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野毛ホルモンセンターが掲げる「川崎喰い」って何?

ココがキニナル!

野毛のホルモンセンターという店の看板に、「川崎喰い」と書かれています。いったい何ですか?(チョスさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

サンチュなどの代わりに、キャベツで肉を食べるのが「川崎喰い」とのこと!

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ライター:ワカバヤシヒロアキ

珍しい食材を味わえる珍獣屋や深夜食堂の阿武茶など、変わったお店がたくさんある野毛。またしても、何やらキニナルお店が誕生したようだ。

野毛ホルモンセンターは、野毛小路と呼ばれる通りに軒を構えている。また、確かに投稿者の言うように、川崎喰いという文字も書かれていた。
 


野毛ホルモンセンターの看板


その他に、「名物!ペラペラ焼」という文字も書かれており、何とも疑問の多いお店であることは確か。早速調査してみることにした。



店の前には常連さんが!



取材したのは平日の夕方5時。まだまだ早い時間のように思えるが、野毛では既に酒盛りを始めている人も少なくない。そんな野毛の町を通って店へと向かってみると…
 


店先に先客がいた!


お客さんがビールケースをイス代わりにして、ホルモンを焼いて食べている。
せっかくなので、そんなお客さんに話を聞いてみることに。
 


店の常連さん「王子様?」さん


カメラ目線と本名はダメだという常連さん。ホルモンが美味しいからよく来ているそうで、ちょうど雨が上がったので外の方が気持ち良いのだという。川崎喰いのことももちろん御存知だそうだが、その理由までは知らないとのこと。
ますます真相がキニナルところ。



いよいよ核心へ、川崎喰いとは?



というわけで、店の中へ移動して席につくことに。
 


カウンターがメインの綺麗な店内だった


さっそく川崎喰いについて店長に伺ってみる。「川崎喰い」とはいったいどんなものなのだろう。この時点では全く想像もできない。
 


川崎喰いを教えてくれた、店長の中村さん


出てきたのはお通し(200円)の千切りキャベツ。お代わり自由だそうだが、川崎喰いにはこのキャベツが重要・・・というより、これこそが川崎喰いそのものだという。・・・いったいどういうことなんだ?
 


キャベツが出てきた!


店長の話によると、その昔川崎では肉をキャベツと一緒に食べる方法が一般的だったという。
野毛小路に複数のグループ店を持つ同店、野毛ホルモンセンターは内蔵系の肉を提供する店ということで、インパクトのある「川崎喰い」という表記をすることになったのだそうだ。

ちなみに、店の看板に書かれていた「ペラペラ焼き」というキニナル表記は、同店では焼いたホルモンのシロを辛味ダレのニラと食べることを言い、「川崎喰い」とはそれ以外の肉をキャベツで食べることを呼んでいる。




川崎喰いに挑戦!



話を聞いていたら、食べたい気持ちが抑えられなくなってきたので、さっそく「川崎喰い」を体験してみよう。
 


MIX焼(1280円)に挑戦


こちらは、その日のおすすめホルモンを見繕って出してくれるMIX焼、一人で味わって食べるにはこれだけで十分な量だ。ちなみに取材時は牛ほっぺ、ガツ、豚トロ、セセリ、カシラが入っていた。
 


よく焼いたカシラをタレに付けて・・・
 

そして、川崎喰い!


タレを付けて食べるのがオススメということで、タレがキャベツに染みるのが格別に美味しく感じられた。ホルモンの歯ごたえも硬すぎずにちょうど良く、取材を忘れてこのままずっと食べて飲んでしまいたい気持ちだ。



最後に



今は川崎駅前も随分と都市化してしまい、昔の文化がそのまま残っているところも徐々に少なくなってきている。山盛りキャベツを一緒に出す焼き肉店も少ないのでは?と店長は話す。
 


「ペラペラ焼き」も魅力的


川崎ではないけれど、川崎喰いを味わってみたい方は一度足を運んでみてはいかがだろうか。


―終わり―


◆野毛ホルモンセンター
住所/中区野毛町1-45 港興産ビル1F
電話番号/045-242-0298

営業時間/16:00~23:00(定休日:火曜日)
 

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  • 川崎食いをやっている焼肉屋は、八丁畷の『つるや』が有名ですな。キャベツ大盛を注文すると、千切りキャベツ一玉分が出てくるそうな。

  • 初めて知りました! ぜひ行ってみます!

  • 上平間と下平間の北京が千切りキャベツ焼き肉の元祖的お店だと思います。が、その二軒が現存してるかどーか、は、謎。

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