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デビュー50周年! 湘南育ちの兄弟デュオ「ブレッド&バター」って、どんな人たち?前編

デビュー50周年! 湘南育ちの兄弟デュオ「ブレッド&バター」って、どんな人たち?前編

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デビュー50周年! 湘南育ちの兄弟デュオ「ブレッド&バター」って、どんな人たち?前編

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ライター:山本航

ボブ・ディランとビートルズが音楽に目覚めたきっかけ



――そういえば、幸矢さんは、パシフィックホテルでアルバイトをしたことでホテルマンを目指すようになり渡米されたということですが、どこでミュージシャンになりたいという気持ちに傾いていったんですか?

(S)それはもう、ボブ・ディランですね。彼がニューヨークへ出てきて、フォークロアセンターという場所で寝泊まりするようになったの。
で、彼がそこを離れた後、1967年に僕が同じ部屋に3ヶ月ほど寝泊まりしてたんだけど、そのディランが毎晩寝ていたベッドで僕が寝ていたというのを、そこから出て行くときに聞かされたんだ。

 
ブレッド&バター
将来を模索していた中学時代の幸矢さん(提供:岩沢幸矢さん)
 

それで、そうだったのかー! と衝撃を受けて。なにか運命的なものを感じて、そこからもう「ホテルマンになってもしょうがないや、俺は音楽の道に進もう」と決心しちゃった。
で、オヤジがいつも言っていた言葉があって。それが、「好きなように生きなさい」という言葉。だからもう、音楽しか見えなくなっちゃいましたよね。

 
ブレッド&バター
60年代の音楽フェス出演時(提供:岩沢幸矢さん)
 

――それはもう、座右の銘ですね。二弓さんは音楽を生業にしようとしたきっかけは、何だったんですか?

(F)いやー、何にも考えないで今になっちゃいましたよ(笑)。いつのまにかってやつですね。

 
ブレッド&バター
若い頃の音楽談義に話しが弾む
 

(F)まあ、東京で暮らしていたし、兄の影響もあるでしょうしね。アメリカからいろんな手に入らないレコードをたくさん送ってくれたので。でも一番は、ビートルズでしょうね。あれを聞いたら、もうその気になっちゃった(笑)

――ビートルズを初めて知ったときの衝撃ってどんなものでした?

(F)きっかけは、映画館で『ビートルズがやってくる!ヤア!ヤア!ヤア!』だったんですよ。あれを観て、こんなカッコいいことやってみたい! と思ったんですね。武道館のライブも見ました。誰かに譲ってもらったり連れてってもらったんじゃなくて、自力で抽選で当てました(笑)

 
ブレッド&バター
おとぼけキャラで場を和ます二弓さん
 

(F)前座で日本人の演奏もあったけど、当時はまだあんな風にプロになろうとも決心してなかったな。客席にも有名な人はいましたね。さっちゃん(幸矢さん)は、つきあいある人いたんじゃない? ACB(老舗の有名なライブハウス)に出入りしてたし。

 
ブレッド&バター
おふたりから、大御所との秘話がザクザク出てくる
 

(S)ああ、モップス(鈴木ヒロミツなどが在籍した人気GSグループ)とかはね。陽水(井上陽水)がモップスと仲良くて、僕は陽水と仲が良かったから。

 
ブレッド&バター
歴史的秘話を何気なく話す幸矢さん
 

――日本のポップス史の源流ですね。おふたりは50年やってこられたし、誰よりも交友関係が広いので、出会ったアーティストの方々との時系列やお互いのキャリアの長さ、年齢差などバラバラですよね。長年ご一緒することが多い、歌手の南佳孝(みなみ・よしたか)さんも、後から茅ヶ崎に越して来られたんですよね?

(S)そうですね。確か、活動休止中にカフェ・ブレッド&バター(地元の若者たちで手作りで建てたカフェとライブのショップ。以下、Cafe B&B)をやっているときに東京から近所に越してきて、たまたまカフェにやって来たお客さんだったんだよね。

 
ブレッド&バター
多くの有名人が集った伝説のカフェを語る
 

(S)ユーミンは、アルファレコードに移籍してからだね。同じプロデューサーの村井邦彦(むらい・くにひこ)さんを介して。でも、ユーミンとは1972〜73年くらいの、彼女のデビュー直後あたりで一度、共演してるんだよね。渋谷のライブハウス「ジァンジァン」で。

(F)当時からすごい人気で、会場がぎゅうぎゅう詰めの満席だったからジァンジァンのスタッフらも驚いてたね。ユーミンに誰の客だろうねと話したら、「私の」とサラッと言ってた(笑)
Cafe B&Bは2〜3回しか来てないけど、彼女もサーフィンや湘南の感じが好きだったんで、作品に反映されたり逗子マリーナのライブを続けていたり、茅ヶ崎の影響は大きかったんじゃないかな。

 
ブレッド&バター
Little Georgeでのライブシーン(©Shibata Mitsuyuki)
 
ブレッド&バター
青春時代を過ごしたカフェの話しは満面の笑みで
 



取材を終えて



昭和ののどかな田園風景が浮かぶ思い出、環境破壊によるビーチクリーン活動、そしてたくさんの大物アーティストとの交流お宝話しなど。50年の歴史が生み出した、深く広いお話しの数々。それら日本の音楽史にも残る秘話を、世間話しのようにさらっと語られる。このナチュラルさが、長きに渡って愛されてきた所以なのだろう。
そして、自分たちが育った湘南の海が汚染されていくことに真剣に立ち向かい、未来の子どもたちのために取り組む姿勢に、アーティストである以前にひとりの人間であり、茅ヶ崎で生まれ育った住民である、という凛とした生き方に強く感銘した。

次回、1月17日更新の後編では、桑田佳祐さんとの仰天秘話が飛び出したり、50年間の音楽活動でのオフコースや細野晴臣(ほその・はるおみ)さんなどとの交流、そしてスティービー・ワンダーとの友情秘話、ビージーズやB.B.KINGなど海外レジェンドの前座などなど、驚きのエピソードを語っていただく。



-終わり-
 

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