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高津区にある「自由なファミリーマート」の正体とは?

ココがキニナル!

川崎市高津区に自由すぎるファミリーマートがあります。店長さんのお話をお伺いしたいので、ぜひ取材をお願いします。(animamundiさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

2001年より、ベーゴマを販売する目的でファミリーマートを始めたという店長。その自由な店はベーゴマの普及と子ども達の遊び場作りの為のものだった。

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ライター:クドー・シュンサク

川崎市高津区の自由すぎるというファミリーマート。一体どんな店で、どういった経緯があって、自由な店が作られたのか。店長さんに直撃を含め、店へ伺うことにした。



自由すぎる、ファミリーマート宮田新作店



今やどこにでもあるコンビニエンスストア。およそ品揃えはどこの店舗も大差はなく、自由という言葉があてはまるということは、既存のコンビニ概念を払拭するものなのか。

川崎市高津区新作にあるファミリーマート宮田新作店へ到着したが、外観は従来のファミリーマートといった風情。
 


特に自由な雰囲気は感じない


しかし、店に近づくと、一種異様なディスプレイが。
 


店内に吊り下げられている玩具のようなもの


店内に入った途端、従来のコンビニでは考えられない光景が広がった。
 


無数の玩具・オモチャ・おもちゃ
 

無数の玩具・駄菓子・オモチャ・おもちゃ


雑誌コーナーの背面には、一面に昔なつかしい玩具から駄菓子の数々。
食品類と生活用品が並ぶ両サイドの天井からは、相当な品数の玩具が吊り下げられている。

スタンダードなコンビニの概念とは違う、一種独特な光景。自由感は満載。キテレツな店内。兎にも角にも、店長さんに話を伺うことに。
 


冷蔵コーナーの上にはフィギュアや人形がディスプレイ


レジの方に取材の旨を伝えると店長が現れ、店の奥へと案内された。



自由なコンビニを作った店長に直撃



店の奥へ入ると、とてもにこやかに挨拶をくれた店長。「横浜からはるばるありがとうございますね~。来てくれて嬉しいな~」と屈託のない笑顔をくれた。
 


自由なファミリーマートの店長 宮田守さん


まずは、なぜこういった店作りをしたのか聞いた。宮田さんは開口一番、「ベーゴマを販売したくて私は11年前にファミリーマートを始めたんですよ」と仰った。ベーゴマを販売したくてコンビニという珍しい味つけの選択。発想からして自由。

その経緯はというと、ファミリーマートを始める11年前まで、宮田さんはベーゴマの製造会社に勤めていた。しかし、不況のあおりでベーゴマの製造は海外のコストが安い製造会社に流れ、発注が5分の1にまで落ち込んだ。

ベーゴマに対する愛情と、生活の基盤を作り直す一心で、ベーゴマを販売・製造する新しい店を作ろうと決心し、自店仕入れが出来るファミリーマートを選び、現在の店構えになったという。

 


ベーゴマに特別な思い入れがある宮田さん
 

宮田さん所有のカスタムベーゴマ


自店仕入れというのは、店長が自ら選んだ商品を自ら仕入れるという形式。同じファミリーマートでも店舗によっては認められないケースもあるそうだ。

その自店仕入れにより、ベーゴマ屋を販売する為11年前に始めたファミリーマートも、今ではベーゴマ売上高が、コンビニなのにおもちゃ屋を含め全国1位になったというからすごい。