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食べるイタリアン・フレンチ

Bocca Grande(ボッカグランデ)

  • JR横浜線「大口駅」から徒歩4分
  • 横浜市神奈川区大口通8-10
    • 営業時間:【昼】12:00~14:30(L.O.14:00)【夜】17:00~22:30(L.O.22:00)
    • 定休日:水曜日

おしゃれな雰囲気の中、石窯に灯る炎にも癒されて、リーズナブルにおいしいナポリピッツァを味わえる店。お客さんへの気遣いや優しさがあふれる料理は、ワインやビールとも相性抜群で、きっと幸せな時間を過ごせる

ココがイチオシ!

大口商店街でワンコインのマルゲリータを食べてきた。自家製の窯で作る本格ナポリピッツァは絶品の味!

 

2019年10月07日

ピザは、なぜか定期的に食べたくなるメニューだ。仕事の疲れが取れず元気が出ないこのごろ、おいしいピザを食べたいなと思っていたところに、願ってもない取材依頼が舞い込んだ。
「大口商店街に、本格ナポリピザ、いえ本格ナポリピッツァの店があるんです」と。
 
「行きます、行きますとも」と二つ返事で引き受けると、「しかも、ワンコインから食べられるんです」と編集部・阿部は続ける。
 
「ワンコイン、500円ってウソでしょ!? ワンコインピザか〜。ホントに『本格派』なの?」と、失礼ながら思っていた。けれども、真相は全く違った。はまれぽ読者の皆さんにも、ぜひ、オススメしたい店に出合ってしまったのだ。
 
 
 
商店街の中で際立つ、おしゃれな外観のピッツァ屋さん
 
向かったのは、JR横浜線「大口駅」。西口を出てすぐの大口商店街へ入る。
 

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目指すピッツァの店は、この大口商店街にある

 
駅から3分ほど歩くと・・・
 

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トリコロールの看板が見えてきた。ここだ!!
 
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ブラックの外観がかっこいいピッツァ屋さん

 
店に足を踏み入れて、まず目に飛び込んできたのは赤い炎が揺れる窯。思わず足を止めて眺めていたくなる趣のある窯だ。
 

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眺めているだけで、心が柔らかくほぐれてくる
 
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センスの良い空間が広がる店内

 
テーブルやカウンターの佇まいにレンガ風の壁。醸し出す雰囲気がもう、イタリアの街角にある店のようだ。
これは本格派との事前情報に偽りなし!? ピッツァへの期待が、次第に高まってきた。
 
 
 
本場イタリアのナポリピッツァを伝えられる店に
 
まずは、オーナーの若杉直史(わかすぎ・なおふみ)さんにインタビュー。
 

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ナチュラルな雰囲気の若杉さん

 
京都出身の若杉さんは、音楽業界で働きたいと、20歳で上京した。音楽業界で10年間働き、30歳のころから飲食の世界へ。横浜市中区にあった「車橋もつ肉店」に勤務した。もつ肉店のオーナーが、「Bocca Grande(ボッカグランデ)」をオープンしたのは、それから数年たった2011(平成23)年のこと。若杉さんは、両店を行き来しながら、飲食の経験を重ねた。その後、「ボッカグランデ」に専念して独立したいと申し出たという。
 

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2014(平成26)年には、ボッカグランデのオーナーに

 
同店で提供しているのは「ナポリピッツァ」。日本では特にデリバリーなどで広く知られるアメリカ風のピザとは、全くの別物だという。
 
「まず食材は小麦粉、水、塩、酵母のみと定められています。その他にも、手でのばす、窯の燃料は木材のみ、といった細かなルールがあり品質が保たれているのです」と若杉さん。
さらに「生地を焼いたとき、へりが盛りあがり、額縁状になることが必要です。その際にできるへりのコゲもおいしさのポイント」と教えてくれた。
 

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へりがふわっとして、焦げ目がつくのがナポリピッツァ

 
このようにナポリピッツァをおいしく焼くには、いくつかポイントがあるが、それを支えているのが、店に入ってきたときからキニナっていた窯だ。
 

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この窯は手作り。薪を使って火をたく

 
「職人さんが造る窯の3分の1程度の大きさですが、素人の窯としてはかなり良い出来で、開店以来ずっとウチの味を支えてくれています」と若杉さん。「ガスの窯で焼いたものとは大きく違いますね。ガスだとどうしても均一に焼けてしまい個性が出ないのですが、薪による遠赤外線効果で生地がフワッと焼き上がり、へりの部分に絶妙なコゲができるんです」とメリットを話してくれた。

 
ただ、ナポリピッツァは、1分半で焼き上げるのが暗黙のルールだといい、高温で短時間に焼き上げられるよう、常に火加減を調整しなければならない苦労もあるそうだ。
 

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お客さんがいないときでも、火を入れて温度を保っておく必要がある

