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60年前の免震構造!? 山下町のシンボル、シルクセンターの耐震性に迫る

ココがキニナル!

シルクセンターはかなり古い建物なので心配だったのですが、最近になって耐震性が危ぶまれてしまったらしく、できれば残して欲しいが、最悪取り壊しかもしれないので、調べて下さい。(ホトリコさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

築60年を迎えるシルクセンターは、今後も建物を残すために耐震工事を進めている真っ最中。地下には地震の揺れを逃がす先進的構造が!?

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2018年06月04日

ライター:はまれぽ編集部

シルクセンター地下は船型の免震構造!?

60年前にシルクセンターを建設したのは建設業大手の「鹿島建設」で、建物のことを熟知していることから、今回の耐震化まで一貫して整備を行っているという。

さらに、シルクセンターの前身であり、横浜外国人居留地の最初の建物だった「英一番館」を建てたのも、鹿島建設のルーツである「鹿島組」だったのだ。
 


居留地の一号館建設は、西洋館建築技術獲得のきっかけになった

 
英一番館などの建設で技術を獲得した鹿島組は、その後日本各地で歴史に残る建築を手掛けていくことになり、現在の鹿島建設につながっているといえる。

創業期の重要な仕事だった英一番館に続き、その跡地のシルクセンター建設にも携わった同社からすれば、耐震化工事もこだわりをもって進めたいという意向があるようだ。
 


英一番館は「英一番街」の名前でシルクセンター内に名残を残している

 
実はもともと、シルクセンターは地震に強い構造。2011(平成23)年の東日本大震災でもガラスが割れただけで建物への影響は軽微だった。

その秘密は地下にあるという。影山さんによれば、「シルクセンターの地下は、地盤に長い杭を差すのではなく、船底のような構造になっています。水に浮くような構造になっているため、免震構造のように大きな揺れでも影響が少ないのです」という。
 


船底型構造のイメージ

 
そんなシルクセンターを設計したのは、神奈川県立近代美術館や新宿駅西口広場の設計で有名な坂倉準三(さかくら・じゅんぞう)氏。60年前の設計・建設時点で、地震に強い構造が採用されていたのだ。
 


見た目以上にしっかりした建物だった

 
もちろん、老朽化が進んでいる地上部分は対処が必要だが、地下2階部分は工事前から十分な耐震性が確保できていた。横浜市の調査で特に耐震性に問題ありとされたのは、後から増築された6階の庭園と建物の接続部分。こちらは工事を行うか、あるいは部分的に撤去するかの対応を検討する予定だという。
 


現在は使われていない6階の庭園部分(写真は過去記事より)

 
「当時の建物はとても頑丈に作られています。工事も進んでいるので、テナントの方や来館者の方にも安心して利用していただきたいです」と影山さん。
60年前の技術と最新の耐震化が合わされば、もしかしたら真新しいビルよりも安全な建物と言えるかもしれない。



取材を終えて

養蚕は生活に結び付く重要な文化であり、開国後の日本が外貨獲得を目指して推し進めた生糸産業は、現在の日本の礎にもなった。

過去記事でも紹介している通り、センター内のシルク博物館はそうした歴史を伝える貴重な資料が満載の施設でもある。
 


取材日は「江戸の粋とデザイン」展が開催していた(6月3日まで)

 
建築会社も「もう二度と同じ建物は作れないかもしれない」というほど貴重なシルクセンター。長い耐震化を経て、これからもこの場所で生きた歴史を伝え続ける場所でありつづけるようだ。


ー終わりー


 

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  • 「シルクセンターが建てられた昭和30年代の建物は高度経済成長期に多くが取り壊されており」この文章だと、建てた後すぐに取り壊したことになりますよ。昭和30年代は高度経済成長真っ只中です。

  • 取り壊さずに、耐震化を進めているのですね、良かった、良かった❗

  • 投稿者です。良かった~♪保土ヶ谷区役所にも「ブレース」が随分前に取り付けられていましたが、まあ、ちょっと外観に変化はあるみたいだが、建物そのものは残るのであればベリーグッドです。ちょうど、マリノスルヴァンカップ戦後に三ツ沢から開港祭に行って、一般公開には間に合わなかったがいずもを見たあとで複雑な気持ちでシルクセンターにも行ったのだが、見納めにならなくて本当に良かった。

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