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非日常のかっこいい仕事がいろいろあると知った、はま旅Vol.104「市大医学部」編

ココがキニナル!

横浜市内全駅全下車の「はま旅」第104回は、用事がなければ降りないと思っていた「市大医学部」駅。静かで無機質な外観とは違って、日常では出会わないプロ魂のかっこいい仕事ぶりを見られる街だった。

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ライター:吉岡 まちこ

ヘリポートの訓練に釘付け

横浜新都市交通金沢シーサイドラインが海岸線に沿って直角に曲がるあたり。駅名は・・・これって単に学部名の「しだいいがくぶ」。“前”は付かない。
 


撮り忘れて戻ったことが時計でバレバレ


改札口を出て右を見ると、横浜市立大学附属病院の入口がすぐそこ。
 


駅が先にできた。横浜市立大学附属病院は駅直結


市立大学附属病院は、高度先進医療に対応する横浜市唯一の特定機能病院なので、原則的には紹介状を持っていないとかかれない。それでも改札前は人の往来が多い。健康な今の自分に深く感謝しながら今回の「はま旅」をスタート!

最初に目指したのは横浜ヘリポート。事前に電話をしたら「午前中にちょうど散水飛行訓練があるので見学もどうぞ」と許可してもらえたのだ。
 


ヘリポートは埋立地の突端。横浜市消防局航空隊と県警航空隊の共同施設


近づくと訓練はすでに始まっていた。プロペラ音に興奮し、もっと間近に聴ける場所を追って丘を駆け上がると・・・
 


遊歩道の小高い丘からヘリポートがすぐ目の前。すでに先客が
 

すごい迫力! 目の高さにヘリが! こんな距離で見られる!
 

約束の時間だ。シャッターで行き止まるのでインターホンを鳴らす


迎えてくださったのは横浜市消防局・横浜ヘリポート航空管制科の操縦士・渡邉さんだ。
 


仕事以外は高所が苦手(?)な渡邉さん。市消防局のヘリは「はまちどり1、2」の2機


荒天でない限り一日に1回は必ず訓練する。体力と技術を使うレスキュー訓練もほぼ毎日だそうだ。

「災害で年に100~120件は出動します。火災の情報収集、水難、山岳救助、病院間の転院搬送が主ですね。この間は珍しい臓器搬送もあった」そうだ。横浜のどの山で遭難!? とツッこむと、神奈川県の南半分は横浜市が応援していて、丹沢山地の救助にも年に数回飛ぶそうだ。
 


この日の散水訓練は、月1回くらいのレアな訓練
 

バケツはクラシックスタイルで、この白い水槽をヘリ胴体の底に装備するのが最新


訓練スケジュールは公表していないが、10~11時、14~15時が多いそうだ。取材当日は夜間訓練があるそうだ。

4月には約15年ぶりに新しい機体が来る! ヘリは機種ごとに免許を取り直すので、その訓練に重点を置くため、毎夏の子どもを対象にしたヘリポートフェアは、まだ開催未定だ。
 


ヘリポートの(1)~(3)は横浜市消防局、(4)~(6)は神奈川県警の航空隊
 

県警の救助訓練も同時に行われていた
 

防音のために人工的に盛られた裏山。上をずっと歩けると聞いた
 

見学を終え、もう一回遊歩道に入ることに
 

ヘリポートを見おろしながら、ちょっといい時間
 

市立大学附属病院が見える
 

分かれ道を無視し、海に見とれて歩き続けているうちに



・・・駅ははるか遠くに。それにしてもお店はコンビニしか見当たらない