〈はまびとnext〉あざといは正義? インフルエンサー・嬉野ゆみ。その素顔に迫る【後編】

ココがキニナル!
19歳で起業し社長としてインフルエンサーマーケティング事業を展開。その会社を売却後は自らフリーランスのインフルエンサーとして活動している嬉野ゆみさん。いったいナニモノなのか、その人物像を紐解く!
ライター:はまれぽ編集部
あざといは正義
会社売却後、現在はフリーランスとして活動している嬉野さん。活動内容は、以前とそう変わらないという。
「SNSの運用とかコンサルティングとか、あと以前からの、代理店を通した仕事ですね。インフルエンサーを紹介して仲介料をいただくっていう」
前編で詳しく語った、会社としておこなっていた事業を、今は個人でやっているという形だ。それに加えて、自らもインフルエンサーとして活動している。企業のPR活動などを通して報酬を得るというものだ。
現在、インスタグラムのフォロワーは9万人に達した
そんな彼女を語る上で、外せないキーワードがひとつある。
――「あざといは正義」って、何ですか?
「ポップコーン食べますか?」
「すみません(笑)。そうですね、なんか『あざとい』って、『ずる賢い』とか『嫌な女』とか、そういうイメージがあると思うんですけど、私としては『あざとい=計算されたかわいさ』という風に思っていて」

「計算してかわいいを作るって、むしろ努力の結晶でしょ?」
人によっては反感があるかもしれないけど――。彼女はそう断った上で、さらに続ける。
「『あざとい』を楽しんでもらいたいっていう思いがあります」
そして彼女が言うには、最近、この「あざといは正義」に共感してくれる女性が多いのだという。インスタグラムのメッセージやコメントにそういった反応があるらしい。
「あざとさをどうやって出せばいいかっていう質問や、あざとさを武器にしたいっていう子からの相談に答えたりもしています」

嫌みの類を女性から言われたことは、まだ1回もないそうだ
あざとさ。
嬉野さんの最大の武器にして最大の売り文句だ。現在、彼女のフォロワーの多くは男性で、それは彼女の発する“あざとさ”が彼らの関心を引き付けているからに他ならない。
その“あざとさ”を“正義”とまで言い切る彼女の根底には、同じ女性たちに向けたエールが隠されていた。
「服装のコーディネートとかも、どんな女の子でも参考にできたり、見て楽しんでもらえるようなものを意識しています。そういった情報を発信していますし、今後、“あざとい”に特化したコンテンツも作っていきたいと思います」
インフルエンサー・嬉野ゆみのこれから

彼女は何を見て、どこに向かっていくのか――
「まずはユーチューブですね。チャンネルを開設して、“あざとい女子”になりたいとか、参考にしたいっていう女の子に向けて発信していきたいです」
すべての女性に輝いてほしい。後押しをしたい。“あざとさ”をプラスに捉え、楽しんでもらいたい――。
「あと、服とか美容に関する情報にしても、例えばファッションブランドとコラボしたり、化粧品会社とコラボしたり、そういった展開もしていきたいです」
嬉野ゆみは、“あざとさ”というアプローチで、世の中の女性にエールを送っていく――。
「あざといで世界を変えたい、くらいに思っています(笑)」
すべての女性が輝けるよう、これからも発信していく――。
「そのためにも、自分で自分を磨いて伸ばしていきます」
あくまで、今はフリーランスとして活動していきたいと彼女は語った。
そして、「ある程度、自分の力で影響力を身に付けたら」そう前置きすると――
「タレント活動もしていきたいですね。芸能事務所に入ることも考えています」
やっぱり彼女は、有名になりたいのだった。
“目立つ”ことが、大好きなのだった。
ミドルのポップコーンは、もうすっかり空になっていた。
「どうもありがとうございました!」
あどけない笑顔で彼女は挨拶すると、ミドルを後にした。
最後の別れ際、エレベーターのドアが閉まる瞬間、彼女は一瞬こちらに目を向けた。
その表情はやはり、あざとかった。
―終わり―









面白かった
面白くなかった
コメントする







