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取材した「軍艦居酒屋NAGATO」が掲載2日後に店舗売却の告知!?どうして?NAGATO!

ココがキニナル!

2018年9月に取材させていただいたばかりの「軍艦居酒屋NAGATO」が掲載2日後にツイッターにて閉店を告知。一体何があったの?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

残念ながら閉店は本当だった。本来年内営業の予定だったが、予想より早くに買い手も決定し、10月27日に閉店。「軍艦居酒屋NAGATO」の場所にはカラオケスナックができる予定。

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2018年11月18日

ライター:おとも尚美

掲載2日後に「軍艦居酒屋NAGATO」が閉店告知という衝撃!
 
ライターおともは、はまれぽを毎日読む。コメントまで全て読む。9月18日掲載の『女性一人も大歓迎?軍艦好きが集う戸部の「軍艦居酒屋NAGATO」とは?』は、内容もさることながら、コメントが面白くてとても印象に残っていた記事だ。

ところが・・・はまれぽ編集部から10月某日「NAGATOが閉まっちゃうみたいなんだけど理由を聞きに取材行ける?」と、連絡がきた。
・・・NAGATOが閉まる??この間、掲載されたばかりではないか?

NAGATOのツイートを見ればわかるとのことなので、すぐに、フォロワー数2人のマイツイッター(笑)にアクセスし事実確認をしてみると、
 


オーナーからの閉店のお知らせ

 
本当だった・・・。

ツイート日は9月20日。なんと、はまれぽ掲載の2日後ではないか?
あの、人当たりの良さそうな艦長(オーナー)に何かあったのか?なぜそんなことに?そして、集っていた軍艦マニアたちは今後どうなるのか。興味深く記事を読ませてもらった矢先に、閉店の取材に伺うことになろうとは・・・なにはともあれ理由を聞きにいってきた。

 
 
 
閉店間近の「軍艦居酒屋NAGATO」を突撃
 
京急本線の戸部駅の改札を右に出ると、本当に10秒ほどで「軍艦居酒屋NAGATO」に辿り着いた。
 


変らず出迎えてくれたカッコいい看板

 
午後9時、約束の時間にお邪魔すると、一番最初にやはりこれが目に飛び込んできた。
 


店名がNAGATOなのに大和?
 

上は「大和」で、「長門」はこれ。軍艦マニアではない筆者には違いがよくわからない

 
店内には10名ほどの客(すべて男性)がいて、6割の席が埋まっていた。
 


この日初めて来たというお客さん。撮影を快諾してくれた

 
前回も登場してくれた艦長の永島達矢(ながしま・たつや)さん。とても忙しそうにされていたが、早速、本題に入ることに。
 


「ごめんねー、ちょっと待っててねー」と、本当に忙しそうだった永島艦長

 
 
 
「はまれぽ取材時には閉店を決めていたのか?」
 
掲載2日後に閉店のお知らせをツイッター配信するなんて・・・もしや取材時にはもう閉店を決めていたのではないだろうか?そして取材時に言い出しづらかったのではないだろうか。

「決めてはいなかったんですけど、どうしようかなーとはずーっと思っていました」と、永島艦長。

居酒屋をはじめるにあたり、味ではプロには敵わないため、どうやってお店の知名度を上げようかと悩んだ末の「軍艦居酒屋」だったそう。2017(平成29)年のオープン以来、さまざまなメディアに自らファックスを送るなどしてアピールしたそうだ。
 


確かに、こういう絵を飾っている居酒屋に出会ったことはない

 


「長門」の模型

 
そのかいあってか、AbemaTVや横浜ケーブルビジョン(YCV)、神奈川新聞などに取り上げられはしたものの、予想に反してなかなか知名度は上がらず、ほんのちょっと来客が増えただけだという。

はまれぽが「キニナル投稿」に寄せられた「入りにくい」というユーザーの声に応え、取材時に伺った際は「WEBサイトにそんな投稿があったなんて・・・もしかしたら知名度が上がるかなー」と、期待しながらも「どうしようかなー」と考え続けていた時期だったそうだ。

ちなみに、はまれぽ掲載後は「たっくさん押し寄せてくれましたよ!」とのこと。心優しいお気遣いに感謝!
 
 
 
営業日数が週に3日なのは?
 
