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シウマイだけじゃない! 崎陽軒で販売していた幻の商品たちを特別レポート!

ココがキニナル!

小さい頃、洋光台駅で新聞の自販機みたいな崎陽軒のシウマイの自動販売機を見た記憶が。今もある?(hangaoさん)/崎陽軒、かつてみなと寿司と言う寿司の駅弁があったそう。(南区のはまりんさん)

はまれぽ調査結果!

洋光台駅に自動販売機があったかどうかは不明。1970年から1978年まで東横線沿線駅に設置。みなと寿司は1973年から2000年まで崎陽軒店舗にて販売

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ライター:人見 静馬

そのほかの商品たち



そもそも、崎陽軒は今でこそ「シウマイの会社」というイメージが強いが「シウマイ」を発売したのは創業から20年後の1928(昭和3)年で「シウマイ弁当」は40年以上も後のこと。崎陽軒は、もともと「牛乳」「餅」「寿司」などを販売することから事業を開始し、7年後に「駅弁」の販売を始めたという経緯がある。

そんな崎陽軒の、姿を消したお弁当たち。これらは現在入手不可能であるが、直営店舗を抱え、利用者のニーズに応えられる態勢を持っている崎陽軒。リクエスト次第では復活もあるかも!? 

柴田さんいわく「限られた情報しか提供できませんが・・・」という条件つきでそのほかの商品もご紹介いただいた。
 


みなと寿司! 


寿司! 崎陽軒といえばシウマイ。シウマイといえば崎陽軒。なのに寿司! これはインパクト大である。
販売期間は1973(昭和48)年から2000(平成12)年まで。崎陽軒店舗のみで販売されていた。

続いて・・・
 


うなぎお弁当


「うなぎ弁当」ではなく「うなぎお弁当」なところにこだわりを感じる。
販売期間は1964(昭和39)年から2000(平成12)年まで。

そして・・・
 


紐を引くと蒸し直されるジェットボックスシウマイ
 

どこでもアツアツが食べられる!(2004<平成16>年当時20個入850円)


画期的なアイデア。昔某漫画でこの仕掛けを見たことがある気がするのだが・・・時期を考えるとこちらの方が元祖なはず。やはり、創作者にも衝撃を与えたアイデアなのだろう。
販売期間は1987(昭和62)年から1997(平成9)年まで。
 


2004(平成16)年に一時的に復活したジェットボックスシウマイ


やはりさまざまなアイデアが崎陽軒の歴史を彩ってきたのだ。しげしげとそれら資料を眺める。
そんな時、筆者の眼に1つの商品が飛び込んできた!
 


内容もパッケージもピクニックを思わせる


ロールパンを中心として骨つきの鶏肉を主菜とする。その名も「とりあえず」。駅弁として形態が斬新なだけではなくそのネーミングも斬新! 

これには柴田さんも、こんな商品があったのかと驚きの顔。
「とりあえず」は1996(平成8)年から1999(平成11)年まで発売されていたらしいのだが、詳しい資料は残っていない。値段さえも不明とのこと。ネーミングの由来を是非とも知りたいものである。とりあえずのとりとチキンの「鳥(とり)」がかかっているのだろうか。
こちらも現物を食べたことがあるという方! 求む、味のレポート!

現在、崎陽軒はきちんとスケジュールを組んで新製品や季節限定商品を開発し、商品によってはリニューアルによるテコ入れを行っているという。おそらく、専門職から管理職までが集まり厳密な審議が行われてもいるのだろう。



取材を終えて



取材後、筆者は「シウマイ」に入っているしょうゆさし「ひょうちゃん」誕生60周年を記念して作られた「金色の還暦記念ひょうちゃん」を狙うべくシウマイ(15個入り590円)を購入した。
 


このひょうちゃんに会いたい
 

お馴染みのパッケージ
 

シウマイの良い匂いが漂い始める
 

冷めても美味しい
 

この中にひょうちゃんがいる


金色の還暦記念のひょうちゃんかどうか、ドキドキする。聞けばかなりのレア物らしい。
いざッ!
 


・・・。


どういう感情表現なのだろうか、筆者にはサッパリ分からない。ポジティブな表情ではないということだけは分かるのだが。

昨今はゆるキャラブームである。過去、筆者なりに分析したことがあるのだが、可愛い無表情というのが人気の出る秘訣の一つなのだろうと感じた。

そんなムーブメントなどどこ吹く風で、見えない何かに不快感を露わにするマスコットキャラクター。何か、デザイン上で譲れないモノがあったのだろう。こうした反骨精神がある限り、崎陽軒は常識の枠にとらわれない商品を生み出してくれるのではないだろうか。
常識に囚われないよう、ちょっと飛躍しまくってみた。


―終わり―
 

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  • 大阪は東京を、神戸は横浜を、それぞれ一方的にライバル視してるからね。関西人の感動コンプレックスだね。

  • >ダボスさん  誰も自称してないぞ。他所様が勝手に言ってるだけで。もしかしてここにお住まいでないのかな?

  • 自称ハイカラな街と言っても実態はシュウマイと家系ラーメンのチェーン系B級グルメしかないその辺の地方都市と変わらない街だってことね。

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