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野毛で篭城している不動産屋さん!?再開発地区にポツンと一軒建っている理由

野毛で篭城している不動産屋さん!?再開発地区にポツンと一軒建っている理由

ココがキニナル!

野毛町2丁目の一区画がマンション建設の為ほぼ更地になりましたが、県道沿いにある不動産屋の建物がポツンと残っています。店のブログでも移転の予定は無いと明言し、どういった意図があるの?(アンクル商會さん)

はまれぽ調査結果!

当初は一体となって再開発する予定だったが、交渉が決裂して断念。一時期は「居座って土地の値段を上げようとしている」とまで噂された。今のところ店舗を移転する予定はない

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ライター:はまれぽ編集部

中区野毛町2丁目の平戸桜木道路沿いに、一軒ポツンと建っている不動産屋さんがある。その名も「濱や地所」だ。
 


写真中央の建物が「濱や地所」。2階はスナック「ゴールド」

 
ちょうどこの周辺は再開発地区となっていて、2020年6月に地上10階建てのマンションが建つ予定。2018(平成30)年の夏ごろから濱や地所を取り残すように駐車場や建物の解体工事が始まり、現在は基礎工事の段階に進んでいる。

濱や地所のブログには、「篭城感たっぷり生き残り感満載ですが、とりあえずこのまま居残る予定でおります」と書いてあり、移転する予定はないようだ。まさに「篭城」しているような光景だが、いったいどのような経緯があって今の状態になったのか?

株式会社濱や地所の水梨学(みずなし・まなぶ)さんにお話をうかがった。
 


ドキドキしながら店内へ・・・

 
 
 

土地の値段を上げようとしている!?


 
「なかなか珍しい光景ですよね。ここ(濱や地所)以外が解体されて更地になった時は、よく反対車線の歩道から写真を撮られました。ご来店いただくお客様のほとんどから『どこに移転するんですか?』と質問されますし、『あの不動産屋、居座って土地の値段上げようとしているんじゃないか』って不穏な噂が流れていた時期もあったんですよ(笑)」と水梨さん。
 


2018年8月、解体工事中の様子(画像:濱や地所)

 
もともとは濱や地所を含む6つの店舗がアーケードになっていて、解体工事中は右も左も後ろも仮囲いにかこまれた状態に。そして更地になると、より篭城感が高まってしまったのだ。
 


2018年10月、周辺が更地になった時の様子

 
確かに、居座っているようにも、ここだけ生き残ったようにも見える。筆者が利用客だったら入りづらいのが正直なところだが・・・いったい何が起きているのか?

水梨さんによれば、濱や地所の土地と建物は、マンション建設をしている土地のオーナーとは別の方が所有しているそう。生き残った理由については、「もともとは一帯となって開発に参加する予定で大家さんが交渉を進めてくださったのですが、交渉が決裂したためこのような状態になっております。不穏な噂に関しては、聞かれるたびに丁寧に説明をしていました」という。
 
 
孤独感にも馴れる
 
「今ではこの状態に慣れましたけど、解体工事中はよく揺れていました(笑)。もともとお隣の建物とくっついていたので、周りが取り壊された時はやっぱり寂しかったです。外壁もボロボロだったので、どこからか猫が侵入してきて、深夜0時に誰もいないはずのオフィス(猫)から電話がかかってきたこともあります」と振り返る。

水梨さんは、この状態になってから新たな発見もあったそう。なんとこちらの建物、以前は「畳屋さん」だったのだ。正確な年数は不明だが、建物は築50~60年ほど経っており、濱や地所が入居する前(12年前)はオーナーが不動産を30年ほどやっていて、その前が畳屋さん、畳屋さんの前はまた別の商売をやっていたらしい。
 


赤丸の部分に「畳」の文字が現われた(画像:濱や地所)

 
そして、今までにはない人との出会いもあったという。

突然お店に入ってきて、「ここ、どうなっているの?」「あんたんとこ、よく頑張っているね!」と応援してくれる人がいたという。事情を知らない方からしたら、やはり不思議な光景なのだろう。
そうかと思えば、何も気にしない様子で来店されるお客さんもいるらしく、これまで通り営業しているつもりでも周りの目の変化を感じずにはいられないようだ。
 
 
それで、最終的にどうなるの?
 
では、この辺りはどう変化するのか。水梨さんから聞いた内容をもとに、簡単な平面の完成イメージ図を書いてみた。
 


野毛仲通りに面している福家、せき弥も移転はしない

 
マンションの名前は「イニシア横浜 桜木町」。濱や地所の向かって右隣はマンションのエントランスになり、それ以外の1階部分は3つの店舗が入る予定。ふとん屋さんだった左隣は、マンションとは別のビルになる予定だ。

このふとん屋さんは旭区鶴ヶ峰に別の店舗があるため、桜木町のお店は閉めることになったそう。取り壊しだけはマンション部分と一緒に行い、現在は工事の作業員さんたちの詰め所(休憩所)になっている。

濱や地所も昨年の秋ごろに外壁を塗り替えたり、新しい看板を取り付けたりと一部新装した。
 


工事が進むにつれて、少しずつ篭城感は緩和されていく?

 
ということで、「居座って土地の値段を上げようとしている」というのは噂で、実際は黙々と真面目な営業を続けている不動産屋さんでした。
 
 
ー終わりー
 
 
取材協力
濱や地所
https://hamayajisho.com/

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  • 気持ちはわかる、ただ住民増やさないと野毛はゴーストタウンになるよね、昼間なんて猫ちゃんと烏しかいないでしょ?通り沿いだったからまだ良さそうですが?一々場外馬券場ももう行かないでしょう?横浜は駅行けばどんな僻地でも居酒屋は有るしね。時代かな中華万里大丈夫かな?

  • 初めて一人暮らししたアパートは、今は建て売り住宅が4件。隣の高台の駐車場も含む老朽化で取り壊しが始まっても、住人一の高齢おじいさんの二階の部屋と、偶然真下だった僕の部屋だった部分を残した、アパート最期の姿を思い出してしまいました。

  • マンション側の人にも話を聞きたかったですね。多分一体開発が出来ずに残念がっているはず。

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