 
さらに、同店のピッツァの本質に迫る話を伺うことができた。

池田哲也さんがオーナーシェフを務める東京都江東区の「BELLA NAPOLI(ベッラ・ナポリ)」のピッツァとの出会いが、ボッカグランデのピッツァに大きな影響を与えたという。
 
それまで独自に探求を重ね、2017(平成29)年ごろには、自分が納得できる味に到達できたという若杉さん。
 
「自分でうまいと思えるピッツァができるようになった後は有名店で食べても負けている気がしなかったんですが、あるとき、とんでもなくおいしいピッツァに出合ったんです。それが『ベッラ・ナポリ』のピッツァでした」と若杉さん。オーナーシェフの池田さんにいろいろ教えてもらったことが、いまの「ボッカグランデ」の味に繋がっているとのことだ。
 
「ボッカグランデ」はナポリピッツァ職人協会に所属しており、その店もまた、同協会の加入店だという。「協会に若手育成の方針があることもありますが、オーナーさんに快く教えていただき、本当に感謝しています」と若杉さんは語る。
 

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生地に使用する小麦粉、寝かせる時間も1日から2週間へと大きく変えた

 
ピッツァへのこだわりが分かってきたところで、あらためて、「ボッカグランデ」のコンセプトを伺った。
 
「本場イタリアのピッツァは15インチで300円ぐらいと、気軽でデイリーな食べ物です。ピザのデリバリー文化のある日本では値段が高いイメージがあるので、少しでも本場に近い感覚で食べていただきたいと思い、『500円〜』というリーズナブルな価格設定にしました」と若杉さんは話す。
 

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「気軽に食べてもらい、ナポリピッツァを広めたいです」

 
「大口商店街という場所柄、年配のお客さんが多く、開店当初は昔から日本になじみのある『ミックスピザ』を注文する方が結構いましたよ。もっと、ナポリピッツァを知ってもらって、ナポリピッツァの代表格『マルゲリータ』の名を自然に口にしてもらいたいなと思いますね」と笑う。
 

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話を伺うごとに、本格ナポリピッツァへの期待が高まってくる

 
 
 
ホントに500円でいいの? 感動のピッツァに出合う!
 
本場のナポリピッツァがどのように作られるのかキニナル! ということで、ちょっとキッチンをのぞかせていただいた。
 
最初に作っていただくのは、代表的なナポリピッツァである「マルゲリータ 8インチ(500円/税込・以下同)」。噂のワンコインピッツァだ。
 

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2週間寝かせた生地を手でのばす
 
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イタリア産にこだわったトマトソース

 
サンマルツァーノというトマトを使用したイタリアのソースだという。
 

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モッツアレラチーズ、バジルを乗せたら・・・
 
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準備完了
 
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いよいよ窯に入れる

 
待つこと1分半ほど・・・
 

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おお〜!! もう焼けた
 
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本格ナポリピッツァの完成!
 
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焼きたてのアツアツ。「いただきます!!」

 
外側はカリッとして、中はふわっとした食感の焼き具合が、とてもおいしい!! へりの部分の絶妙なコゲも香ばしく、思いのほか軽い食感だ。舌触りのいいモッツァレラチーズと程よい酸味のトマトソースがマッチしていて、バジルの香りもアクセントになっている。これが、たった500円だなんてホントに驚きだ。
 
8インチのサイズをより具体的にイメージしてもらうために、こんな写真も用意した。
 

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はまれぽ取材7種道具(?)の一つ、メジャーでサイズを測定

 
この日のピッツァは約22cmと判明。(※ちなみに8インチは20.32cmのこと)

ワンコインでしっかりしたボリュームのピッツァがいただけること、お分かりいただけただろうか。
 

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続いて「クワトロフォルマッジ 8インチ(700円)」。ハチミツが添えられている

 
こちらは、モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、グラナパダーノ、リコッタの4種のチーズを使ったピッツァ。モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ以外の2種は、自由にバランスを考えて使っているそうだ。

「本来イタリアではハチミツを使いませんが、日本では様子が少し違うようですね。ハチミツはお好みで、特に『ゴルゴンゾーラが苦手ならハチミツをかけて!』としておきます」と若杉さん。
 
さらにピッツァには、好きなトッピングを追加することができる。
「お客さんからはいろいろな要望があって、この組み合わせはどうなんだろうと思いながら作ることもあるんですが、意外にそういうところから新しいアイデアが生まれることもあるんです」と楽しそうに話してくれた。
 

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奥深いピッツァ作りの世界

 
この他にもピッツァは合計15種ほどのバラエティー豊かなラインアップ。価格帯は8インチで500~700円、13インチで1300~1500円がメインゾーンとなっている。
 
 
 
ピッツァ以外のイタリアンも見逃せない!
 
