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日本初のラグビーW杯が日産スタジアムで開催! 市内のチームキャンプ地は?

ココがキニナル!

ラグビーのワールドカップ決勝が横浜でおこなわれるそうです。練習用グラウンドや横浜がどのように関わっていくのか、わからない事だらけなので、一度調べてみてもらえませんか?(たかし君さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜では決勝戦のほか、日本代表が出場するプール戦(トーナメント予選)を開催。試合開催時のキャンプ地は2018年春に決定する予定で、横浜も名乗りを挙げている。

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ライター:はまれぽ編集部

「アジア初」の決勝は横浜で!



2019年9月20日に開幕するラグビーワールドカップ2019。これまで欧米やアフリカ地域で中心に行われてきたラグビーだが、今大会は日本初、そしてアジア初という記念碑的な世界大会だ。
 


いよいよチケットの販売も始まる

 
大会会場となるのは、北は札幌市、南は熊本市までの12自治体の競技場。横浜市(神奈川県と共同開催)では日産スタジアム(横浜国際総合競技場)で日本代表戦を含むプール戦(予選)4試合と準決勝2試合、世界最強が決定する決勝戦の計7試合の舞台が横浜となる!

確定している日本代表戦は、2019年10月13日のスコットランド代表選だ。
 


日産スタジアムが舞台

 
神奈川県内でのラグビーの公式試合開催例は少なく、横浜市市民局によれば日産スタジアムのラグビー使用も「あっても数回程度ではないか」という。

そんな横浜で決勝戦が行われる理由の一つは、会場の大きさだ。
当初、ラグビーワールドカップの決勝戦は東京都新宿区・渋谷区に建設する「新国立競技場」で行われる予定だった。しかし、建築費の高騰によるデザイン案の変更などの影響で、2019年には完成が間に合わないことになった。
 


新国立競技場の建設は当初計画から遅れている(写真はフリー素材)

 
東京では調布市の「味の素スタジアム」が代替の会場に選ばれ、開幕試合などが行われるが、決勝戦の舞台としては首都圏に近く、国内最大規模の広さがある日産スタジアムに白羽の矢が立ったのだ。
 


2017(平成29)年9月に行われた、大会2年前イベントの様子


日本でのラグビー熱といえば、2015(平成27)年のラグビーワールドカップで、日本が南アフリカを下すという「ジャイアント・キリング(大番狂わせ)」を達成した際の盛り上がりが記憶に新しい。しかし、その後は日本代表も思うような活躍がなく、興行的にも落ち着きが見られるようだ。

日本代表チームには、横浜を舞台にした大活躍でラグビーを再び盛り上げてもらいたい! そんな大会に向けて、会場となる横浜市はどのような対応を行う予定なのだろうか?
 
 

 
海外からの来訪者を受け入れ


 


横浜市庁舎も展示などでラグビー盛り上げに躍起だ


まず真っ先に思い浮かぶのは、試合のために訪れる選手の宿泊先や、観光客の滞在による観光振興だ。

横浜市文化観光局では、海外の富裕層向けの旅行パックを取り扱う旅行代理店などに対して、横浜市内の滞在先などを紹介するなど、アプローチを行っていく方針だという。
 


味の素スタジアム(東京)でのスコットランドとの交流戦開催時の観客


同局観光MICE振興部観光振興課の担当者は、「ラグビーワールドカップの会場は新横浜駅が近く、ほかの都市へのアクセスもいい。そんな中で東京などではなく横浜市に滞在してもらうために、代理店や個人旅行者に対して、ホテル情報を提供していく予定です」と話してくれた。

世界ではオリンピックやサッカーワールドカップに次いで注目が集まるラグビーワールドカップ。決勝戦が行われる都市として、ワールドカップは世界へ横浜をPRする絶好のタイミングなのだ。

 

世界中から選手・観客が集まる(フリー素材)

 
大会時に選手らが宿泊するホテルや練習場は「公認チームキャンプ」として、ラグビーワールドカップ大会組織委員会がコーディネートする予定。全国で76ヶ所、90自治体が候補地に立候補している。

横浜市としても名乗りを挙げて組織委員会に提案しているが、「どこが候補になっているかを組織委員会が公表しておらず、まだ明かすことができない」という。

市内では、日産スタジアム周辺以外にも、全国高等学校ラグビーフットボール大会の神奈川県大会決勝などが行われる「ニッパツ三ツ沢球技場」や「横浜FC LEOCトレーニングセンター」など、練習が可能な施設は複数ある。
 


横浜FCのホームグラウンドでもある三ツ沢球技場

 
だが、公認チームキャンプ地に選ばれるためには、宿泊機能に加え、屋内トレーニング施設やアイシング用のプールがあることなど一定の条件を満たす必要がある。

各会場ごとに複数のチームが滞在するため、日産スタジアムにアクセス可能な場所に数ヶ所のキャンプ地が選ばれる見込み。
横浜市以外にも藤沢市(神奈川県と共同)や厚木市、海老名市も候補地となっており、大会を統括するラグビーワールドカップ大会組織委員会が2018年春ごろに決定する予定だ。

どのような場所が条件を満たすのか、思いめぐらせるのも楽しいかもしれない。
 


市内グラウンドで練習する女子ラグビーチームTKM



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