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印鑑を作ると「宝くじ当選」? 本牧・小港、謎のハンコ屋さんに突撃!

ココがキニナル!

本牧の小港にある印鑑屋さんが気になる。ここで印鑑を作ると出世したり、会社が大きくなったり、宝くじで当たった人が続出しているらしい。取材を!(横浜橋のラッキーさん)

はまれぽ調査結果!

小港の風間印房では銭洗弁財天に参拝後、印鑑彫りの仕事が順調になり購入者のなかに宝くじ当選者や出世した人が現れるようになった。

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ライター:細野 誠治

複数の幸運と、ご利益のいくつか

風間印房と秀規さん、そして各神社にもたくさんの幸運と言うか、人が繋がったものの昇華は見えた。ではキニナル投稿にもある「宝くじ云々」はどうだろう?
 


ポスターにも堂々と書かれている
 

すると「僕自身も当選しました」と秀規さん。
  


スッと出された支払証明書
  

「ほかにも当たったことがありますよ」と

  

「宝くじ(ロト)買うと、少額も含めてよく当たるんですよね・・・」

ちょっと待って!! ガンガン当たってるんですけど、そもそも宝くじってガンガン当たるものなの!?(すいません、吐きそうになりました)

 


「怖いんですよ」と秀規さん
 
   

顧客の幸運で最大のものはサマージャンボ宝くじ。

とある女性客に開運書体でハンコを作って渡したところ、その帰りに買った宝くじが見事1等と前後賞に大当たり。お次はその主婦の娘さんが宝くじ(ロト6)を購入、1620万円を的中させたそうだ。

   


「この人はあれ、この人は何々があった~」と教えていただく

  

出世を果たした人も。

とある会社の支店長だった方は転勤(栄転)を繰り返す度に印鑑を新調。ついには役員にまでのぼった。こんな話をいくつも聞かされる。

そんな風間印房。現在は仕事も順風なそうだ。接客やゴム印の作成・印刷物などの日常業務に加え、本職の印鑑彫りが月に30件は舞い込むという。来客の約半分が口コミで訪れるそうで、8割が開運書体で彫られた印鑑をオーダーするとか。

 


風間印房で最も高価な印鑑は象牙製のもので80万円!
 

印鑑彫りは深夜に集中して行うことが多い
 

開運書体で彫られる印は月に一度、銭洗弁財天を訪れ洗い清めている
 

現在は地元、本牧神社で使用される印を制作中!
 

一からデザインを制作中。もうすぐ新しいものがお目見えしますよ

 

あと、訪れる顧客で多いのが芸能人。

某長寿番組の司会者やグラビア、女優、ベテランの歌手やスポーツ選手たち。
実は店内には彼らと秀規さんが仲良く写っている写真が、そこここに飾られているのだが、やっぱり撮影はNG。

キニナル方はぜひお店へ。秀規さんが丁寧に繋がりやエピソードを披露してくれます。
   


少しだけ。ある刺青の彫り師が「お礼に」と描いた作品
 

本当にいろいろな方が訪れてます、風間印房
 

最後にもうひとつ。奥さまが源頼朝公のご子孫だとか・・・。

  


奥さまの真由美さんと。年齢は内緒

 
「子孫、というわけではなく祖先が源頼朝から苗字を賜ったんです。旧姓は『御宿(みしゅく)』と言って『御』という字は昔、神職か皇族にしか使えなかった字なんですよ」

源頼朝に因んだ繋がりがここにも。
奥さまの祖先が苗字をもらって、仕事に悩んでいたときに参拝したところが2社とも頼朝公が建立した神社。今やっている本牧神社の仕事もそうだ。

本牧神社は1191(健久2)年に源頼朝が鬼門鎮護のために朱塗りの厨子(仏具)を奉納した歴史がある。

  


鎌倉の鬼門の方角を護るために

  

秀規さん自身は何か繋がりは無いのだろうか?

