ヘッドティーチャーのマイク先生

　
マイク先生は、アメリカのフロリダ大学院で化学博士号を取得したほどの博識。在学時代から学生を教えていたこともあり、「学び、教える」ということが得意だった。来日したきっかけは、当時のアメリカでアジア圏の言語を習得している人が少なかったことから。チャレンジの意味で4年前に単身日本へ来たそうだ。
　

スクールマネージャーのマキ先生

　
7年間にも及ぶアメリカ留学中、語学学校（ESL）と旅行学の専門学校、そして短大を卒業。日本に帰国後は、翻訳や英文事務、英会話スクールのマネージャーなど、英語に関わる仕事に携わっていた。「せっかく話せるようになって帰ってきたのに、英語を話す場所がなかった」という自身の経験から、キッズパスポートは英語を習得したい子や、帰国子女の子どもたちに必要な場になると考える。
　
マイク先生との出会いについては、「英会話スクールでコーディネーターとして勤務していた時に、マイク先生はそのスクールの大人気講師だったんです。ちゃっかりスカウトしてきたんですよ」とお茶目に笑う。
　
レッスンはマイク先生を中心に、フロリダ出身で、日本ではALT（外国語指導助手）として小・中学校の英語教育に携わってきたジェームズ先生、中国で英語を教えていた経験を持つキャスパー先生、カリフォルニア州での留学経験があり、バイリンガルのハルキ先生がフォローし合いながら進める。
　

音や絵をふんだんに使って、英語を学ぶ

　
「we」、「you」、「I」、「she」、「he」、「they」と書かれたパネルを用いて、絵、音、動作を使って覚えていく。直立不動でおしゃべりすることはまずないのだから、語学は動作とセットで覚えることが大事だという。
　

遊びを通して、自然と英語を話す感覚が身に付く
　

初めてのアメリカだって、日本人の先生がいるから心強い！

　
オールイングリッシュで遊んだり、レッスンをしたりするのが基本だが、体調不良時などの本当に困った時だけは、″Can I speak Japanese?″（日本語を使っても良いですか？）とハルキ先生やマキ先生に頼ることもできる。レッスンの中でわからない時や困ったときに、どのように伝えればいいのか、シチュエーションごとの会話表現を同時に身に付けることができる。
　
先生たち自身も、外国語を習得した時の喜びや難しさも知っているので、子どもたちの気持ちに寄り添ったサポートをしてくれる。
　

とは言ってもキッズパスポートでは、レッスンも生活も全て英語で進んでいく

　
マイク先生は、「キッズパスポートは青葉区にあるアメリカなんです。アメリカの子どもたちが日常でやっていることを教えるので、自ら主張ができるアメリカ人の精神も養えます。レッスンもアメリカンスタイルです」と話す。
　
「恥ずかしいと思う気持ちは、日本の学校に置いてきて、と子どもたちに良く言います。厳しいかもしれませんが、せっかくの英語オンリーの環境でも、恥ずかしがって黙っていたら、いつまでたっても英語は話せませんから」とマキ先生。
　

臆せず、何でもチャレンジできる精神を育む

　
子どもたちは本当に明るく、先生の問いかけにも手を挙げて、自分の考えをしっかり伝えていた。人前に出ることを恥ずかしがる年頃ではあるが、キッズパスポートの中なら、自分を自由に表現して良いんだ、と開放感を楽しむ子が多い印象だ。
　

思いっきり英語を話せる環境が整っている

　
キッズパスポートには、働くお母さんが安心して子どもを預けられる環境が整っていた。親が帰るまで、友だちと楽しく英語を身に付けながら待っていてくれる。先生たちのサポートも手厚く、手作りの食事や送迎までしてもらえる学童保育は、なかなかない。
　
小学生のお子さんをもつお母さんは、ぜひ放課後を有意義に過ごせる場所の候補として一考してみてはいかがだろうか。
　
　
―終わりー
　
　
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