学習塾
啓進塾戸塚校
- 各線「戸塚駅」より徒歩10分
- 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町3970
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- 営業時間:11:00~21:00
- 定休日:GW、夏期講習(8/13〜8/15前後) 年末年始の休講期間など
「人を育てることは片手間ではできない!」だから講師は全員が専任。子どもたちを成長させるためにいいと思えることは何でもやってみる。生徒と一緒になって学んでゆく“家族のような”学びの場。
詰め込むだけでは、ダメ。人の声をよく聴き、自ら考えられる人をつくる。高い合格率を誇る「啓進塾戸塚校」
2015年01月15日
啓進塾に通っている生徒たちは、どのような生活を送っているのだろう?
塾のクラスの分け方は、4科目統一クラスが一般的だが、啓進塾では可能な限り科目別。自分に合ったレベルでそれぞれの教科を学習することができる。
クラス編制は10人ほどの少人数から、30~40人の学校レベルのものまでさまざま。集団授業の良いところは、同じ目標を持った生徒たちに囲まれることで互いに影響しあいながら高い意識を植え付けられるところ。
個別指導や家庭教師との勉強と違い、ほかの生徒がする質問内容を聞くことによって、自分では気付かなかったものの見方や考え方・疑問点を知ることは、周りで質問を聞いているだけの生徒の勉強にも役立つと考えているそうだ。
「中学受験は、たった一人で走るものではありませんから」と木村先生
教室のひとつ。明るさと解放感が
啓進塾では、中学受験の子どもをひとりで走らせない。講師と生徒、周りの子たちと一緒になって走るという。
授業だけの付き合いではなく、常に併走しているから、1年、2年と通ってもらううちに、それぞれの子供の性格までわかってくる。生徒と先生の間に強い絆も生まれてくる。
階段横の壁には!?
長い受験勉強の中で、その時の子どもの走るペースに合わせた適確なアドバイスをしていけるのはそのためだ。
「受験は子ども自身のためのもの。目標を持ち、それに向かって真剣に取り組む。なかなか得られない貴重な経験です。そして、『その機会』を作ってくれた親御さんへの感謝を持って欲しい。」
生徒たちが目指すゴールが!
また啓進塾では、「親が頑張って勉強を教えすぎないように」と諭すそうだ。親は多くの生徒を見ているわけではないため、相対的に見るのが難しい。ついつい「欠点ばかり」が見えてきて指摘する。子供の方はちょうど反抗期に入る年ごろ。そうなると親子の衝突が起きてうまくいかないことが多い。
確認できます!
「生徒が選手で教師がコーチ。そして、親御さんは……やはり親御さん。『がんばれー』って子どもに声援を送り、後はお弁当の用意や体調管理。そして、ご家庭での様子を知らせて欲しいと思います。『最近、口のきき方が良くないんですよ。先生、どう思います?』という感じで。すると、『わかりました。こちらの方で徹底的に話し合います』となるわけです。そこから、日常生活、勉強のことなど、自分のことをふり返ってもらいます。そして、『目標目指して頑張っていこう』で締めます」
とにかく受験生活の中心は塾にあるのだ。
図書コーナーも充実! 借りることもできる
校内の随所に本が。それもたくさん。知識欲や好奇心が芽吹くように
調べ物もできる!
