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のどかな田園風景と川和富士の絶景が自慢。はま旅Vol.42「川和町編」

ココがキニナル!

横浜市内全駅全下車の「はま旅」第42回は、川和富士をシンボルに持つ街、川和町駅。

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ライター:松野 孝司

川和町駅にある謎のホームの正体は?



今回の「はま旅」は、都筑区にある横浜市営地下鉄グリーンラインの川和町駅。
駅のホームに降り立つと、不思議な光景が目に飛び込んできた。地下鉄といいながら同駅は地上駅なのだが、それ以上に「あれっ?」と思ったのが、ホーム番号。

中山方面が「3番線」、センター南・日吉方面が「4番線」となっている。ホームを見渡しても「1番線」「2番線」の表示が見当たらない。一体どうしてなんだろう。
 


川和町駅は地下鉄といっても地上にある
 

3番線、4番線ホームで1番線と2番線ホームの表示はない


疑問をこのままにしておくようでは、はまれぽライターの名が廃る。さっそく駅員さんにお尋ねしたところ、同駅には一般の乗降ホームとは別に、グリーンラインの車両基地である川和車両基地への入・出庫線が設置されている。そこを「1番線」「2番線」にしているのだという。

昨年、横浜市交通局の川和車両基地でイベントが行われた際には、同駅から車両基地まで特別電車が走ったそうだ。こうしたイベント以外で我々一般客が1番線、2番線のホームを利用することはないのだとか。まさに幻のホームだ。
 


親切に教えてくれた駅員の大沼さん(左)と高比良さん(右)
 

川和車両基地への車両がちょうど停車していた
 

川和町駅周辺地図を見て唖然。何もない・・・
 

駅周辺にあった大きな木と鳥居。何を祀っているのだろうか
 

駅前だというのに畑が広がっている




こんなところにミュシュラン三つ星店?



古くは鎌倉街道中ノ道が通っており、交通の要所だったいう川和町だが、駅周辺を見渡しても、商店街どころから、これといった商店の影さえ見えない。畑と民家が点在しており、その様子はのどかな田舎町といった感じだ。

駅前周辺をウロウロしていると、昭和の匂いが漂うラーメン店「浜ちゃんラーメン」を発見。
 


プレハブ仕立てのような概観で、手作り感あふれる店舗だ
 

店内はキレイに整理整頓され、清掃もいき届いている
 

きたなシュランでおなじみ?


ご存知の方もいるだろうが、昨年6月「とんねるずのみなさんのおかげでした」のきたなシュラン(汚いけどおいしいお店)コーナーで三つ星を獲得した店だ。

家庭用駐車場を改造した店舗で、コの字型のカウンター席9席のみという小さな店。最近のおしゃれなラーメン店に比べると、お世辞にもキレイな店とはいえないが、食器や調味料入れも整理整頓されており、ラーメン店にありがちな脂汚れも気にならない。そういった点では“汚い店”というよりも“極狭店”といったほうが正確だろう。
 


味玉ラーメン(650円)。背脂は浮いているものの、サッパリ味だ


肝心のラーメンは豚骨ベースに背油が浮いたスープに細麺の縮れ麺。豚骨を9時間煮込んでいるというが、家系のような豚骨臭はせず、クセがなくさっぱりした味わいだ。

「私自身、豚骨臭が強いのは苦手なので、臭いが出ないように気をつけています」というのはオーナーの杉本さん。