「家系を調べたら、ルーツが長野県らしいんですよ。長野駅の北2キロ地点に善光寺があって、その反対側、南に2キロ行ったところに風間神社という神社があるんです。その周辺一帯が“風間”と言って。どうも祖先は神社を作って、その周りに街を置いた風間氏という人物に繋がるらしいんです」
  


赤で囲んだエリアが風間地区(Googleマップより)

 

・・・恐れ入りました。

   


一見、普通のお店も話を聞いてみると奥が深い・・・
 

今回のインタビュー、なかには「非科学的だ」とか「取るに足らない迷信だ」と捉える方もいるかも知れません。

筆者はこう思っています。世の中のものは、分かると分からないの2つがあって「分からない」ことは、まやかしや嘘ではなく「分からない」という答えだと。
何かの法則性を見て、不思議だなと思ったことに、どうしても理由がほしくて人は縁や繋がり、霊験という言葉を作ったのかも知れません。「分からない」というものの答えとして。

 


「運」も、そのひとつですよね

  

それでも「分からない」で世の中が動いている部分があったり・・・。
皆さんは、どう思われますか?

さて、ここまで話を聞いてきた以上、ライターとしてはハンコを作らないワケにはいかないだろう。人気商売をしている身としても「開運」という言葉には惹かれるモノがある。

  


ライターが体を張らないでどうする?

  

・・・ということで、ここはひとつ細野誠治の落款(絵画や書、著作物などに押印するもの)をオーダーすることに。

これでもいくつか著作もある。物書きとしては、いつかは持とうと思っていたし・・・。

大きさや値段の兼ね合いもあるが、どうせ作るなら大きくて良いものを(太いところ見せろ、オレ!)。柘植(ツゲ)製の落款用印を一番使い勝手のある24ミリ(お値段=2万9000円)でオーダー。

 


24ミリ角に開運書体の料金5000円がプラス。思い切って細野、発注!

  

「細野さん、きっと運気が上がりますよ!」と秀規さん。

おぉ! 力強いお言葉!

誰しもが持つ、身につけるものを購(あがな)うなら、良いと言われるものの方がいい。商売人と買い手の気持ちいい繋がりがあって。それが一番じゃない?

  


そんな店、そんなキニナル調査でした

  


取材を終えて


 


取材から1週間後、風間さんから「落款が完成した」とのお電話をいただき、取りに伺うと・・・。

  


できました! 「細野誠治」の画数を吉数にして彫られてます!
  

ペタンと。右上から左下に向かい「細野誠治」

  
 

これでオレの運気も爆上げなのでは?
仕事倍増、金運、健康運、恋愛運もアゲてくるかと。

  


なので取材の帰り道、とりあえず宝くじ(ロト)を購入しました・・・
   

これで万が一、宝くじが見事に当選した暁には「細野が美女と札束風呂に入っている姿」を、はまれぽ.comに掲載しますので、乞うご期待を。  

  


それでは皆さま、お楽しみに。細野誠治でした

 
 

—終わり—  

取材協力

有限会社 風間印房
住所/横浜市中区小港町1丁目2
電話/045-621-3904
営業時間/平日 9:30~19:00/土日祝 10:00~19:00(不定休)
URL/http://www.kazama-inbou.com/

(銭洗弁財天)宇賀福神社
住所/鎌倉市佐助2-25-16
佐助稲荷神社
住所/鎌倉市佐助2-22-10
電話/0467-22-4711
本牧神社(本牧十二天社)
住所/横浜市中区和田山1-10
電話/045-621-7611
 



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  • 今年こそ作りに行かねばと思っております。フリーランスの身なので。

  • 早速仕事用の角印をお願いしました。気さくなオーナーさんで、色々凄いエピソードを聞かせて頂きました。今から出来てくる印鑑が楽しみです。どうか幸運が訪れますように。

  • で、どうなりましたか?(*゚∀゚)

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