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相鉄・JR直通線と相鉄・東横線直通線開通事業の遅延状況と今後の予定は?

ココがキニナル!

平成27年4月相鉄・JR直通線開業予定/平成31年4月相鉄・東急直通線開業予定。この工事の進捗状況と開通後の運賃は?パナソニック跡地が新綱島駅って本当?(yokohamatsuさんほか多数)

はまれぽ調査結果!

JR直通線平成30年度内完成開業見込み。東急直通線は平成31年4月開業。新綱島駅はパナソニック跡地ではなく東急綱島駅から200m離れた場所に設置

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ライター:ほしば あずみ

1年5ヶ月ぶりに工事現場へ



羽沢駅(仮称)新設工事と、相鉄西谷駅方面への掘削(くっさく)工事は、ほぼ順調に進んでいるとのことで、1年5ヶ月ぶりに再び工事現場を見学させていただけることになった。

前回(2013年3月)は、シールドマシン(掘削機)を地下に下ろすための穴を掘っている最中だったが、シールドマシンは4ヶ月前に無事地下に入り、日々掘削作業を続け、現在は約60m掘り進んでいるところだという。
 


前回、実物は完成間近で神戸にあり、写真でしか見られなかったシールドマシン


このシールドマシンは、掘削しながら同時に壁面をコンクリートで覆っていくのが特徴で、この工法での工事は全国で3例目。これまでは新幹線用の、山の中のトンネル工事などで使われており、市街地の地下を堀り進めるのは初めてだそう。

 

現場を案内してくださったみなさん
 

2012年3月には掘り進めている最中だった羽沢駅(仮称)予定地
 

奥の建屋から掘った土が運び出される。建屋手前の白く見える付近がホーム入口になる
 

建屋内。運び出される土は横浜港の埋立に利用。ここで重量を計測し、過積載を防止する


多い時で一晩に約1000立方メートルもの土が掘り出されるそうだ。小学校のプールのおよそ2.8杯分に当たる。土はベルトコンベアで運ばれ、作業場出入り口付近に集められる。
 


取材時はお盆休み明けで土は溜まっていなかったが、ここに最大4000立法メートル貯められる
 

いよいよ掘削現場を見るため立坑へ潜入
 

大きなダクトは通風用。先端には巨大な空冷機もついている


地下にはトンネルが巨大な口を開けていた。
シールドマシン本体の全長は約12mほどだが、それを動かすためのバッテリーや油圧装置がその後ろに連なり、装置としての長さは20mを越える。
 


今歩いている頭上を、開通後にはレールが走ることになる


シールドマシンで掘り進めてスペースをつくった場所に順次、装置を下ろすという作業を繰り返し1分間に約2.5cmという速度で掘り進めていたので、4ヶ月で進んだ距離は約60m。現在は装置がすべて下りたので、今後は8ヶ月で約1400mを掘る予定だという。
 


全貌が収まりきらない、直径約10mのシールドマシンの枠部分