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「スヌーピーミュージアム」が南町田グランベリーパークにオープン! 『ピーナッツ』の世界観をレポート!

「スヌーピーミュージアム」が南町田グランベリーパークにオープン! 『ピーナッツ』の世界観をレポート!

ココがキニナル!

南町田グランベリーパークに「スヌーピーミュージアム」がオープンした。六本木にあった旧施設のおよそ2倍の規模に拡張されオープンとなった新ミュージアムの見どころは?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

南町田「スヌーピーミュージアム」は、シュルツ氏の生涯と漫画『ピーナッツ』の世界観がつまった展示が目白押し。全長8メートルの巨大スヌーピーが待っている「スヌーピー・ルーム」も見どころだ。

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ライター:はまれぽ編集部

2019(令和元)年11月13日に「南町田グランベリーパーク」がまちびらきした。そのまちびらきの様子や、同日にオープンした商業施設に隣接んしている「グランベリーパーク」「ピーナッツカフェ」については以前お伝えしたとおりだ。



今回は商業施設内にある、「ピーナッツカフェ」に隣接された12月14日オープンの「スヌーピーミュージアム」を一足早くレポートしていく。
 
 
 

待望の「スヌーピーミュージアム」がオープン!


 
2018(平成30)年9月に六本木の旧施設が閉館し、規模をおよそ2倍に拡張してオープンとなった新スヌーピーミュージアム。スヌーピー好きな筆者は開業を今か今かと、待ちに待っていた。
 


早く入館したいよーーー(ⒸPeanuts)

 
高鳴る胸と期待を抑えきれず、食い気味で報道受付を済まし、いざ館内へ。
筆者が着いた時には既に多くのメディアが集まっており、館内は人でパンパン。

正午を過ぎ、スヌーピーミュージアムの館長である中山三善(なかやま・みよし)さんの挨拶がスタートした。
 


六本木ミュージアムの時から館長を務めている

 
館長の挨拶後は、漫画『ピーナッツ』の原作者である、故チャールズ・M・シュルツ氏(以下、シュルツ氏)の妻であるジーンさん、『ピーナッツ』の絵本のイラストレーターのペイジさん、アメリカにあるシュルツ美術館の館長のカレンさんの、3人の合同インタビューが行われた。
南町田に新しく「スヌーピーミュージアム」がオープンするということで、お三方ともアメリカから来日した。
 


左からペイジさん、ジーンさん、カレンさん

 
インタビューを終え、筆者お待ちかねのフォトセッションに移る。
 


スヌーピー登場!!

 
南町田「スヌーピーミュージアム」の制服を着て登場したスヌーピー。かわいすぎるぞ。
 


「スヌーピー!」と呼んだらこっち向いてくれた
 

仲良くフォトセッション

 
フォトセッションを終え、いよいよ館内の展示を見て回る。
旧施設のおよそ2倍になった「スヌーピーミュージアム」は、いったいどれほどパワーアップしているのか。

館内は3階建ての建物になっており、まずはエレベーターで3階に向かった。
 


エレベーター横で「こっちだよ」と案内してくれているスヌーピー

 
 
 

3階 シュルツ氏とピーナッツ・ギャングたち


 
3階に着き、エレベーターが開くと薄暗い小部屋に通される。そこは2分半ほどのプロジェクションマッピング映像が部屋全体で上映されるシアタールームだ。
 


スヌーピーとピーナッツ・ギャングがお出迎え

 
あまりのかわいさに興奮を抑えきれず、手元が迷子になっているがこちらはぜひ動画でご覧いただきたい。
 

スヌーピーとピーナッツ・ギャングがお出迎え

 
続いてレポートするのは、作者シュルツ氏の創作の歴史や人生を紹介した「チャールズ・シュルツ・ギャラリー」だ。ここではシュルツ氏がキャラクターを生み出す貴重な映像のほか、『ピーナッツ』の物語やキャラクターとの密接なかかわりが分かる。
 


シュルツ氏のメッセージ
 

4つのモニターではシュルツ氏が実際にキャラクターを描く様子が

 
隣の部屋に移動すると圧巻。ピーナッツ・ギャングが壁一面に大きく描かれていた。
 


壁一面に描かれたピーナッツ・ギャング

 
この部屋は「ピーナッツ・ギャング・ギャラリー」。壁に描かれているのは、漫画『ピーナッツ』が新聞に掲載されていたころの絵柄を1から再現した絵だ。近くによると、確かに昔の新聞のドット印刷が再現されている。
 


昔のカラー新聞のドットは「赤」「青」「黄色」「黒」だったらしい

 
近くにある「PEANUTS」の旗。それぞれの頭文字でトリビアが書いてあるらしい。
 


旗の後ろはスヌーピーかな?

 
部屋の奥は、ピーナッツ・ギャングである12のキャラクターについて紹介されている。
 


1番最初はスヌーピーの紹介
 

ピーナッツ・ギャングについて詳しく紹介されている

 
キャラクターの近くに書かれている説明文は、立って見てもらうことを考え、必要最低限の説明文にしたそう。読んでほしい順番に文字の大きさが大きくなっている。

額に入って展示されている4コマ漫画は“複製”で、昔の新聞のデイリー版で掲載されていた漫画を紹介したものだ。その上下に描かれたカラーの10コマ漫画は、昔の新聞の日曜版に掲載されていた漫画だ。
 


モノクロとカラーで違った絵柄が楽しめる

 
キャラクターごとに飾られているビンテージグッズは、一般の方から借りているもので、とても珍しいビンテージグッズだそう。
 


様々な時代のスヌーピーやピーナッツ・ギャングのグッズ

 
この「スヌーピーミュージアム」の館内は旧施設の時と同じチームで細部までこだわってデザインされたそうだ。たとえば、照明。全ての照明が同じ明るさではなく、“明るい空間”と“暗い空間”を作り出すことで展示への感じ方に変化をつけている。

六本木の旧施設では、キャラクターについてここまで深く紹介するスペースがなかった。新ミュージアムに訪れた際はぜひ、シュルツ氏とピーナッツ・ギャングの紹介をじっくり鑑賞してはいかがだろうか。
 


『ピーナッツ』の世界観を全身で感じられる

 
また、3階には南町田グランベリーパークを一望できる「スヌーピー・テラス」がある。
 


スヌーピーがいっぱい!!
 

隣接している鶴間公園を一望

 
この「スヌーピー・テラス」の絵は1992(平成4)年頃に掲載された漫画の1コマで、スヌーピーがゴルフをしているのを、スヌーピーの友人や親戚が見に来たた時の話。これほどの数のスヌーピーはなかなか目にすることはない珍しい1コマだ。

隣接する鶴間公園の奥には、天気が良い日は富士山の頭が見える。取材当日も見えていたが、写真ではなかなか伝わらないのがもどかしい。