学校と同じスタイル。
歴史クイズカードが。楽しんで学ぶ、宝探しのように知る
こんな話もある。小学校にあまり通えない、馴染めない生徒もいる。そんな子も啓進塾を訪れ日々、学び、目標の中学という新しい世界を手に入れていく。
寄って立つ居場所は、ひとつじゃない。たとえひとつのコミュニティに馴染めなくても、必ず居場所はどこかにある。こんなことが、早くから分かるのはいいよね・・・。
志望校のデータはすべて網羅・・・
見る聞く読む、そして相手の立場に立ち、考える。啓進塾の教育方針が生きていると言える、ひとつの伝統がある。
啓進塾で学び、志望する中学校に進学した子たちが後輩を励ますためよく塾を訪れるそうだ。これは自発的な行為で毎年受け継がれている。OBとして教室を訪れ、実際の中学生活はどうか、合格するためにはどんな受験生になっていけばよいかなどを伝える。そこで彼らは、「自分が先生に言われ続けた言葉」を「自分の言葉」として後輩に語るのだ(そして飴や駄菓子の差し入れが啓進塾OBの決まりごと)。
壁一面に手書きの文字でOB生からのメッセージ
OB生による「こんな学校ですよ」というナマの声も聞ける
「頑張れ」は一緒に行こうという意味
こんな生徒たちがいる啓進塾。結果はどうだろう。もちろん生徒たちの志望校合格率はエリアトップクラスだ。毎年多くの東大合格を輩出している浅野中学にも37名(2014年)を入学させるなど、合格実績も折り紙付き。
話を聞いて、啓進塾は「学校」なのでは? と思ったがどうも違うっぽい。
生徒OBや保護者たちの声を聞くと、多くが「家族」だと言っている。
勉強と、生活全般を教えて、時には悩み事も聞いてくれる。立てた目標に一緒になって走ってくれる。
「試験会場にて蛍光ダウンを着た私の姿を見て緊張をほぐしてくれて・・・」
生徒の話になると楽しそうだ・・・。
特注の高崎だるま。今年の目標は見事に叶いました!
最後に、木村先生の印象に残っている話をしよう。
東日本大震災。未曾有(みぞう)の出来事に、塾は混乱を極めたそうだ。それにより、授業の取り止めが続いた。
震災があっても生徒らが望む学校の入試試験日は待ってくれない。授業ができない。生徒の安全を考えると、すぐの再開は難しかった。保護者や生徒からは再開を望む声が。
しかし、いったいいつ再開できるのか・・・
もしかして、もう授業ができないのではないか。
やがて計画停電が始まった。電気が使える時間は限られている。通常の授業、春期講習、計画停電のすき間をぬって時間割を組み直す。試行錯誤を繰り返し、ようやく授業が再開できた。
学びたい
久しぶりに生徒たちが集まって、登壇したある教師の口から、言葉がこぼれたそうだ。
また生徒の前に立てて、幸せだ―。
学びたい子たちが集まって、その子どもの欲求に、教師も一緒になって学びたいと思う。こんな先生がいて、何だか嬉しい。
この日の授業前、皆さんの集合写真
取材を終えて
「一体何のために勉強なんてするんだよ!?」
こんな生意気なことを言っていた学生時代の筆者(若気の至りです)。
思春期特有の、ただの当てつけな質問の答えが不意に転がり出た気がする。
すべては、幸せのため。
子どもは“勉強”を詰め込む箱ではない。
自ら考え、答えを出して周りと調和する、そんな当たり前の人間になるため、学んでゆく。
勉強は自らのため。成績は、君を知るための物差し。
知識と考える力。そして他者と関わり、社会と繋がる能力を豊かにしてくれるものが、勉強のような気がする。
良いと思えることを
人をつくる場所。そんな前向きな現場を見せられ、希望がわいてしまう。
戸塚発、横浜発のこの塾から、世界をホンの少しでも良くしてくれる子たちがきっと出てくれると思う。
学びたい子どもに、常に門戸を開いています
こんなチャレンジしている場所が横浜にあって、少し胸が踊る。
社会に出たとき、待ってるよ。
―終わり―
啓進塾
HP/https://www.keisin.com/
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※情報は取材時のものです
基本情報
店名 | 啓進塾戸塚校 ケイシンジュクトツカコウ |
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ジャンル | 学習塾 |
住所 | 〒244-0003 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町3970 |
アクセス | 各線「戸塚駅」より徒歩10分 |
駐車場 | なし |
TEL1 | 045-870-1119 はまれぽを見たとお伝えください |
TEL2 | |
FAX | |
営業時間 | 月〜金 11時00分~21時00分 土 9時00分〜20時30分 日 9時00分〜17時00分 |
定休日 | GW、夏期講習(8/13〜8/15前後) 年末年始の休講期間など |
URL | https://www.keisin.com/ |
カード利用 | |
個室 |