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横浜にも地ビールってあるの?

ココがキニナル!

横浜にも地ビールってあるんですか?

はまれぽ調査結果!

横浜にも地ビールはありました!!いろいろな味のビールがあるので、ビールは苦手という方にもオススメ!

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ライター:吉田 忍

地ビールとは



地ビールは、限定量生産する小規模ビール会社による地域ブランドのビールのこと。

日本では経済対策の一環として、1994年(平成6年)4月の酒税法改正により、ビールの最低製造数量基準が2000kl(キロリットル)から60klに緩和されたことを受けて全国各地に誕生した。

つまり、この酒税法の改正により、大手でしか製造できなかったビールが小規模醸造できるようになり、それぞれの個性的な味のビールを楽しめるようになったということ。

それでは、横浜にも地ビールはあるのか? 調べてみると、『横浜ビール』が市内では唯一の地ビール醸造所らしい。さっそく横浜ビールの醸造所に併設されたレストラン『驛(うまや)の食卓』へ行ってみた。
 


地ビールには、そこだけの個性的な味がある




地元横浜のビール 地元横浜の食べ物 地元横浜の方々に



もともと飲食業に携わっておられた太田久士社長だが、最初は地ビールに興味がなかったらしい。地ビールのイメージは「名前がややこしい」「味にクセがある」「値段が高い」で、店を持つ夢はあったけど、地ビールはやりたくなかったとのこと。「普段はキリンの一番搾りを飲んでいますよ」と笑う。

しかし、よく考えると、
「地ビールについてボクみたいなイメージを持っている人はいっぱいいる」
「逆にボクが納得できるものを出したら喜んでもらえるのでは」という結論に至ったのだという。それはビールだけのことではなく、横浜へのこだわりであった。

3.11、震災直後の不安な日々。予約はキャンセルが相次ぎ、店にお客様も来ない。先行きも不透明となって、ないないづくしの時に自分が地ビールや店をやっている一番コアなコンセプトが改めてはっきりしてきたと社長は語る。

「それが、地元横浜のビールを、地元横浜の食べ物と共に、地元横浜の方々に。ということなんです」
 


横浜ビールへの熱い思いを語る太田社長


「今は誇りが希薄になっているでしょう? 家族に対する誇り、街に対する誇り、それが国に対しての誇りにもつながります。自分の家族を誇りに思えない人は、たぶん国に対しても誇りを持てないですよね。自分の街に対し誇りを持てる、そんな味を提供していきたい」

そう語る太田社長のこだわりは、地元とのかかわりあいと地元の食材。
地産地消という考え。地域の中にあって、初めて地ビールの味が際立つのだ。



直営店「驛の食卓」(うまやのしょくたく)



横浜ビールは今年で13年目。
直営店「驛の食卓」は一階が醸造所、二階がレストランで、出来たてのビールと地元にこだわった食材を味わえる。
 


馬車道、関内ホールの交差点から桜木町方面に向かうと右側にある 
 

店に入るとビール醸造タンクが見える
 

イタリアを思わせる階段を上がる
 

広い店内はパーティも可能