お酒
世界のワイン 葡萄屋 関内店
- JR根岸線 関内駅 南口 徒歩1分
- 神奈川県横浜市中区万代町1-2-8
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- 営業時間:日~金:12:00~20:00(祝日含む)/土:11:30~20:00
- 定休日:年中無休
ワインには興味があるけれど選ぶのが難しくて・・・。そんな人にこそオススメの定例「ワイン会」に潜入!

1000円で世界旅行!?40ヶ国以上から集めたワインが気軽に楽しめる「世界のワイン 葡萄屋 関内店」
2015年11月25日
――そして、夜。再び「葡萄屋」へ足を運ぶと
テーブルには料理が並べられ、店内はすっかりワインバルのような雰囲気に
このワイン会を取り仕切るのは、「葡萄屋」の代表で、店長のご主人でもある草壁克彦(くさかべ・かつひこ)さん。ワインエキスパートとして世界各国のワインの仕入れ・情報収集にと奔走。このワイン会の前日まで「アメリカのナパ・ヴァレーのワイナリーへ行っていた」というから、その多忙ぶりがうかがえる。
代表の草壁克彦さん。ご自身は「カリフォルニアワインが大好き」なのだとか
このワイン会の目的について「どんなに味が良くても“知らない国”のワインにはなかなか手を出しにくいもの。僕らはそうしたちょっと珍しい国のワインを紹介し、その味や魅力を知ってもらう、そのきっかけを提供したいんです」と語る草壁代表。実際に、このワイン会に通い続け「ワインに関する興味や知識がグンと高まったという方も多い」のだとか。
ちなみにこのワイン会は予約制。メールもしくは電話で申し込みを受付(詳細は葡萄屋関内店のホームページ参照)しているという。参加費は1人3900円だが、前日までの支払いで3500円になるといううれしいサービスも。
テーブルにはペッパーが練り込まれたチョコレートなど、軽いおつまみも並ぶ
今回のワイン会のテーマは「カベルネ・ソーヴィニヨン&シャルドネ産地別飲み比べの会」。代表的な赤ワイン用ブドウ品種のひとつである「カベルネ・ソーヴィニヨン」と白ワインの原料として有名な「シャルドネ」、それぞれのワインを3種ずつ、産地別に味の違いを比べてみようというもの。
「イスラエルのヤルデン(真ん中)が飲みたくて・・・」と参加した人も
今回提供されたシャルドネワインは、左からネイピアセイント・キャサリンシングルヴィンヤードシャルドネ(南アフリカ/3024円)、ヤルデンシャルドネ(イスラエル/3348円)、フィリベール・デュカールシャブリ(フランス/2376円)。同じブドウ品種でも産地は全く異なる3種を飲み比べるのだという。
※価格はメーカー希望小売価格で販売価格とは異なります
同じカベルネ・ソーヴィニヨンのワインでも産地が変われば驚くほど味も違う
また、カベルネソーヴィニヨンワインは左からファースト・プレスカベルネ・ソーヴィニヨンナパ・ヴァレー(アメリカ/4104円)、スターク・コンデ・ワインズポストカード・シリーズカベルネ・ソーヴィニヨン(南アフリカ/1782円)、ヤルデンカベルネ・ソーヴィニヨン(イスラエル/5400円)の3種が提供された。
※価格はメーカー希望小売価格で販売価格とは異なります
どのワインも実際に飲んでみて「おいしい!」となれば、参加者のみの特別価格(割引率は銘柄によって異なる)で購入できるというのもうれしい。
その日提供されるワインについてのわかりやすい解説付き
また、今回は、ご親戚が長野県高山村でワインのブドウ栽培に取り組んでいるという参加者のご厚意により、そのシャルドネと、同じく白ワインの原料となるソーヴィニヨンブラン、そして赤ワインの原料となるメルローの3種のブドウを入手。その生の果実を食べるという貴重な体験もできるという。
今回は、参加者からワインの原料となるブドウも提供された
今回、ワインブドウを提供した長野県高山村のワインパンフレットも置かれた
ワイン会は、草壁代表がワインを片手に特徴などを説明・・・するシーンを想像していたのだが、そうした堅苦しい雰囲気は一切ナシ。参加者のグラスにワインを注ぐ際に銘柄と味の特徴を少し説明するくらいで、あとは気軽に参加者との雑談を楽しんだり、ワインに関する質問に応じたりと、かなりフランクな雰囲気だ。
ワイン初心者、編集部・榮田の質問にも丁寧に答えてくれる
「この会はワインについて“学ぶ”のではなく、あくまでもワインに“親しむ”ことが目的」だと語る草壁代表。「2時間程度、ワインの飲み比べながらおしゃべりを楽しんでいただく――そうした機会を持つことで、ワインへの興味が高まればいいなと思っています」
参加者との会話が弾み、スタッフの上野さんもとっても楽しそう♪