しかし、前回の記事でも紹介したが、営業日が「木・金・土」だけなのはなぜだったのだろう。まだ閉店を知る前のことで「居酒屋で週3の営業なんて聞いたことがないし、儲かるのかな?」と疑問に思っていたので、そのことについて伺う。

すると「8月くらいまでは週6やってたんですよ」と、いうではないか。

営業が苦しくなり副業でも始めるために日数を減らしたのだろうか・・・? とさまざまな妄想をしてしまったが、理由は全く別のところにあった。

「お客さんは僕が軍艦に詳しいと思って来られるんですけど、僕自身は『普通の人以上マニア未満』くらいのお話しかできないんですよ。お店には本当にマニアな方もいらっしゃるので、営業日数を凝縮したら軍艦好きが一堂に会して話が弾むんじゃないかと思って」

と、永島艦長。
 


映画『火垂るの墓』の節子にあげたくなってしまうドロップ
 

なぞの爆発をした「陸奥(むつ)」の引き揚げ材料で作られた錨(いかり)

 
その思惑は見事に当たり、週6から週3に日数を減らしたにもかかわらず、売り上げはキープしたまま、これまでバラバラに来ていた軍艦好きが顔を合わせる事が多くなり、マニア同士の会話も増えたそうだ。
 


午後10時ごろには、ほぼ満席。初対面の客同士で会話する場面が目立った

 
営業日数を減らした理由はもう一つ。永島艦長が横浜駅東口で鍼灸院を経営しているのは前記事で紹介した通り。午前11時から午後8時まで診療をしたあと、デスクワークをこなしてから午後9時くらいに「NAGATO」に出勤するスタイルを続けていると、身体に微妙な変化が現れたそうだ。

永島艦長は
「針穴に糸を通したことありますよね?すごく1点に集中するでしょ?鍼って、あの集中の連続なんですよ。ミクロ単位なんですけど、疲れの影響が出てきたかなと感じました。居酒屋経営は素人でも鍼はプロなのでまずいなと思いました」
と、話してくれた。
お客さんにとっても本人にとっても週3営業はプラスに働いたらしい。
 
 
 
1年余りで閉店を決意した本当の理由
 
えっ?ということは・・・
「NAGATO」は閉店を余儀なくされる程の赤字はないのに、閉店するということ?
何故?もったいない!

その理由は順調だという本業の方にあった。

実は横浜駅周辺の再開発事業に伴い、立ち退きが決まった鍼灸院の移転先が決まっていないのだそう。横浜駅東口から徒歩1分という現在の好立地に並ぶ場所が見つからず、駅から離れる事も考えなければならない。駅から離れると売上げが下がるかもしれない。本業である鍼灸院の売上げが下がると居酒屋どころではなくなってしまう。

次の手を打ってから「NAGATO」のことを考えるのでは遅いので、最初に周辺整理をして本業のみを考えるという結論に至ったそうだ。

しかし、元々趣味で始めた居酒屋ならば、現在店長のナオさんに任せてお店を残すことは考えなかったのだろうか?

質問に対して永島艦長は
「軍隊は進軍も大事ですが、撤退も大事です。ガダルカナルになってからでは遅い」
と、実に艦長らしい堂々とした台詞を残してくれた。

現「NAGATO」の場所は、烹炊長(ほうすいちょう)ナオさんも含めた永島艦長の中学時代の同級生が開くカラオケスナックになるそうで、「当分は軍歌が歌われるかもしれないけど、是非遊びに来てください」とのことだった。
 


烹炊長のナオさんは、NAGATO後に入るカラオケスナックの店長になる

 
 
 
戦艦大和がたくさん掲げられているのに、NAGATOな理由
 
もう一つの疑問は店名だ。店内にはたくさんの戦艦大和関係の写真やイラスト、模型が掲げられている。そうなると店名は「軍艦居酒屋 YAMATO」と、バシッと決めてほしいようにも思うが、そのあたりも聞いてみた。

そこには永島艦長らしい控えめな理由が隠されていた。

本来は戦艦大和が大好きな艦長。特に大和の横のフォルムが好きなのだとか。しかし、戦艦大和の名を店名にするには、大和があまりにも偉大すぎておこがましいと考えてしまったとか。

そこで、最後まで沈まなかった戦艦「長門」(終戦時、航行可能な唯一の戦艦だった)をゲン担ぎにしてみようかな、と思いつつ、更に神奈川県の横須賀配備だったこと、そして、永島と長門が「ナガ」繋がり・・・そんな理由から店名を「軍艦居酒屋NAGATO」にしたそうだ。
 


最後まで沈まなかった戦艦長門だったが・・・

 


終戦後、長門はアメリカに接収され原爆実験の標的艦となり沈没

 
 
 
「居酒屋NAGATO」を愛した仲間(お客)たち
 
この日いらしていた常連さんや、初来店のお客さんたちにもお話を伺ってみた。

前回の記事で、埼玉県の自宅からこの店にライフル銃の模型を持ち込んだお客さんがいた、というエピソードをお聞かせいただいたが・・・そのご本人が来店していて感激!
 


