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暮らす印刷

株式会社大川印刷

  • JR各線「戸塚駅」西口よりバス約20分 タクシー約5分
  • 横浜市戸塚区上矢部町2053
    • 営業時間:8:30~17:30
    • 定休日:土日・祝日

「印刷は手段であって、その先にある社会変革が大事。印刷を通じて社会を変えたい。なんてカッコイイけど、実際はもっと必死」と大川社長。エコな印刷と、「ただ印刷するだけじゃ意味がない」という確かな技術とは?

ココがイチオシ!

印刷会社が取り組む「社会変革」って一体何!? 130年以上も続く総合印刷業の老舗「大川印刷」

 

2016年07月14日

色弱者や白内障、弱視の方などにも読みやすい印刷物を
 
大川印刷では「誰もが見やすく、読みやすい」デザインを工夫している。
 
観光地マップなど、白内障のお年寄りや弱視の方などにも見えやすいような配色やデザインなどにする取り組みをしているそう。
 
例えば、大川印刷が請け負っているという横浜中華街周辺情報をまとめたパンフレット。
中華街のイメージから、赤や黒を多く使うことが多そうだが、視覚障がいのある人にとって赤と黒は見分けがつきにくく、すべて黒に見えてしまうという。
 

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どんな人にとっても、見えやすさを追求
 

身体的な違いや、年齢の違いにかかわらず、誰もが見やすく分かりやすいデザインをメディアユニバーサルデザイン(MediaUniversalDesign=MUD)と呼ぶそう。
 

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メディアユニバーサルデザイン(MUD)のロゴ

 
大川印刷では、さまざまな人によりよい情報を提供し、社会に貢献することを目的としたMUDに積極的に取り組んでいる。MUD普及の活動の一環で、点字の名刺作り体験などを実施したこともあるそう。
 
写真は世界初という「ペーパーリング」を使用した卓上カレンダー。リングも紙から作ることで捨てる際に分別がなくなる。
この商品もMUDだ。
 

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リサイクルしやすいようにリングが紙製

 
自然エネルギー(エナジーグリーン)を使用し、弱視の方も見やすくいMUDで、さらに「ノンVOCインキ」を使用、というエコカレンダーなのだ。
 

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「MUDコンペティション」入賞のカレンダーだそう

 
大川印刷では、いくつもの社会貢献活動を行っている。
例えば「おくすり手帳」を携帯する大切さを発信しながら「使いたくなるおくすり手帳・いつも持っていただけるおくすり手帳」のデザインや設計を地元の薬局と協力して行う「おくすり手帳普及プロジェクト」
 

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震災は、おくすり手帳を携帯する重要性を実感する出来事であった

 
ほかにも、横浜の街並みや、その地域の残しておきたい風景をイラスト化し、絵はがきや展覧会などに活用することで地域の誇りや自慢を再発するまちおこしとして「横浜ひとまち百景プロジェクト」など、たくさんの活動がある。
 

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大川社長の名刺も! こちらは「マリンタワー」バージョン!

 
 
 
マル秘機械が多数! 工場内へ
 
取材当日は、学生への会社説明会が開催さていたため、参加者の皆さんと一緒に工場を見学させてもらうことに。
 

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工場を案内してくれた工務課の伊東浩之(いとう・ひろゆき)さん

 
医薬品などの印刷も行っているため、工場への入室管理が厳しい。工場内への異物混入を防ぐため入室前に服についた髪の毛やゴミを取るべく、粘着テープで体中をコロコロ・・・。
 
髪の毛を帽子に入れ、靴にカバーをして、入室。
虫などが一緒に入らないよう、扉は2枚になっており、1つの扉を開けて、そこに入る。1枚目の扉をぴたりと閉めてから、もう1つの扉を開けて、ようやく工場内となる。
 

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工場内はとてもきれいで明るい

 
「ノンVOCインキ」を主に使っているため、工場内に「石油の匂い」がほとんどしない。
工場内で働く従業員の方も「はじめて工場内に入った時、石油くささがほとんどなく驚いた」と話してくれた。
 

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印刷機の上の方に見えているのがCCDカメラ

 
印刷機の上に取り付けられているカメラで一枚一枚、汚れやずれ、間違いなどがないか瞬時にチェック。
マスター(正しい見本)が登録してあり、それ以外のものを検知する。
 

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印刷不良は見逃しません!

 
すべての印刷物には、ナンバーが付いているので、印刷不良と表示されたナンバーの印刷物を取り除くことができる、という仕組みになっている。
 

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印刷物一枚一枚にナンバリングされている
 
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印刷不備の部分がモニターに映し出され、ナンバーも表示

 
印刷不良を取り除く一連の流れを説明してくれたのは、上田広(かんだ・こう)さん。
 

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印刷業3年目という上田さん
 

お仕事の合間に話を伺うと、上田さんは環境配慮型の印刷に興味があって大川印刷に入社したそう。初めで工場に入った時は、インキの石油の匂いがしないことに驚いたという。
 

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「まだまだ勉強することがたくさんあります」

 
「『印刷』とひと言でいっても、毎日同じようにやれば良いわけではなく、気温や湿度に合わせて毎日インキの濃度などを調整しないといけないのが難しく、やりがいがある」とのこと。
「将来は、すべて『ノンVOCインキ』を使って印刷していきたい」と話す上田さん。従業員一人ひとりの環境への意識の高さがうかがえた。
 
ちなみに、これらのカメラと一連の機械は数千万円という高価なものだという。大川社長は「高いから、ほかの印刷屋さんで導入しているところは少ないと思う。安い値段で印刷してくれる会社はたくさんあるけど、品質では負けないですね」と話す。
 
また、非常に品質基準が厳しいという医薬品関係の印刷機は別にあったが、独自の技術とのことで撮影禁止。ここには掲載不可となった。
 

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従業員さんの目視チェックのレベルがすごい

 
機械によって、印刷不良は除かれるということになっているが、最終段階で人の目でもチェックが行われる。
数段階検査することによって、信頼される印刷の仕上がりとなっているのだ。
 
 
 
取材を終えて
 
印刷物を見た時に、印刷している会社のことまで思いを馳せたことは今までなかったが、多くの人の手がかかりひとつの印刷物が完成するのだな、と改めて実感した。
バイタリティー溢れる大川社長の地域貢献や、地球環境に対する考え方などに触れ、自分はエコについてもっと知る必要があり、知ることで地球環境のために貢献できることが増えるのではないかと思った。
 
 
 
―終わり―
 
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基本情報

店名 株式会社大川印刷
カブシキガイシャオオカワインサツ
ジャンル 印刷
住所 〒245-0053 横浜市戸塚区上矢部町2053
アクセス JR各線「戸塚駅」西口よりバス約20分 タクシー約5分
駐車場 あり
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定休日 土日・祝日
URL http://www.ohkawa-inc.co.jp/corporate/access.html
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