「ボッカグランデ」はもちろんナポリピッツァの店だが、ランチでも人気のパスタやリーズナブルにいただけるお酒のおつまみも充実している。
 

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「ローマのカルボナーラ(1000円)」

 
「ローマの」とついているのは、「カルボナーラ」がローマ発祥で、ローマを中心に食べられているパスタだからだそう。

イタリアの「キタッラ」という、四角い断面の太麺を使った本格派だ。生クリームを使わず、卵黄だけでまろやかさを出しているという。
 

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ベーコンやパンチェッタではなく、グアンチャーレ(豚のほほ肉)を使用

 
グアンチャーレの味わいが引き立ち、あっさりとしたソースがしっかり麺にからんでいる。黒コショウが効いているのもポイントだ。
「カルボナーラはの起源には諸説あって、炭鉱夫がパスタに落とした炭と黒コショウのイメージを重ねて名付けた話もあるようですから、黒コショウは大事ですね」と教えていただいた。
 
パスタメニューは現在三つに厳選しているが、お客さんからのリクエストには応えているという。ペペロンチーノやナポリタンはよくリクエストされるようで、お客さんとの触れ合いが自然と生まれている「ボッカグランデ」の柔らかな雰囲気が伺えた。
 
また、パスタは80~150グラムの中からボリュームを調整できるため、老若男女問わずオーダーしやすいのも心憎いところだ。
 
続いて、前菜のメニューも提供していただいた。
 

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イタリアンの前菜。ワインに合いそう!

 
1品ずつ紹介しよう。
 

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「アンティパスト3種盛(600円)」

 
ポルケッタ、Bocca風カポナータ、アンチョビポテトの3品の盛り合わせだ。どれも程よい味付けで、素材そのもののおいしさを楽しめる。

 
ポルケッタとは豚の丸焼き。薄切りにして食べやすい形にしている。

同店には“Bocca風”とついたメニューがいくつもある。「『Bocca風』とつけて、伝統的な料理法と違うことへの逃げ道をつくっているんです。このカポナータも、煮浸しのような作り方をしているんですよ」とユーモラスに語るが、その裏には独自の味への探求心があるのだろう。カポナータは、優しい味わいでホントにおいしかった!
 
「盛り合わせる料理は、その時々の思いつきで変えています。お客さんにも、『今日はなんだろう?』というワクワク感で来店してもらえたら」と若杉さんは言う。
 

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「アフェッタートミスト(800円)」

 
いろんな味を楽しめるサラミの盛り合わせ。

生ハムはハモンセラーノの14ヶ月熟成もの、0.5ミリを目標にスライスしてふわふわな食感にしているという。サラミはナポリ産。小さい方のサラミは「ビガンテ」という辛いサラミだ。どれも味わい深く、良質なものをそろえていることが感じられた。
 

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月ごとに種類が替わるのも楽しみな「今月のチーズ盛り合わせ(600円)」

 
5種類のチーズを食べ比べられる一品。チーズの種類が分かるように書かれているのも、うれしい気遣いだ。こうした“うんちく”も、いい会話のネタになるだろう。
 

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お皿の下になっている部分には、イタリアの地図まで描いてある

 
おいしさだけでなく、お客さんが食べるシーンを想像して楽しさを演出していることが伝わってきた。
 

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「キュウリのイタリア風漬物(250円)」

 
酸味が程よく、やみつきになりそうな味! ニンニクやアンチョビの香りがほのかに香る“イタリアン”だと思ったのだが、実はこのキュウリの漬物、以前、若杉さんが働いていたもつ肉店でも出している人気の品だという。あらためて、おいしいものに国境はないんだな~。

 
 
もちろんお酒もたくさんあるよ! >>

基本情報

店名 Bocca Grande(ボッカグランデ)
ボッカグランデ
ジャンル ナポリピッツァ、イタリアン
住所 〒221-0002  横浜市神奈川区大口通8-10
アクセス JR横浜線「大口駅」から徒歩4分
駐車場
※ 近隣にコインパーキングあり
TEL1 045-717-5763
はまれぽを見たとお伝えください
TEL2
FAX
営業時間 【ランチ】12:00~14:30(L.O.14:00)
【ディナー】17:00~22:30(L.O.22:00)
定休日 水曜日
URL http://boccagrande.net
カード利用 不可
個室
  • LINE
  • はてな

基本情報

店名 Bocca Grande(ボッカグランデ)
ボッカグランデ
ジャンル ナポリピッツァ、イタリアン
住所 〒221-0002  横浜市神奈川区大口通8-10
アクセス JR横浜線「大口駅」から徒歩4分
駐車場
※ 近隣にコインパーキングあり
TEL1 045-717-5763
はまれぽを見たとお伝えください
TEL2
FAX
営業時間 【ランチ】12:00~14:30(L.O.14:00)
【ディナー】17:00~22:30(L.O.22:00)
定休日 水曜日
URL http://boccagrande.net
カード利用 不可
個室

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