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明日8日(日)からはじまる、「鎌倉まつり」の見どころは?

ココがキニナル!

明日8日(日)から第54回「鎌倉まつり」がはじまりますが、見どころを絞るとすれば、何がオススメですか?

はまれぽ調査結果!

8日(日)なら「パレード」か「静の舞」、15日(日)の「流鏑馬」が見どころです。また、今年は桜の開花時期と重なり、葛段の桜なども楽しむことができます。

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ライター:河野 哲弥

鎌倉に春を告げる代表的なお祭り



今年で第54回となる「鎌倉まつり」が、明日8日(日)より、鎌倉市の鶴岡八幡宮を中心とした各会場で開催される。これは、1959(昭和34)年から毎年開かれている鎌倉の代表的な祭りで、パレードや静の舞、流鏑馬(やぶさめ)、野点(のだて)など、さまざまなイベントが予定されている。

その全てを見ることも不可能ではないが、あえて絞り込むなら、どの行事が見どころになるのだろう。また、今年ならではのイベントなどはあるのだろうか。

こうした疑問の数々を、「鎌倉まつり」を主催する、鎌倉市観光協会に問い合わせてみた。
 


「鎌倉まつり」の中心となる、鶴岡八幡宮の様子




明日、8日(日)のみどころ



市の観光協会によれば、「鎌倉まつり」とは、1934(昭和9)年にはじまった「鎌倉カーニバル」に起源を持つそうだ。当時鎌倉には、大佛次郎(1897~1973)や久米正雄(1891-1952)をはじめとする作家や文化人が多く住んでいた。

そんな文士たちが、鎌倉の活性化のために、仮装パレードなどを企画したのがそもそものはじまり。その後、第2次世界大戦などで中断したり、名称や内容などを何度か変更しながら、今に続いているという。


また、「鎌倉まつり」の本来の日程は、毎年4月第2日曜から第3日曜までの8日間となるそうだ。通例として、その前後に行われる鎌倉の各種行事なども含めて公式サイトの「日程表」で公開しているとのこと。
 


鎌倉市観光協会が入る、江ノ電ビル外観


しかし、平日の行事などは、一般の観光客では参加がむずかしい。そこで、メインとなる8日(日)、15日(日)の各日の見どころと、オススメイベントに絞って教えていただくことにした。

●「パレード」~8日(日)午前11時から

 


「パレード」の様子(画像提供:鎌倉市観光協会、以下同)


市内中高生などで編成される音楽隊をはじめ、市内各神社のおみこし、おはやしなど約12の団体が、順に若宮大路を練り歩くもの。鎌倉体育館前から鶴岡八幡宮までの約1キロメートルの車道で行われる。

●「伊豆の国市・子ども創作能」~8日(日)午後2時から

 


「子ども創作能」の様子
 

鎌倉市二階堂にある「鎌倉宮」にて開催


静岡県の伊豆の国市では今年、NHKで放映中のドラマ「平清盛」を記念して、「頼朝挙兵830年祭」を開催している。これは、源頼朝が伊豆・蛭ヶ島に流された後、同地から挙兵して鎌倉幕府を開いたことにちなむもの。

「鎌倉まつり」の期間中には、上述のパレードで伊豆の国市のおはやしが出るほか、鎌倉宮では、「伊豆の頼朝」と題した子どもたちによる創作能が奉納される。これらは、今年ならではのイベントとなっている。なお見学は無料。

●「静の舞」~8日(日)午後3時から

 


「静の舞」の様子
 

本殿前の「舞殿」で行われる


鎌倉時代、源頼朝の命により関東の繁栄を願う舞を奉納するはずだった静御前は、これに逆らい、別れた義経を恋慕う舞を納めたと伝わっている。

演者は、日本舞踊の五大流派のひとつである西川流の西川翠花(すいか)さん。美しい舞の中に込められた、はかなさや悲しさが見どころとなる。見学は無料。