趣味
MATSUOKA DANCE PRODUCTION
- 京急本線「日ノ出町駅」から徒歩3分/各線「桜木町駅」から徒歩10分
- 横浜市中区宮川町3-83 イワサキビル4階
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- 営業時間:10:30~21:00
- 定休日:年末年始 ※年2回、イベントでの貸切あり(事前にご確認ください)
社交ダンスを趣味にするのは案外、気軽なことだった。とにかく広いフロアで、楽しい音楽に包まれて心地よくダンス! 常にペアの相手がいるから初心者でも安心。踊ればきっとその楽しさにはまる!

社交ダンスを始めるのは勇気がいる。そんなあるあるを払拭するため横浜随一の広~いダンススタジオに密着!
2020年01月28日
20年ほど前、社交ダンスをモチーフにした映画がヒットし、その後、芸能人が社交ダンスの大会で入賞を目指すテレビ番組も盛り上がりを見せた。これを機に、社交ダンスを始めた人も少なくないと思う。最近では、社交ダンスを扱うアニメやマンガを見て、興味を持つ若者も増えてきていると聞く。
華やかな社交ダンスの世界
しかし、社交ダンスを始めてみたものの長く続かず、遠ざかっているという人が多いようだ。その理由の一つとして考えられるのは、踊る機会や場所がない、または、ペアを組む人がいないといったところではないだろうか。そんな悩みをまとめて解決し、社交ダンスを思う存分楽しめる場所があるそうなので現地に向かった。
横浜市中区にあるダンススタジオ
注目の社交ダンスフロアがあるのは、横浜市中区にある「MATSUOKA DANCE PRODUCTION(マツオカ ダンス プロダクション)」。
まずは、アクセスを紹介しよう。最寄り駅は京急本線「日ノ出町駅」。
改札を出て左、京急ストア側に出る
すぐに大きな交差点が見える。
黄色い建物を目指して信号を渡り、建物の「左側」へ向かう
大通り沿い(黄色い建物の右側)からはお店に入れないため、要注意! 必ず左側へ。
黄色の建物の左側の坂道を上っていく
程なくして見えてくるのが・・・
1階にフィットネスジムの入ったイワサキビル
このビルの4階に「MATSUOKA DANCE PRODUCTION」がある
入口に到着!
筆者にとって、社交ダンスは、ほのかな憧れを抱きつつも遠い存在。扉の向こう側には一体どんな世界が待っているのだろう・・・。
思いきり踊れる「ダンスタイム」に潜入
中に入ると、可愛らしいお出迎えが。
この素敵なお二人が先生?
ダンスへの情熱が伝わってくる写真に、思わず足を止めて見入ってしまう
奥にスタジオが見える
期待に胸を膨らませてスタジオに足を踏み入れると、そこには、なんとも優雅な世界が広がっていた。
広々としたフロアには美しい音楽が流れ、何組ものペアが踊っている
音楽に、そしてパートナーに合わせて軽やかにステップが踏まれる
取材時は、ちょうどダンスタイムの最中。
毎日、12時30分から16時15分までは、自由にダンスを楽しむことができる「ダンスタイム」になっているのだ(休日など、詳細はホームページで要確認)。
曲が変わるごとに、パートナーはチェンジ
このダンスタイムの時間内は、ダンスの相手をしてくれる人(アテンダント)が常に待機している。1人で来店しても、相手がいなくて困ることなく、好きなだけダンスを楽しめるというシステムだ。この日は、男性4名、女性1名のアテンダントが参加していた。
フロア全体が、音楽とダンスを楽しむ人たちの熱気に包まれている。
華やかなドレス姿も素敵!
笑顔がはじける!
もちろん真剣な表情も。背筋が伸びた美しい姿勢も印象的だ
流れる音楽は、ボールルーム(スタンダード)3曲に対し、ラテンミュージック1曲といったバランス。
情熱的なラテンミュージックに合わせた激しいダンスも
社交ダンスは、男女のリード&フォローで作り上げられる。だから、同じ曲を踊っていても、その動き、姿はそれぞれに異なってくるという。
ペアごとに、あるいは曲ごとに・・・
かっこいい!
