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横浜橋通商店街の名店「天ぷら豊野」がイセザキモールに移転! その理由とは?

ココがキニナル!

横浜橋の名店「豊野」ですが、閉店したと思っていたところ、伊勢佐木町に「豊野」を発見しました。調査してください!(ぶぶちゃん)

はまれぽ調査結果!

伊勢佐木町にオープンしたのは、横浜橋の名店「天ぷら豊野」。移転理由は、店主の地元、伊勢佐木町の空き物件への誘いがきたことと、男気によるもの。

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ライター:黒澤 陽二郎

茶目っ気たっぷり店主と移転のお話

歩き回り、カロリーを消費して午後3時ごろに再度来店。
 


天ぷらやお弁当のテイクアウトもできるようです

 
店内に入ると「ちょっと待ってねー」の声が。店主の今井龍雄(いまい・たつお)さんの手が空くのを待つ間、少し店内を物色。
 


1階はカウンター席がずらっと並ぶ


2階はテーブル席。前の店舗よりも広い印象を受ける

 
少し経つと、キッチンから「取材かぁ? 10分だけならいいよ」と冗談だとわかるように今井さんが笑いながら声をかけてくれる。
 


こちらの「豊野」の店主もユーモアに溢れた人柄だと伺える

 
こちらが質問をすれば、さまざまなことを詳しく教えてくれる今井さん。まずは、移転した経緯からお話してくださった。

現在の店舗が入る物件は、知り合いの持ちもの。以前営業していたリサイクルショップが撤退したことを機に「こっちでやらない?」と声がかかり、勢いで移転をしたのだという。
 


「本当はもう店辞めようかと思ってたんだよ。歳だしね」

 
現在65歳の今井さんは、移転の直前まで引退を考えていたというが、なぜ営業を続けようと思ったのだろうか。

「天涯孤独だからね。熱海にでも行って一人でひっそり暮らそうと思ってたの。でも仕事もしないで知り合いもいない場所にいたら、死んじゃうと思ってお店作ったの。そう書いといて!」と茶目っ気たっぷりに話す今井さん。

すると女性スタッフが「みんなの就職を考えて店やってくれてんだよ! 70代もいるからね。再就職できないでしょ」と教えてくれる。
 


和気あいあいとしていて、仲のよさが伝わる

 
「だってスタッフが15人くらいいるんだもん。みんな雇っちゃったんだからしょうがないでしょ!」と今井さん。

「まぁ、もともとは伊勢佐木町の人間だからね。地元に帰って気楽にやるかって移転を決めたんだよ」

男気を感じる。照れ隠しで本当のことを自分で言わないあたりも、男の美学を感じる。スタッフさんから愛されているのも伝わるし、家族のような存在なのかもな。
 


数ある火傷の痕は、天ぷら職人として長年厨房に立ってきた証

 
もちろんスタッフさんのためだけに続けているわけではない。

豊野の味を求めて通い続けるお客さんのためでもある。30年以上今でも通い続けるお客さんがいる。その味をずーっと守り続ける使命のようなものも感じているようだ。
 


プリッサクッの天ぷら、ずっと食べたいもんね
 

横浜市中央卸売市場で仕入れるでっかい野菜もね

 
 
 

「豊野」の天ぷらの生みの親



取材を進める中で、家族ぐるみで天ぷらを生業にしていることが分かった。

今井さんのお兄さんも以前天ぷら店を経営しており、息子さんの仕事の関係で9年前に青森県へ移り住んだが、今年になり戻ってきたそうだ。現在は阪東橋に戻り、惣菜店を始める準備をしているという。
 


そして話はあの名物マスターがいる有名店「豊野丼」との関係について

 
「あんまり言ってないんだけど、天ぷら屋を最初に始めたのはおれなんだよ。『豊野丼』の店主はうちの妹と結婚した後、うちの兄貴の店で働いてたの」

「何年かして独立したいって話になったから、『適当にやんな』って任せるようになったんだよ」と今井さん。
 


どーん、どん、どーん、と言えばの、豊野丼
 

なんと! 豊野の天ぷらの元祖は今井さんで、その味が継承され独自に発展して行ったのが豊野丼だったんですね。
 


豊野の天丼の先駆けは、今井さんなのだそうだ

 
今井さんは23歳のころから天ぷら店で働き始め、40年以上天ぷら一筋。「もう儲ける気もないし、気楽にやるだけだよ」と、今後も天ぷらとともに人生を歩むようだ。 


スタッフの皆さんと一緒にね

 
最初は「10分だけなら」と冗談を飛ばしていたが、結局1時間近く笑顔で取材に応じてくれた今井さん。40年以上もの間、天ぷら一筋で続けられる秘訣は、料理の腕はもちろん、店主の人柄にあるんだと思った。



取材を終えて



スタッフさんは口をそろえて今井さんを「すごくいい方です」「優しいです」とベタ褒め。

愛されてるんですねと伝えると「取材だから悪いところは言わないでしょ! まぁ、俺の悪いところは糖尿病くらいなんだけどね」とすかさずボケを挟む今井さん。

そんなやりとりを見ていて、こんな茶目っ気たっぷりな大人になりたいなと思った。


―終わり―
 

天ぷら豊野
住所/神奈川県横浜市中区伊勢佐木町4-108
電話番号/045-261-6254
営業時間/11:00~15:00 17:00~21:00
定休日/日曜日
 

この記事どうだった?

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  • 今、野菜の仕入れは隣にできた激安やおやさんでしているようです。今も大量に茄子買っていきましたよw

  • 旨い天ぷらをリーズナブルに食べられる店は少ないのでこういう情報は有難いですね。

  • 一番知りたいことを最後に持ってくるようなまどろっこしい構成じゃなくて、淡々とした構成でとてもよかったです。

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