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今シーズン活躍する選手は? 2018年のDeNAベイスターズ春季キャンプをレポート

今シーズン活躍する選手は? 2018年のDeNAベイスターズ春季キャンプをレポート

ココがキニナル!

今シーズン活躍する選手は誰? 沖縄で行われた横浜DeNAベイスターズの2018年春季キャンプの様子は?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

ルーキーや2年目の若い力がレギュラーを脅かす存在となり、引き締まった雰囲気のキャンプを送っていた。ファンの1番の注目は細川成也選手だった

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ライター:山口 愛愛

ファンが予想する2018年ブレイク選手はこの人!



球春到来! 2017(平成29)年、19年ぶりに日本シリーズ進出を果たした横浜DeNAベイスターズ。3位からの逆襲で王者福岡ソフトバンクホークスを追い詰めるもあと一歩及ばず。ファンとともに喜びと悔しさを噛みしめ、2018年シーズンはハマスタでの初のCS(クライマックスシリーズ)開催、リーグ優勝、そして真の日本一を目指す。

 

今年こそリーグ制覇を目指す
 

ラミレス監督が「80勝でリーグ優勝」を目標に掲げる今シーズン。2月1日から28日までの1ヶ月間、沖縄県宜野湾(ぎのわん)市内のアトムホームスタジアム宜野湾で春季キャンプが行われ、選手たちは汗まみれになりチーム改革に徹底してきた。

2月24日からオープン戦が始まり、開幕一軍、スタメン、ローテーションへの生き残りをかけたサバイバルは続いている。

そんな選手たちを見守るファンは今シーズンの横浜DeNAにどんなことを期待しているのだろうか? キャンプ地まで足を運ぶ熱烈なファンの声をもとに、キャンプレポートをお届けしたい。

 

今年も行ってきました! アトムホームスタジアム宜野湾
 

試合のない日の練習は午前10時から始まり、ウオーミングアップをしてから守備の連係プレイを磨く。
その後、野手5チーム、投手4チームに分かれ、打席に入っての打撃、走塁、ブルペンでの投げ込みなど、その日の種目をローテーションしてこなしていく。

 

スローイング練習中の戸柱恭孝(とばしら・やすたか)捕手
 

ランナーを挟む「挟殺(きょうさつ)」プレイの動きも細かく確認
 

日によって、午前8時ころから倉本寿彦(くらもと・としひこ)選手がグランドに入り「特打」で汗を流していたり、ルーキーの楠本泰史(くすもと・たいし)選手が居残り「特守」でボールを追いかけていたりと、それぞれが個別練習を加えレベルアップを図っている姿が印象的だ。

 

2017年は「9番」打者で50打点を稼ぐラミレス監督の采配が話題に
 

メイン球場やサブグラウンド、ブルペンなどで行われるほとんどの練習をファンが見学できるので、いち早く今シーズンの選手の調子やチーム状況を把握することができる。

連日、ファンサービスタイムが設けられ、サイン会を楽しみに沖縄まで駆け付けるファンも多い。

 

丁寧にサインをする石田健大(いしだ・けんた)投手
 

キャンプ見学はヤミツキになるリピーターが多く、目の肥えたファンたちはまるで解説者のよう。そんなわけで、今年の見どころを押さえるべくファンの声を集めてみた。

題して「キャンプ地Deファン50人に聞きました! 今年活躍するキニナル選手はこの人だ!」。

期待している選手を尋ねると、ファンは「好きな選手」を挙げることが多く、人気投票になってしまいがちなので、「今シーズン期待している選手」と、そのほかに「今シーズンブレイクすると思う選手」を挙げてもらった。

50人(複数回答可)に聞き、その合計数をもとに、ファンの声と合わせてはまれぽ的キニナルランキングを発表する。

 

ファンが集まるグッズ売り場周辺で聞き込み
 

それではいってみよう。

第5位は外野手の桑原将志(くわはら・まさゆき)選手。
「2017年は力を出し切れてないと思うし、あの(明るい)キャラクターが1番バッターで出塁すると押せ押せムードになる」。
「ラミレス監督がキーマンは桑原選手とよく言っていて、期待しているのが分かる。ファインプレーも多く優勝には欠かせない」。

 

昨年はゴールデングラブ賞を受賞した桑原選手
 

積極的なバッティングも魅力だが、今シーズンは四球を増やすことも心掛け「出塁率4割、盗塁30個」を目指し練習に励んでいる。

第4位は東克樹(あずま・かつき)投手。
「左腕4人(石田健大、今永昇太〈いまなが・しょうた〉、濵口遥大〈はまぐち・はるひろ〉投手と)でローテーションに入り、10勝~15勝に期待!」。
最近のドラフトで獲った左投手はみんな活躍しているから、スカウトの見る目がある。2017年のドラフト1位の東投手の活躍も間違いナシ。新人賞を獲ってほしい」。

 

キャンプ初日からブルペン入りを志願した東投手
 

ラミレス監督は「左投手で40勝」を目標にし、東投手を「10勝できるポテンシャルがある」と評価する。2016(平成28)年のドラフト1位の濵口投手が10勝を挙げたので「それ以上の活躍」をファンは願っている。

3位は内野手の大和(やまと)選手
「守備範囲が広く無駄な動きがないように見えた。今年はゲッツー(併殺)が増えそう」。「エラーからのもったいない失点が減ると思う。スイッチヒッターの大和選手が2番に入ると攻撃パターンが広がる」。

 

動作の速い華麗な守備を見せる大和選手
 

阪神タイガースからFAで加入した大和選手は、ラミレス監督から「リーグナンバーワン遊撃手」といわれるほどのお墨付き。現段階では、セカンドに挑戦している倉本選手と二遊間を組むことが多く、スムーズな連携を見せている。2番バッターのつなぎ役に期待を寄せる声も多かった。

2位は外野手の筒香嘉智(つつごう・よしとも)選手。
「昨年キャプテンとしてチームをまとめた力は大きい。今年も引っ張ってほしい」。「40本以上でホームラン王!」。

 

新フォームでかっ飛ばす筒香選手
 

チームバッティングを心掛けるキャプテンだが、ホームランを見たいというのがファンの本音。ほぼ膝を曲げないリラックスした構えからインパクトの瞬間に力を込める新フォームに取り組み、仕上がりは順調のよう。

そして1位は外野手の細川成也(ほそかわ・せいや)選手。
「初打席のバックスクリーンへのホームランはビックリした。翌日もホームランを打ち、まぐれ当たりじゃないと思った。今年は絶対ブレイクする」。「あのパンチ力はスゴイ。ブレイクして活躍してくれるはず」。

 

豪快なバッティングに写真奥の柴田竜拓(しばた・やつひろ)選手も思わず笑顔に
 

堂々の1位は、「今年ブレイクすると思う選手」で票を伸ばした2年目の細川選手だった。デビュー戦と翌日の2戦連発のインパクトは強烈。迷いのないフルスイングにファンはつい夢を見てしまう。

 

首位打者の宮﨑敏郎(みやざき・としろう)選手(右)からアドバイスを受ける場面も
 

打撃練習でもパワーを見せつけていた。実戦で数字を残せるかが判断材料にはなるが、「細川の調子がよければ、左投手時に細川、右投手時に梶谷のツープラトンも考えている」とラミレス監督。今後どう使われるのか、若い力から目が離せない。