個性のあるダンスが繰り広げられる
参加者の生き生きとした表情から、ダンスを心から楽しんでいる様子が伝わってくる。
休憩時間中、何人かの参加者に話を伺った。
「こちらのダンススタジオは品が良いですね。一般的なスタジオに比べて、かなり広いフロアも魅力です。貸し切りすることもできるので、パーティーに活用させてもらっています」と話してくれたのは、ダンス歴20年の女性。
フロアの広さは73坪(約220平方メートル)
横浜市内では最大級の広さを誇る
ダンスの合間にくつろげるシートも多数
「きれいなドレスを着て、リフレッシュできるのがいい。音楽に合わせて身体を動かすのは楽しいです。仕事の合間の気分転換になりますね」と語るのは、病院に勤務しているという、同じくダンス歴20年の女性だ。
「更衣室がきれいで使いやすい」との声も多かった
社交ダンスを気軽に、存分に楽しめる場を
「MATSUOKA DANCE PRODUCTION」について更に深く知るべく、同プロダクションの代表、松岡佑紀(まつおか・ゆうき)さんと齊藤ひかる(さいとう・ひかる)さんに話を伺った。
社交ダンスの楽しさやお客さんへの思いを語ってくれたお二人
横浜出身の松岡さんは、2004(平成16)年、立教大学入学後に18歳でダンスを始め、卒業と同年、2008(平成20)年に22歳でターンプロ(アマチュアからプロに転向すること)になった。一方、幼い頃からクラシックバレエを習っていた齊藤さんは、日本女子体育大学舞踊科に入学。部活として社交ダンスを楽しんできた。卒業直前、知人の紹介で松岡さんとカップルを組むことになり、その後、ターンプロになった。
カップルとして2010(平成22)年にJDCプロラテンA級を取得。国内はもちろん海外コンペでも積極的に活動するほか、劇団四季や宝塚のメンバーと舞台に出演するなど、国内外を問わず幅広い活躍を見せている。
2019(平成31)年、統一全日本ショーダンス選手権6位入賞
舞台でも活躍!
全英選手権など活躍の場は国内外を問わない
お二人が得意とするのは情熱的なラテンダンスだ
松岡さんは、大学卒業後、東京の大手ダンス教室に所属した。しかし、当時、社交ダンスブームは下火になりつつあり、なかなか生徒さんがつかず1年以上苦しい状態が続き、退社。生まれ育った横浜に戻り、さまざまなダンスホールで働く中で、現在のダンスプロダクションのシステムのヒントを得たという。
「いろいろなダンスホールのノウハウを吸収し、開業しました」
「10年ほど前、勤務していたダンスホールで、プロがお客さまのダンスのお相手をするところがありました。当時の横浜には、他にはなく、ピンとくるものを感じたんです。そこで、同じスタイルのホールを開業したら、多くの方に喜んでいただけるのではないかと考えました」と、「MATSUOKA DANCE PRODUCTION」のオープンに至る思いを語ってくれた。
2017(平成29)年10月にオープン
つまり、冒頭で紹介した「ダンスタイム」には、“プロがダンスのお相手をする”という松岡さんの想いが凝縮されているのだ。少し体が熱くなってきたという読者のためにも、早速ダンスタイムのシステムを紹介しよう。
ダンスタイムは12時30分から16時15分まで。その間はダンスの相手をしてくれるアテンダントが常駐している。時間内は好きなだけ踊ることができ、出入りも自由だ。もちろん、カップルでの来店もOKだが、なんといってもアテンダントがいるので1人でも気軽に来店できるメリットがある。
料金は、アテンダントと踊る場合は2300円(税込・以下同)、アテンダントと踊らない場合は1800円だ。その他、チャーター(プロがお客さんを連れて来店)にも利用できる。
ダンスタイムには、月に延べ1100〜1200人が来店する
一般的なダンスレッスンでは、1回のレッスン中に何度も踊ることは難しいが、「ダンスタイム」は全く違う。何度でも思いきり踊れるのが大きな魅力だ。
松岡プロと踊れるチャンス!
プロのリードに身をゆだねて・・・
男性客の相手となる女性アテンダントも必ず入れている
全身でダンスを表現する齊藤さん
「アテンダントは、みんな優秀なんです」と、齊藤さんは誇らしげに言う。「社交ダンスは人と人とがつながるもの。ですから、技術的な面はもちろんですが、人との接し方が最も大事だと考えています」と語る。
「若いスタッフはすぐにうまくなる。だから、性格、人となりを重視します」
ダンスタイム以外の時間(10時30分から12時30分、16時15分から21時)には、フロアを練習場、レッスン、チャーターに幅広く利用できる。「MATSUOKA DANCE PRODUCTION」の講師のほか、外部の講師も多く利用しているという。
初心者であれば、午前中に基礎を練習して、午後のダンスタイムで実践してみる。そんなスタイルもいいかもしれない。
基本情報
店名 | MATSUOKA DANCE PRODUCTION マツオカダンスプロダクション |
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ジャンル | 社交ダンス |
住所 | 〒231-0065 横浜市中区宮川町3-83 イワサキビル4階![]() |
アクセス | 京急本線「日ノ出町駅」から徒歩3分/各線「桜木町駅」から徒歩10分 |
駐車場 | 無 ※ 近隣にコインパーキングあり |
TEL1 | 045-334-8477 はまれぽを見たとお伝えください |
TEL2 | |
FAX | |
営業時間 | 10:30~21:00 |
定休日 | 年末年始 ※年2回、イベントでの貸切あり(事前にご確認ください) |
URL | http://matsupro.net |
カード利用 | 不可 |
個室 |