常連の渡辺優太(わたなべ・ゆうた)さんは、模型ライフルの持ち主

 
「やっぱり、会社や友人には軍艦好きなのは言いにくいので、ここがなくなるのはとても残念です。僕よりマニアな方からの話を聞きながら酒を飲むのは最高でした」という渡辺さん。ちなみに、模型ライフルは袋を被せて持ち運びしていたため、職務質問を受けたことは一度もないそうだ。
もう一名、前回の記事に続き、この日も来店していた常連の清藤(せいとう)さんは、なんと元陸上自衛官。
 


名残惜しいと語る元自衛官の正当常連さんにとっては

 
「陸と海の違いはありますけど、やっぱりこういう内装を見ると懐かしさを感じます。オーナーとナオさんの人柄に惹かれて通い続けていたので残念です。次のカラオケスナックにもナオさんに会いに一度は来てみます」と話してくれた。
 
 
 
はまれぽの記事を読んで来てくれた人もガッカリ!
 
カウンターに座るお客さんに更に話を伺うと
「僕ね、実はここ初めて来たんですけど、はまれぽを見て来たんですよ」と仰るではないか!
写真はNGということなので、彼の注文していたものを撮影・・・。
 


渋めのメニュー選択

 
「雰囲気もいいし、料理も酒も旨いのに閉まっちゃうの?残念だなぁ」と話してくれた後、ほかのお客さんと楽しそうに会話していた。
 
ツイッターでは長くても12月までの営業という告知もあったが、買い手(カラオケスナックを経営する予定の同級生)が見つかったため急遽閉店となってしまった「居酒屋NAGATO」。新しい「居酒屋NAGATO」の出店予定はなく「今後は三浦辺りに別荘を買って、軍艦好きなら誰でも無料で宿泊や飲食可能な『軍事基地』を作るかもしれないよ」と、笑顔で夢を話してくれた。
 
素晴らしき未来を願いつつ、永島艦長を敬礼で見送りたい。
さらば!NAGATOよ、永遠に!
 

 

 
 
取材を終えて
 
今回は「軍艦居酒屋NAGATO」ファンだけではなく、はまれぽを読んで行ってみたいと思っていた人には残念なお知らせとなってしまった。
せっかくなので前記事にたくさんいただいていた、ユーザーへのコメントのお返事をいただいてきた。
 
◆Poirotさんのコメント:店名が「NAGATO」なのに、店内のタペストリーも模型も「大和」ばかりなのが素敵(泣)
 
このコメントに永島さんは「やっぱりね~」と爆笑。前述の通り永島さんは「大和」のファンだ。
 


「長門」ではない「大和」の「NAGATO」タペストリー(ややこしい)

 
◆I.F.ASKAさんの質問:ジェンガは扶桑ですか?
 
「そうなんです、扶桑です!あれだけでよくわかりましたね!不安定な感じが似てるでしょ?」と永島艦長。土台に艦首や艦尾などを細かく書いた理由は「きちんと前後や砲台を書かないとマニアの方に叱られるから」だそう。
 


倒れたジェンガの土台には細かく砲台などの配置図が描かれていた
 

こちらが「扶桑」

 
◆ナチュラルマンさんの質問:宇宙戦艦ヤマトのファンはダメ?リアルなら戦艦「三笠」のファンですが
 
永島艦長も常連の渡辺さんも「宇宙戦艦ヤマト」のファン。渡辺さんにおいては、先に軍艦を好きになったのか、先に「宇宙戦艦ヤマト」を好きになったのか分からないくらい、同時に好きになったとのこと。

ちなみに店内を探したところ・・・「三笠」はパンフレットが一つあるのみだった。
 


これしかなかった
 

パンフレットの見開き

 
艦長がいつか「軍事基地」を造り、NAGATOに集うお客さんが再会できる日が来ることも、はまれぽも心待ちにしたい。
 
 
―おわりー

 
 

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  • 横浜駅近辺だと家賃が高い、ネックはそこだったと思う。商売は誰がやってもなかなか上手くいかないものだ。ここのお店は順風満帆だったようだが。。。

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