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スカイウォーク入口に何故ミニチュアが放置されている?

ココがキニナル!

閉鎖されたスカイウォークの入り口近くの交差点にベイブリッジと思われる立派なミニチュアが置かれています。どういう経緯で置かれている物なのか気になります。(海の幸さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

ベイブリッジの模型は、スカイウィークの足元にある西緑地という公園に設置されていたもの。老朽化したため、2000年頃公園から撤去、移設されました。

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ライター:吉澤 由美子

2010年9月に閉鎖となった横浜ベイブリッジのスカイウォーク。

閉鎖後の模様は先日、「スカイウォーク閉鎖後のいまは?」でも取り上げたのはご存知かと思うが、スカイウォークの足元には緑地公園があるがすっかり寂れていて、目の前の交差点がある広い道路を通るのはほとんどが大きなトラックばかり。
 


スカイウォークの案内板も寂れようを物語る


その交差点の脇、横浜ベイブリッジの足元に、ミニチュアのベイブリッジがある。歩道脇がフェンスで囲われていて、その中の雑草が伸びた中央に模型がひっそりと置かれているのだ。
 


横浜ベイブリッジの橋脚のすぐ横、道路脇の雑草が茂った一角にあるベイブリッジ模型


塔から斜めに張ったケーブルを橋桁につないで支える斜張橋(吊り橋)の特徴を再現していて、誰が見ても横浜ベイブリッジの模型だとわかるデザイン。
ミニチュアの模型といっても、サイズ的には大人でもその上を歩いて行けそうな立派なもの。ただし、床がはまっていない。
 


床があれば大人でも楽々渡っていけるサイズ


フェンスがあるので近寄れないし、あたりをぐるっと回ってみたけれど説明のプレートなどもみつからない。
オブジェとして展示してあるというより、大きくて置き場所がないのでとりあえずココに置いときましたという気配が濃厚だ。これはいったいなんなんだろう。



スカイウォーク足元の西緑地に手がかり!



あたりを詳しく調べてみると、スカイウォークの足元にある「大黒ふ頭西緑地」という公園でそれらしい案内図を発見!案内図は西緑地自体の地図。そこに小さな橋のようなものが描かれていて、「ベイブリッジ」と書いてある。
 


案内図にそれらしい表示が!


地図の左上に「トイレ閉鎖のお知らせ」が貼ってあるのでわかりにくいけれど、この緑地には大黒ふ頭と本牧ふ頭の形に造成された場所があって、その間をミニチュアのベイブリッジがつないでいるという設計らしい。
 


左端に「ベイブリッジ」という文字が見える


地図で示されたあたりに行ってみると、レンガが敷かれた部分がふ頭、現在は雑草が生い茂っているが芝生だったであろう部分を海に見立てて造成してあるようだ。

ところが、ここには案内図に描かれていたベイブリッジの姿はない。レンガ造りの大黒ふ頭と本牧ふ頭には、なにかが設置されていたような一段高い場所があり、位置的にもそこにベイブリッジがあったと思われる。
 


ふ頭に見立ててレンガ敷きになった部分にでっぱり。ここに設置されていたもの?


もし、歩道脇にあるあの模型がここに置かれていたのだとしたら、サイズ的にもちょうどぴったり合いそうだ。
おそらく、ここに置かれていたものが撤去されて、交差点の歩道横に置かれるようになったのではないだろうか。