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みんなのキニナル

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横浜のココがキニナル!

グリーンライン延伸計画の進捗は?いつ延伸する?どこに新駅ができる(monataiさん/川崎・蟹ヶ谷っ子さん/yokohamatsuさん/そうてつボーイさん/さきやまださん/海の狸さん/エクジィさん他)

はまれぽ調査結果

「グリーンライン」延伸は「横浜環状鉄道」の未開通区間開業と同義。計画は50年以上にわたって生きているが、実現はほかの路線計画の実現後になる

ライター:岡田 幸子 (2017年06月25日)

横浜市営地下鉄グリーンライン(以下、グリーンライン)は正式名称を「横浜市高速鉄道4号線」といい、2008(平成20)年3月に営業を開始した。港北ニュータウンを中心とする市北部地域を横断し、JR横浜線につながる「中山」駅から東急東横・目黒線に接続する「日吉」駅までのおよそ13kmを結んでいる。

 

こ~んな感じ(横浜市交通局HPより)
 

「横浜市統計ポータルサイト」掲載のデータによると、2017(平成29)年1月のグリーンラインの乗降者数は421万1464人。1日に平均すると、14万人近くが利用している計算だ。参考にブルーラインの同年同月の1日あたりの平均乗降者数は51万人ほどだった。

しかし、個人的にはこれまでにご縁がない。実は乗ったことがなかったりする。

 

で、初乗り~♪ ニュータウンを走ります
 

4両編成、なんだかコンパクトな車両なのね
 

さて、この路線の延伸計画について、多数のキニナルをいただいているらしい。以前の記事でも概要をご紹介したが、計画の現状はどうなっているのだろう?



「グリーンライン延伸計画ってイキてます?」

グリーンライン延伸計画の現状を尋ねるために、訪れたのは横浜市都市整備局都市交通部都市交通課。

 

お邪魔いたします
 

松井恵太(まつい・けいた)課長と、六渡淳一(ろくど・じゅんいち)課長補佐兼担当係長に対応してもらった。

 

残念ながらお顔出しはNGとのこと
 

単刀直入に伺います。グリーンライン延伸計画ってイキてます?

「はい。もともとグリーンラインは市域をC字型に走る『横浜環状鉄道』の一部区間を先行して開通させたものです。今後、残りの区間を整備する計画は確かにあります」と松井課長。

 

赤丸内がグリーンラインで、黒太線が残りの整備区間です(交通政策審議会答申第198号より)
 

それって・・・いつごろ開通になるのでしょう?

「グリーンラインの延伸については、具体的にいつ着工、いつ開通という段階では、まだありません。2018年度末までをめどに、市営地下鉄ブルーライン(横浜市高速鉄道3号線)のあざみ野~新百合ヶ丘の延伸について、技術的要件や、財源確保の方策、採算性などの調査を行い、事業化の判断をしていくことになります。このため、グリーンライン延伸については、もう少し時間をかけて検討を深めていくことになると思います」

 

延伸計画中のブルーライン
 

「2017年度予算では、調査費として1000万円が計上されていますので、ブルーライン・グリーンラインそれぞれの延伸を検討することになっていますが、あくまでブルーラインの延伸が検討の中心になります」という。

 

現在運行中の横浜市営地下鉄
 

つまり、グリーンライン延伸計画自体はあるが、いつ手をつけられるかはまだ未定。もしかしたら計画を白紙化する可能性もありということ?

 

どうなる、グリーンライン!?
 

松井課長は「横浜市としてこれまでグリーンライン延伸計画を事業化するとは表明していません。今後、計画をあらゆる角度から検討した結果、どうしても実現不可能という結果になれば、理屈上は計画を白紙に戻すこともありえます。ただし、市としては、どのようにしたらこの計画が事業化できるのかという姿勢で検討していくことになります」

「横浜市では現在、鉄道構想路線と呼んでいるものが大きく3つあります。1つ目は『ブルーラインの延伸』。あざみ野まで走っているブルーラインを、川崎市の新百合ヶ丘まで伸ばす計画です。続いて、2つ目は今回ご質問にあった環状鉄道構想の残りの区間の事業化になる『グリーンラインの延伸』。そして、3つ目は『東海道貨物支線の貨客併用化』。桜木町から東京方面に伸びる既存の貨物線を活用しながら、沿岸部に新たな動脈を作っていこうという計画です」と話してくれた。

 

ブルーラインの延伸はこんなで(交通政策審議会答申第198号より)
 

東海道貨物支線活用路線はこんな感じ(同)
 

「この3つの計画では、『ブルーラインの延伸』『グリーンラインの延伸』『東海道貨物支線の貨客併用化』の順で事業化を検討していくというのが市の考え方です。特にグリーンラインの延伸(横浜環状鉄道の整備)となると莫大な費用を要しますから、長期的に取り組む路線として位置づけています」

「さらに、今まさに事業中の路線である『神奈川東部方面線』を、目標年次までに完成させることが最も重要なことで、仮に構想路線を新たに事業化するとなれば、ブルーラインの延伸が優先的な路線となります。そのめどがついてようやくグリーンライン延伸に取りかかることになります」という。

 

「グリーンライン延伸」は、長期的に取り組む路線なんですね
 

ちなみに話にあった「神奈川東部方面線」とは、相鉄線西谷駅からJR東海道貨物線横浜羽沢駅付近の区間の「相鉄・JR直通線」と、横浜羽沢駅付近から新横浜を経由して、日吉駅へ接続する「相鉄・東急直通線」のことで、相鉄線とJR線、相鉄線と東横線がそれぞれ相互直通運転する路線。「相鉄・JR直通線」が2019年度下半期、「相鉄・東急直通線」が2022年度下半期に開業する予定だ。

 

現在事業中の「神奈川東部方面線」(横浜市都市整備局HPより)
 

松井課長によると、ブルーラインのあざみ野から新百合ヶ丘までの延伸について、2年ほど検討に費やして計画実行の判断がなされたとしても、都市計画法や鉄道事業法、環境アセスメントなどの手続きに3~4年かかるという。川崎市域にも関わる路線であるため、連携の調整期間も必要だ。

「ブルーラインの延伸に限っても、最短で5~6年後の工事着工でしょうか。正直まだ分かりませんが、グリーンライン延伸の着工はさらに後になる可能性が高いです」とのこと。

 

そう簡単には伸ばせないってことか
 

まだまだ長い道のりであることは分かった。では、この計画、いったいいつごろから温められてきているのだろう?


「グリーンライン」計画の歴史に迫る! キニナル続きは次のページ≫
 

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