実際、「ワイン会には、欠かさず参加するようにしている」という常連客の岸田さん(残念ながら顔写真はNG)も、このワイン会に参加するようになってから「ワインへの興味も知識も深まった」と話す。
「以前からワインには興味がありましたが、やはり自分一人では知識の幅が広がらなくて・・・。葡萄屋さんのワイン会や試飲会に参加するといろんな味に触れることができるし、ほかの参加者の方と情報交換もできる。イスラエルワインの「ヤルデン」は、ワイン会でその美味しさを知って、今では大好きなワインのひとつになっているんですよ」
常連さんから初参加の方までワイン好きが集結!「都内から来た」という参加者も
確かに、テーブルでは参加者同士、「どんなワインが好きなの?」から始まって、「○○のワインが美味しかった」「今度○○のワインを飲んでみたくて・・・」といった情報交換をしている場面も多く見られた。大好きなワインを傾けながら、ワインの話に花を咲かせる――少しでもワインに興味を持っている人であれば、とても刺激的な時間を過ごせるはずだ。
しかも“ワインが好き”という共通項があるからか、参加者の皆さん、初対面同士でも驚くほどフレンドリー! これなら一人参加でも怖くない・・・とも思う。
テーブルにはワインにピッタリのおつまみも並ぶ。とにかくチーズがおいしい!
草壁代表は、こうした参加者同士の会話に加わり、「このワインが美味しかった」という話がでれば、そのワインの特徴や歴史から、それに合うおつまみまで、幅広く解説してくれる。このワイン会の主催者・・・というより、アドバイザーといった感じだ。
ワイン会は「お客さまの意見を聞く貴重な機会」でもあるという
草壁代表も「このワイン会を主導するのはあくまでも参加者の方々。毎回のテーマもこちらが提示するのではなく、参加者の方か
らの意見を採用することがほとんどです」と語る。
「こんなワインが飲みたいとか、こんなワインに興味があるという意見をワイン会のテーマに採用することで、参加者の方も『また次の会も来たい!』と思ってくれるでしょうし、僕らもそうした参加者(=お客さま)の声から今後の品ぞろえを考え直す時もある。ワイン会は、お客様の“生の声”を聞くことができる、貴重な機会でもあるんです」
長野県高山村産のワイン「美秋香(びしゅうか)」も!フルーティーで飲みやすい
最後に「ワインには興味はあるけれど、難しくてなかなか一歩踏み出せないとか、もうちょっと詳しくワインのことを知りたいという人にこそ足を運んでほしい」と話した草壁代表。
確かに、ワインエキスパートからワインについてのいろんな話を聞きながら、珍しいワインの飲み比べができるなんて、ワイン好きはもちろんのこと、ワイン初心者にとってもかなりの魅力なのではないだろうか?気軽な気持ちで一緒に飲める「ワイン友だち」を探してみるのもいいかもしれない――そんなことを思った一夜だった。
取材を終えて
「お酒は好きだしワインにも興味はあるけれど、なんとなく難しそうでね・・・」と思っていた筆者。正直、葡萄屋の店頭に並ぶワインの種類の多さに「これはとても覚えきれない」と驚き、たじろいだ。
しかし、「何と一緒に飲みたいか」「芳醇な味わいがいいか、それともスッと入る味がいいか」といった質問に答えることで、自分の好みに合った“オススメの1本”を教えてくれること、そして、普段、自宅で食べる料理にも合うワインがたくさんあることを知り、ワインへの「特別感」みたいなものが薄らいだ気がする。
今まで知らなかったワインの「新たな魅力」が発見できるはず!
今度は友だちとにぎやかに鍋でも囲みながら、今まで飲んだことのない、ちょっと珍しい国のワインを飲んでみようかな・・・。
―終わり―
HP/http://yokohama-budouya.jimdo.com/
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※情報は取材時のものです
基本情報
店名 | 世界のワイン 葡萄屋 関内店 セカイノワインブドウヤカンナイテン |
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ジャンル | ワイン |
住所 | 〒231-0031 神奈川県横浜市中区万代町1-2-8![]() |
アクセス | JR根岸線 関内駅 南口 徒歩1分 |
駐車場 | 無 |
TEL1 | 045-319-4332 はまれぽを見たとお伝え下さい |
TEL2 | |
FAX | |
営業時間 | 日~金:12:00~20:00(祝日を含む)/土:11:30~20:00 |
定休日 | 年中無休 |
URL | http://yokohama-budouya.jimdo.com/ |
カード利用 | |
個室 |