ホルモンとカルビとトマト、焼きます

　

メモのとり合いの図

　
ということで牛・豚のホルモンをそれぞれオーダー。

　

牛ホルモン（650円）


豚シロ（550円）


こんがり焼き上がったよ～

　
表面に描かれる緩やかなアール。そして全体のちんまり感がたまらない！
我が子のようにじっくりと育て、ぷっくりしてきたところでいただきます。

　

ひと山越えてきた甲斐があったぜ

　
「ホルモンは噛み切れない」ってのは迷信だろ！？　一口噛むと、舌の上でとろけていく牛ホルモン。
いや、豚シロだって負けちゃいない。プリップリで噛めば噛むほど旨味が溢れ出てくるんだから。

ホルモンで感動していた万田＆山岸。次は何を食べようかなと作戦会議をしていたところに、ご機嫌な様子で声をかけてくれたのは、ご近所にお住まいの「とく」さん。広島県ご出身。

　

カープのリーグ優勝で大変ご満悦でした

　
とくさんがおすすめしてくれたのは牛味付きカルビ（1000円）。

　

厚さ、サシの具合が最高！

　
自家製のつけダレが肉の旨味を引き立ててくれる。また、卓上のタレ（こちらも自家製！）は甘めのものとみそダレがあり、カルビには前者がピッタリ。

続いては、ちょっと箸休めに焼きトマト（300円）をチョイス。

　

とっても甘くてアツアツホクホク

　
野菜はできるだけ地元の農家から仕入れている、ということで、この日のトマトも横浜生まれ。
ホイル焼きという珍しいスタイルがビジュアルと味、共に楽しませてくれる。

常連客のあたたかさに感激

　

にぎわう店内。にょろっと伸びるダクトも自家製

　
ひとしきり呑んで食べて落ち着いたところで、編集部・山岸がぼそっと一言「私、きょう誕生日なんですよ」。いやーこれは身内ながらホントにめでたい。アラサー最後の年だし。

ついついいつものクセで万田が周りのお客さんにアピールしてしまった。

　

おめでとうございます！　20代にしか見えないです！！


早くいいダンナを見つけるんだよ

　
各方面から祝福のメッセージが届き、とくさんからはカルビの差し入れまでいただいてしまった。初対面ながらも徐々に近付いていく距離感がイイですねぇ。

さらにマスターの米田さんからはジャコ玉ごはん（500円）のプレゼント。

　

マスターありがとうございます！

　
丼いっぱいに盛られたごはんが見えないほどジャコが敷き詰められている。

　

これでお値段が500円という驚きの価格


黄身をよ～く絡めて・・・


横取りしたくなるウマさ

　
ジャコの風味を黄身がマイルドに包み込んでごはんとピッタリ過ぎ。ほんのりバターが効いていて、どんどんかき込んでしまう。

しょうゆを少したらしてもOK。ここでさらなる欲望が・・・

　

カルビを乗っけて煩悩丸出し


悶絶級のウマさ

　
肉と米ってなんでこんなに仲良しなんだろう。
ウマ過ぎてカロリーとか体脂肪率とか糖質とか汗とかどうでもよくなってきた。
満腹中枢がカウントしない究極の組み合わせに出会った直後、予期せぬサプライズが。

　

そんなバナナ！？

　
ロースターの上に登場したのはバナナ。まぎれもなくあのバナナ。

同店では良いフルーツが入荷したときにサービスで提供してくれるそう。基本的には「焼き」で食べられるものを出してくれる。

　

今回はバナナをマスターが焼いてくださった


焼きバナナ完成

　
バナナを「焼く」という概念をお持ちでない方が多いかもしれない。しかし、これがいい意味で裏切られ、美味い！　トロトロアツアツ。

タイミングよくデザートもサービスでいただくことができ、ホルモン劇場はゲームセット。

ホントに大満足。ごちそうさまでした。

　

夜風が腹にしみるわ～

取材を終えて

　

ヤングなお客様への心遣いも

　
今回は片倉町駅から20分ほど歩いて同店に向かったが、これはホルモン街道を歩いてお腹をペコペコにしてから挑みたい人への推奨ルート。
横浜駅もしくは新横浜駅からバスを利用して、八反橋バス停下車というルートもありますよ！
　

―終わり―
　
取材協力

八反橋ホルモンセンター
住所／横浜市神奈川区羽沢町1802　八反橋フードセンター内1F
（バスだと横浜駅西口から、44系統「八反橋循環」、新横浜から121系統「保土ケ谷駅」129系統「鶴ヶ峰駅」・「旭硝子」行きへ乗車）
電話番号／045−370−2941
営業時間／11:30～14:00（ランチタイム）、17:00～23:30
定休日／火曜日