続けた。

 

会見翌日のファンフェスティバルにも登場した

 
昨年の今永に続く、大卒左腕のドラ1ルーキー。なにかと比べられることも多そうだが、今永を「目標にしている先輩」と話し、「近くで見られるので、たくさん勉強したい。難しいことだとは思うけど、今年の今永さんの成績を超えるくらい頑張りたい」と前向きだ。

ルーキーながら堂々とした姿が印象的で、飾らない言葉で素直に思いを話す濱口は、「まずは開幕ローテーションに入って1勝を目標に。そこから勝ち星を積み上げて、二桁勝利、新人王を目指したい」と怪気炎を上げた。

 

ファンフェスで声援に応える濱口

 
ファンに一言と求めると、「闘志を前面に出してバッターに向かって行く投球を、実際に球場に来て見てもらいたい。応援してもらえるような選手になれるように頑張ります」とメッセージを送ってくれた。