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鶴見川下流で練習をしているKMC横浜ジュニアヨットクラブはどんなクラブ?

ココがキニナル!

日曜日に鶴見川の生麦の橋の下流で小型ヨットの練習をしているKMC横浜ジュニアヨットクラブってどんなクラブなのでしょうか?(Ryujinさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

オリンピック出場を目指した技術の獲得と、自律した「シーマンシップ」を育むクラブです。クリスマス会などの家庭的なイベントも行われていました。

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ライター:河野 哲弥

どこかで聞いたことがあるぞ「KMC」



横浜駅東口の日産本社カフェ前に、「水上タクシー」の乗り場があるらしい。
そんなキニナルがきっかけで、株式会社ケーエムシーコーポレーションを訪問したのは、昨年の10月のことだった。
その結果、5つの発着所を結ぶ水上輸送網の存在に気づかされたのだった。
 


実際の「水上タクシー」の様子


今回キニナルに投稿されたヨットクラブにも、同じKMCの名称が付いている。
クルーズ業などを行う同社が、ヨットクラブを運営していたとしても、あまり不自然感はない。
そんな訳で、鶴見区にある「KMC横浜マリーナ」を再訪することになった。



ちょっとややこしい、ヨットクラブとマリーナの関係



対応頂いたのは、マリーナの支配人である迫田さん。
ところが、KMC横浜ジュニアヨットクラブは、株式会社ケーエムシーコーポレーション(以下、単独でKMC表記の場合同社) が直接運営しているものではないという。
 


なのに、着々と準備が行われているのは、どうして?
 

準備体操もはじまった


実は同ヨットクラブは、KMCの先代の社長の兄にあたる方が、子供たちに海に親しんでもらおうと設立した別の組織なのだとか。
その最大の特徴は、クラブ会費が安く済ませられること。施設使用料を免除してもらうなどKMC側からの好意もあり、月2回の練習が、年間4万円程度の会費で受けることができる。

では、実際にどんな練習をしているのだろう。
今度は、同ヨットクラブ代表の阪田さんに、話を聞いてみた。



自分の面倒は自分で見る、自律した「シーマンシップ」



準備の様子を伺っていると、親の姿が見えないことに気づいた。
さっそく阪田さんに訪ねてみると、子供たちはマリーナの門をくぐった瞬間から、自分で行動することを求められるそうだ。
 


マリーナのゴミ掃除も、自分たちでする


もちろん指導は、クラブの卒業生が中心となって行う。しかし、何が必要なのかを考え、自ら行動に移していくのは子供たちなのだ。
こうした「シーマンシップ」だが、慣れないこともあり、入会して4カ月ぐらいの間は、かなり抵抗感があるらしい。中には「おなかが痛い」などと言って、休みたがる生徒もいるそうだ。ところが、無理をしてでもマリーナへ連れてくると、まるでウソのように直るという。
 


装備のチェックから操船まで、すべて自分で行う
 

中には、小3の女の子の姿も